MacでVoiceOverを学習する/練習する
MacのVoiceOverチュートリアルを使って、VoiceOverの基本を学習し、重要なVoiceOverコマンドを練習します。
VoiceOverの使用時にヘルプを利用することもできます。VoiceOverで、押しているキーまたはコマンドを読み上げたり、コマンドを検索したり、VoiceOverのサウンドエフェクトを学んだりできます。
注記: VOは、ほかのキーと一緒に押してVoiceOverコマンドを入力するVoiceOver修飾キーを表します。デフォルトでは、ControlキーとOptionキーを一緒に押すか、Caps Lockキーを押すだけです。
インタラクティブなチュートリアルを使ってVoiceOverを学習する/練習する
インタラクティブなVoiceOverチュートリアルで、VoiceOverの基本操作を学び、重要なコマンドを練習できます。チュートリアルを開くには、以下のいずれかの操作を行います:
VoiceOverがオンの状態で、VO+Fn+Command+F8キーを押します。
アップルメニュー >「システム設定」と選択し、サイドバーで(必要であれば下にスクロールして)「アクセシビリティ」 をクリックします。「VoiceOver」をクリックしてから、「VoiceOverチュートリアルを開く」をクリックします。
押したキーとコマンドを読み上げる
キーボードヘルプを使うと、キーやVoiceOverのキーの組み合わせを安全に試してみることができます。テキストを入力したりコマンドを実行したりしなくても、押しているキーまたはコマンドが読み上げられます。VoiceOverが有効になっているときに、以下の操作を行います:
キーボードヘルプを開始/停止するには、VO+Kキーを押します。
キーを押すとその名前が読み上げられ、VOと1つ以上のその他のキーを押すと、そのキーの組み合わせのVoiceOverコマンドが読み上げられます。
その他の方法(テンキーのキー、Optionキー、トラックパッドジェスチャ、クイックナビ、点字ディスプレイなど)を使ってVoiceOverを操作したい場合は、キーボードヘルプを使うこともできます。キーボードヘルプを使用しているときに、その他の作業でキーボード、トラックパッド、または点字ディスプレイを使用することはできません。
VoiceOverコマンドを探す
VoiceOverコマンドの名前は分かっているけれども、どのキーを押したらいいかが思い出せない場合は、コマンドヘルプを使ってコマンドを探してから、それをVoiceOverカーソル内の現在の項目に適用します。
VoiceOverがオンの状態で、VO+H+Hキーを押してコマンドヘルプを開きます。
コマンド名を入力していくと、入力した文字が含まれるものだけにメニューのコマンドが絞り込まれていきます。
矢印キーを使用してメニュー内を移動し、目的のコマンドが読み上げられたところで放します。すべてのコマンドを再度一覧表示するには、Deleteキーを押します。
目的のコマンドが読み上げられたら、Returnキーまたはスペースバーを押してVoiceOverカーソル内の項目にコマンドを適用します。
その他の方法(テンキーのキー、Optionキー、トラックパッドジェスチャ、クイックナビ、点字ディスプレイなど)を使ってVoiceOverを操作したい場合は、コマンドヘルプを使うことができます。
画面上の項目に関する詳しい情報を確認する
VoiceOverがオンのときに、複数の方法でVoiceOverカーソル内の項目の詳細を確認できます。以下のいずれかの操作を行います:
項目の説明を読み上げる: VO+Fn+F3キーを押します。サウンドエフェクトが聞こえる場合は、カーソルが空白の領域の上にあることを示します。
項目のヘルプタグを読み上げる: VO+Shift+Hキーを押します。項目にヘルプタグがない場合は、そのように通知されます。
項目の使いかたを読み上げる: VO+Shift+Nキーを押します。
項目の詳しい情報を読み上げる(使用可能な場合): VO+Command+スラッシュキーを押します。
VoiceOverのサウンドエフェクトについて学習する
VoiceOverでは、イベント(例: ウインドウが開いた)と場所(例: 特定の方向にコンテンツがなくなったとき)を通知するために固有のさまざまなサウンドエフェクトが使用されます。VoiceOverのサウンドエフェクトは、「サウンドヘルプ」メニューで学習できます。
VoiceOverがオンのときに、VO+Hキーを押して「VoiceOverヘルプ」メニューを開きます。
矢印キーを使用して「サウンドヘルプ」メニューに移動してから、Returnキーまたはスペースバーを押します。
矢印キーを使用してサウンドのリスト内を移動し、それぞれのサウンドの意味を学びます。
このガイドをBraille Ready Formatでダウンロードする: BRF(英語)