濡れた傘の放置はNG! ニオイ・カビを回避する傘のお手入れ方法は? | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト
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梅雨の悩み、カビ・じめじめ撃退
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2014年6月24日 (火)

濡れた傘の放置はNG! ニオイ・カビを回避する傘のお手入れ方法は?

写真: iStock / thinkstock
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梅雨の時期、外出時には手放せない傘。雨に降られて帰宅した後、濡れた傘を玄関に放ったままにしてはいないだろうか? そういった傘は次第にカビやニオイの元となり、家の顔ともいわれる玄関を不快な場所にしかねない……!?

「その不快な臭いはいわゆる生乾き臭で、洗濯物と同じく、雑菌(汚れ)がついたうえに濡れた状態で放置していると、雑菌の増殖で臭ってしまいます。さらに傘をたくさんためてしまっていると通気性が悪くなり、ますます臭いやカビのリスクがアップしますよ。収納スペースもムダにしてしまうし、反エコ的です!」

そう話すのはAll About「家事」ガイドの、家事アドバイザー毎田祥子さん。今回は毎田さんに、自分でもできる傘のお手入れ方法について伺ってみた。

「忙しくても、しっかり乾かすことが肝心です。傘を開いた状態で置いておく。できればその前に、雑巾などの布で水分を拭いてください」

基本はしっかりと乾かすこと。ついついほったらかしにしてしまいがちだが、部屋の中でも雨をふき取り、一晩開いておけば、カビやニオイを回避できそうだ。
では、ニオイだけでなく、傘が汚れてきてしまった場合は、どのようなケア方法があるのだろうか? 毎田さんにポイントをまとめていただいた。

・お風呂場などで傘を広げ、上から水をかけ、薄めた中性洗剤をつけ布でそっとなでるように優しく洗い、最後に洗剤を流す。
・風通しの良い所で開いて陰干しにする。日に当てると色落ちや黄ばみの原因になってしまうので気を付ける。

このひと手間をかけるか、かけないかで、お気に入りの傘を長く使えるかどうか違ってくるわけだ。また、玄関を清潔に保つことにもつながる。ちなみに、傘のケアは骨が錆びることを避けるため、早く乾きやすい晴れた日を選ぶのがいいそう。

最後に、ついついビニール傘をためてしまう人に向けてアドバイスをいただいた。

「おそらく、破れていないので捨てられもせず増えてしまうのだと思います。だから今できることは、これ以上増やさないこと。折り畳み傘も軽くて小型の物がたくさんあります。“買えばいい”という選択肢を捨ててみたら、家の中も気持ちも、すっきりするかもしれませんよ」

手軽に買える傘ではあるが、お気に入りの長傘と折り畳み傘を一本ずつ用意してみてはどうだろう。上記の方法により大切に使えば、憂鬱な梅雨時期でもすっきりと過ごせそうだ。

●取材協力
家事アドバイザー 毎田祥子
http://allabout.co.jp/gm/gp/4/
https://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2015/05/889b28f3adbb0a611090654eeba9bc9d.jpg
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