なるたけ遠くに逃避計画

なるたけ遠くに逃避計画

THE ULTIMATE ESCAPE PLAN

余韻、案の定、ウサギ

 

昨日のライヴ『Realise It Yourself Vol.1』の余韻に浸る。そして案の定ライヴレポは書き終わらない。今回はゆるく書こうと思ってたのに、無駄な文字を打ち込む手が止まらん!演奏前で3000文字いっちゃってる。もー フルヘッヘッヘ。Realising Mediaのご厚意でライヴ生配信のアーカイブが残tteるので、あるうちに是非観ましょう。私は記憶したセトリの再確認をさせて頂いた。記憶したというが、今回のライヴではこの記事を参考に「基礎結合法」という数字に基づくイメージと記憶を結合させる記憶術を実験がてら使ってみたのだ。身体を使う準備は出来ていなかったので、干支で。例えば、Cynicの場合、一曲目は「眠るネズミ=一曲目《Evolutionary Sleeper》」、二曲目は「軽快なドラムンベースに合わせて踊る牛=《In a Multiverse Where Atoms Sing》」といった要領で動物と映像をくっつける。それぞれのパフォーマンスが終わるたびにスマホを開いて曲順をメモし始めると、なぜか卯(ウサギ)の映像だけ出てこない。なんで?わからん。次の機会には、白いモフモフのじゃなくてロジャーラビットを想像してみよう。

 

話は変わるが、良さげなバックビートの教材を見つけたのでシェア。まだ感覚が掴めていないとはいえ過去一分かりやすい?ので、しばらくお世話になりそう。概要欄のAC/DC『Highway to Hell』にあるバックビート二曲は《Girls Got Rhythm》《Touch Too Much》かな…?うーん。

 

あたみわず

 

熱海にいました。

 

 

不動滝

 

 

MOA美術館にも行ってきた。

 

 

 

館内の常設展示は距離を置いて眺めることのできる能楽堂と黄金の茶室しかなかったとはいえ、特別展は超BIGだった。なんと尾形光琳の国宝『紅白梅図屏風』と重要文化財風神雷神図屏風』!!!とても良かった。有名な後者は物心ついたときには既に知っていたが、前者は中学校のころ美術の授業で初めて目にした。教科書で見て「地味でよくわからん!」と思い、それよりも教師が個人的に推していた田中一光の作品に惹かれたのをよく覚えている。しかし実際に対峙してみると、滅茶苦茶痺れた。これは展示順序のおかげでもある。琳派の歴史を源流の本阿弥光悦俵屋宗達から時系列順に辿っていった末、最後の最後に目玉の二作品が配置されているのだ。たらし込みで描かれた苔と輪郭線のない花弁で構成された風神雷神のシルエットを模す梅の木二本、それらに挟まれた硫化銀の光琳波。さまざまな技術の結晶!であると共に、それを理解した上で一周回って自然体で見てもカッコよすぎる!ほんとに良かった良かったアムアム(感動してヒザを食べている)。

 

あと面白かったこと

  • ガラスがほぼ反射ゼロで設置されていた。あまりにも透明すぎたので、注意書きがあったにも拘らず、みんなガンガン頭をぶつけまくっていた。
  • 色んな風神雷神モチーフの作品を観るところでびじゅチューンが流れていた。
  • 土屋禮一風神雷神は4mくらいあってまず物理的にデカく、キャンバスのほとんどを大胆に雲で覆っていて精神的にもデカかった。雷神の方の構図はウルトラマンが飛んでくるシーンから発想したらしい。

 

みーんすとりーと

 

小田原なう

 

小田原にいる


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鈴廣のかまぼこポテト、不思議


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漁港の駅のマグロ丼、普通に美味しい、〆に魚介出汁で掻き込むのが気持ちよかった


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たまたま長州小力が営業していた。伝家の宝刀「キレてないですよ」でややウケしていました。響の長友もいて、ちょっと怖かった

 

 

ありがとうと思う時間を過ごすました


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TIVOLIのみかんプリン


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そもそもプリン部分のたまごが濃厚、みかんの味も酸っぱすぎず、全体的にバランスが良くレンジの広い風味がグーグースパ

 

ゆるくいたい

 

  • 成人式のスーツをカイマンター。黒。
  • 三日後に迫るライブ。直前になって詰め込むように曲を覚えているが、なんだか良くないことをしている気もしてきた。もっと肩の力を抜いた方が…。どのバンドもハマってたわけじゃないし、それどころか最近初めて聴いたレベルのニワカなんだから、そのままニワカなりの楽しみ方をすべきだろうか。いや…それでも、貴重な機会を存分に楽しみ切りたいというもう一人の自分がいる。うーん。間を取って(?)、それぞれのバンドで目当ての一曲を決めとこうかな。ライブレポのこともそこまで意識しないようにしたい。
  • 今年のM-1、いつの間に準決勝まで決まってしまったらしい。令和ロマンちゃんと上がってて怖い。個人的にはカラタチとフースーヤが嬉しい。動画一本もチェックしてないけど、全部見るの大変だからこれくらいユルくいよう。

 

毎日おもしろいイェイ

 

  • 来週火曜に迫るプログレメタルのライブ・RIY vol.1に向けて予習をする。CynicとCyclamen、Texturesを軽く。セトリを下調べしてから頻出曲を聴いているが、野暮だとは思わない。プログレメタルはリズム構造をインストールしてからが本番。特にTexturesはNone~DEI期のMeshuggahに近い感じで掴みにくいけど、そのぶん生で聴いたら凄そう。
  • 昨今(ちょっと昔)sped upやnightcoreと共に流行している(していた?)、既存の曲を低速化してリバーブをかけるSlowed & Reverbというリミックス手法。これの源流として、DJ Screwが確立したヒップホップのいちジャンルである ”Chopped and Screwed" が存在するらしい。こちらの記事が参考になった。
  • Playboi Carti『Die Lit』、Ken Carson『A Great Chaos』はイマイチわかんなかったけど、Osamason『Flex Musix』はプロダクションがノリと噛み合っているおかげでかなり聴きやすかった。ビートとラップの距離感に曲単位の抑揚があるのもデカく、反復的でも聴き飽きない。《Baghdad》は前のめりなフロウとゴリ押し感+キラキラなビートの相性が抜群。最終盤の流れも面白い。音数が増えてこれまでにない解放感のある《Congrats》⇒強く歪んだ808ベースとワウかけたシンセ(アヤアヤアヤ)が目立つ《Pop》⇒最後にトラップから離れてインディーロック~ポストパンクの風味を取り入れた異色の《Talking 2 a Ghost》。レイジってこんなのもあるんだ~。

 

ゲーム音楽とその他の音楽

 

  • Nintendo Musicで新しく配信された『F-Zero X』(未プレイ)のサントラを聴いた。MIDI音源でもしっかりメタル。ゴリゴリのデスもある。途中でちゃんと録音されたボーカル(元気のないデスボイス)やギターが入ってきてMIDIと生音源が共存するところは、64作品にしてはかなりトリッキーで面白い。スーファミのサンプリング音源からの発展形?
  • Faith No More《RV》 、マリオの水中BGMすぎて面白い。Mike Pattonの趣味なのかと思って調べてみたら、Mr. Bungleがマリオメドレーを演奏してる動画を発見。結構ちゃんと弾いてる!カッコいい。無印地上⇒2の地下ときて、ちゃんと水中BGMも弾いている!最後はなぜか野球の有名な曲《ダッシュケイオウ》で終わるが。これは91年の映像で、《RV》は92年作『Angel Dust』に収録されていることから、意識的にフレーズを引用したのだと思われる。それにしても、Mr. Bungleがゲーム音楽をカバーしてたなんて。その奇怪な音楽性からして意外ではないものの、時代を考えるとかなり衝撃。すごい。