日中の気温が 20 ℃を超える
初夏の気候になった
チューリッヒ州の先週末でした。
週明けの月曜日、
湖岸の街の最高気温は
27 ℃ まで上がりました。
と、思っていると、
翌日は 10 ℃以上も下がる
雨の1 日になりそうで、
気温差が大きな、
季節の変わり目の天候です。
青空が広がった週末、
花々が開花するこの季節から
10 月まで期間限定でオープンする、
チューリッヒ郊外の屋外植物園
「Botanische Garten Grüningen」
(グリューニゲン植物園)
を訪れました。
植物園というと、
温室の中に南国の植物が植えられている
イメージがありますが、
ここは広い敷地の中が庭園になっていて、
温室の外には、
世界各地の植物や季節の花々が
いっぱい咲いています。
「Zürcher Kantonalbank」
(チューリッヒ州立銀行)
が所有しているようですが、
入場料は無料。
チューリッヒ市内のあちらこちらにある
広い公園のような感覚で
立ち寄れる場所で、
ちょっとした
シークレットガーデンみたいな庭園です。
訪れた日は、
チューリップ、スイセン、
一部のマグノリア、アザレア、
そして、
ちょうど桜も満開でした。
今年は桜とのタイミングが合わず、
短期で一時帰国した日本では早過ぎて、
開花を目にすることができず…。
ちょうど日本にいた 8 日間の間に、
スイスの桜はピークを迎えていて、
戻った頃には
見頃がほぼ終了している木が多く、
双方の国で桜が咲いているのを
あまり見られていなくて、
こんな年もあるんだなぁ と、
ちょっと残念に思っていたところ、
意外な場所で思いがけず、
美しい桜が目にできました。
桜の向こうにはアルプスも見えて、
絶景〜!
日本のお花見のように、
木の下に座って
お花見することはできませんが、
木々の周りを歩いて、
ちょっとだけお花見気分を
味わえることができました。
こちらの庭園では、
マグノリアもまだ咲いていて、
蕾から咲きかけの花もありました。
私の背の高さより少し高い程度の
小ぶりな木でしたので、
木の下に入っていくと、
まるでマグノリアのトンネルを
くぐっているようで、
とっても素敵な雰囲気でした〜。
温室の方にも、珍しい植物が…。
屋外には他にも、
珍しい花や木々もいっぱい。
花と樹木に囲まれた自然豊かな庭園が広がる
美しい植物園で、
日本の植物や木々も、
いくつも見つけました。
もう少しすると、
花菖蒲なども咲くようです。
自宅から車で
20 分ほど走ったところなのですが、
家の近くにこんな素敵な場所があるなんて、
実はこの日、
近場でドライブできる場所を探していて、
google map で見つけるまで
知らなかったのです。
ですが、
アウトドア好きなスイスの人々の間では、
とても人気のある場所のようで、
園内では家族連れで
バーベキューを楽しむ人たちの姿や、
小さなお子さんのお友達を招いて、
お誕生日会を開いている
グループの姿もありました。
いけばなのクラスや、
森林浴のセッションなども
時々開催されているようです。
色々と興味深い!
夫婦共々、
お気に入りの場所になりました。
次はどんな花が見頃になっているでしょう?
また時期を少しずらして、
再訪しようと思います。
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