ブランドコンセプト 2024 - 野球用品の総合メーカー「シュアプレイ(SUREPLAY)」

無限の未来への一歩

ブランド設立70年を超えるシュアプレイは多くのトッププロから愛され、
初めて野球に触れる子ども達へ「楽しさ」を伝えるサポートをしてまいりました。

「堅実なプレイ、自信あるプレイ」を生み出すギアを目指し、
クラフトマンと長い年月をかけ、今もなお品質を磨いています。
ハンドメイドによるギアは作り手の想いや温もりが溢れており、
そして“ 良いものを大切に、長く使う”という、
サステイナブルの価値観を大切にしています。
使い続ける事で生まれる経年変化と深い味わいが、
“使い続ける喜びと育てる楽しみ”を与えてくれます。

これからも妥協することなく、
シュアプレイは日々進化し続けます。

SUREPLAY × MAKI

僕にとって、バットは唯一無二の“相棒”です。グローブやスパイク、ヘルメット、レガースなど、野球をするうえで必要な道具はたくさんありますが、やはり自分は『バットマン』として、チームの勝利に貢献したいという思いがとても強いです。

シュアプレイのバットは、学生時代から使っており、共に成長してきた、文字通り“相棒”と言える存在です。【SUREPLAY】の名の通り、自分の希望を忠実に再現してくれる『確かさ』。長いシーズン中、微妙に変わるコンディション、言葉にしづらいその感覚を具現化してくれる。『感覚』を『型』にしてくれるのが、シュアプレイ。その『確かさ』に裏付けられた商品は、間違いなく信用できると思います。ギアに迷っている方がいらっしゃるなら、まずシュアプレイを触って欲しいし、相談して欲しいです。必ず、自分が求めている『感覚』を手に入れる事ができると思います。

Review & Goals

2023年は、いつか振り返ったとしても「特別な一年」と言えるほど、本当にいろんな経験ができた一年でした。WBCに始まり、レギュラーシーズン、そしてCSを経てAPBCまで、本当に長いシーズンでしたが、それ以上に充実した一年。国際試合、短期決戦、レギュラーシーズンでは、それぞれに戦い方や心の持ち方、コンディションの整え方も違い、コントロールが難しかったのですが、すべてが財産となる貴重な経験でした。多くの超一流選手との出会いと交流で得たものも多く、技術面はもちろん、ギアに対するこだわりも千差万別で興味深かったです。いい事がたくさんあった反面、レギュラーシーズンで優勝できなかった事は、本当に悔しかったです。

2024年の目標は、2年連続の打点王。そしてリーグ優勝と日本一。自分が打点を積み上げる事で、優勝につながると信じています。

牧 秀悟
横浜DeNAベイスターズ

出身地 長野県
生年月日 1998年4月21日
身長 178cm
体重 95kg
血液型 O
投打 右投げ・右打ち
経歴 松本第一高 – 中央大

2023 WBC 野球日本代表 侍ジャパン

2023 APBC 野球日本代表 侍ジャパン

2023 セ・リーグシーズン記録
143試合
打率 0.293
安打 164本
本塁打 29本
打点 103打点
OPS 0.867
2023 セ・リーグ表彰
・最多安打者賞
・最多打点者賞
・月間MVP 2023年8月度
(2022年5月以来3度目)
・ベストナイン
(2022年に続き2度目)
[インタビュー]

森崎寛樹

SUREPLAY バットマイスター

“感覚”を“型”として作り上げていく。
それはやはり、人間の目と手でしか
成しえないんですよ。

section O1

牧選手との出会い

牧選手と出会ったのは、彼が大学1年生のときでした。最初に出会ったとき、彼はこんな言葉を言いました。「グラム数と長さが同じなら、バットはなんでもいいんですよね」良くも悪くも、彼は「鈍感力」の極みだったのかもしれない。<弘法筆を選ばず>という言葉もあるけれど、プロの世界で活躍したいなら、バットにはこだわれ。そう説得して、彼とのバット作りが始まりました。試合中継の映像や実際のスイング画像をこまめに解析し、ヘッドの位置、グリップの太さ、ヘッド形状、重さなど、本人と意見を交わしながら微調整を繰り返し、大学3年時に現在の型にたどり着いたのです。そして時同じくて牧選手は、大学日本代表の4番を打ち、リーグ最高殊勲選手に輝きました。

section O2

バット職人の技術

バットを調整していくときに、選手の方から、「グリップを1mm細くしてほしい」とか、「芯を5mmヘッド側にしてほしい」とか、そんな答えがわかっているような要望をもらうことはまず無いんです。「もう少ししっかり握る感覚がほしい」「振り抜きがしっくりこない」頂く要望は、このような超感覚的な言葉がほとんどです。もっと言えば、要望すら無いけど、自分で感覚を察してさらに精度を上げていく。選手自身ですら気づいていない、言葉にならない違和感に気づくこと。それこそ、擦り切れるまで動画を見直して、改善点を見つける。削ることはそんなに難しいものでは無い。どこをどう削れば、この選手の理想に近づけるか、つまり“感覚” “違和感”に気づく能力と、その解決方法を“型(カタチ)”としてアウトプットする能力こそが、バット職人の技術と言えるものなんだと思います。

section O3

SUREPLAY 牧モデルの特長

牧選手の型は、正直万人受けするバットです。ミドルトップバランスで振りぬきやすく、グリップもエンド直前までフレアを抑え、ヘッドが返りやすい。いわゆる「素直なバット」ですよ。よく、あれだけ活躍してる選手のバットなんだから、きっとクセのあるバットなんですよね? と言われるんですが、そんなことは無いんです。初級者~中級者でも使いこなせる、オーソドックスなバットと言えると思います。さらに「Glass Fiber Series」は、グリップ部にグラスファイバーフィルムを特殊技術でコーティングしており、従来のバットの1.5倍の強度を実現。使いやすさと耐久性を併せ持ったバットなので、ぜひ一度手に取っていただきたいです。

MORISAKI HIROKI

1962年6月8日生まれ、61歳。大阪府出身。中学1年から軟式野球部で野球を始め、大鉄高(現 阪南大高)では投手としてプレー。龍谷大2年時に外野手に転向した。
卒業後、住宅の内装具材メーカーに就職。28歳で独立し住宅関連事業に携わった後、2001年からバット製作を開始。現在はアマチュア野球を中心に用具のサポートを行う。