まず「自己流で大掃除してしまっているけど、この掃除方法でいいのか気になっている場所はありますか?」と質問したところ、回答は、次のようになりました。
(複数回答)
ガンコな油汚れが気になる「レンジフード・換気扇」の掃除が、一番気になっている人が多いという結果に。
ホコリのたまりやすいパーツが多く、内部の汚れが気になる「エアコン」も、自己流の大掃除だけでは不安な人が多いようです。
「キッチン」、「浴室・洗面所」、「トイレ」などの水まわりも確かに気になりますよね。その一方で、「特にない」という人も2割以上いることが分かりました。
続いては場所別に、みなさんの「自己流の掃除方法」と、掃除方法をグレードアップするコツをご紹介していきましょう。
「新聞紙を大量に使う」(44歳/女性)という意見が見られましたが、掃除自体に使うよりも、洗剤がコンロや床に落ちないよう新聞紙で覆う使い方が定番です。羽根などのパーツを新聞紙の上に置き、重曹水(ぬるま湯100mlに重曹小さじ1杯を溶かす)や洗剤を吹き付けてつけ置きするといった使い方もできます。
「フィルターを、はずして、たわしで洗う」(43歳/女性)。この方法でもきれいにはなるのですが、固いたわしでゴシゴシこすると傷がついてしまうことも。まずはつけ置きなどで汚れそのものを落ちやすくしたり、歯ブラシやスポンジなどの比較的柔らかい道具を使って洗ってみましょう。
「雑巾で拭くだけ」(27歳/男性)、「普通の拭き掃除」(36歳/女性)という方も多かったエアコン。
「フィルターの部分をはずして水でぬらしながら歯ブラシでこすってホコリを取る」(26歳/女性)。
このように、いきなり水拭きをしたり、水をかけてぬらしてしまうと、ホコリが水を吸って固まってしまいます。
まずは外したフィルターの“表側から”掃除機をかけ、ホコリを吸い取りましょう。その後、シャワーなどでフィルターの“裏側から”水をかけ、水圧で残ったホコリを流します。このときに、使い古しの歯ブラシなどでこするのがオススメです。洗い終わったら、水気を切って陰干ししましょう。
掃除する場所に関係なく多かったのは、「よく汚れの取れる洗剤を調べて、使っています」(25歳/女性)といった“洗剤を使う”派と、「普通に水拭き」(36歳/男性)という“拭き掃除”派。
ここでご紹介したようなちょっとした工夫で、自己流の掃除はもっとグレードアップできるかもしれません。
また、プロの技を間近で見られるハウスクリーニングサービスは、そのちょっとした工夫を学び、掃除方法を全体的にグレードアップするためにもオススメです。
洗剤頼みだったり、ただの拭き掃除だけの大掃除を卒業して、自己流の掃除でもピカピカの家を手に入れましょう!
文/丸田カヨコ