Macでアクセシビリティの「キーボード」設定を変更する
Macのアクセシビリティの「キーボード」設定で、フルキーボードアクセスを有効にしてキーボードだけでMac内での移動やMacの操作をしたり、フルキーボードアクセスのカーソルの外観を変更したり、複合キーやスローキーのオプションを有効にして設定したり、アクセシビリティキーボード（物理キーボードを使わずに入力や操作ができる画面上のキーボード）を使用するためのオプションを有効にして設定したりします。アクセシビリティキーボードを使用する方法についてはこちら。
これらの設定を変更するには、アップルメニュー 
をクリックしてから、右側の「キーボード」をクリックします。（下にスクロールする必要がある場合があります。）
オプション | 説明 |
|---|---|
フルキーボードアクセス | フルキーボードアクセスをオンにして、Tabキーやその他のキーを使って画面内で移動します。 カスタマイズするには、
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キーボード設定 | 追加のキーボードショートカット、キーボードとファンクションキーのオプションなどを設定します。「キーボード」設定を参照してください。 |
複合キー | 修飾キーのすべてを同時に押す代わりに、1つずつ順番に押します。例えば、Option＋Command＋F5というキーの組み合わせを、各キーを順番に押して入力します。 カスタマイズするには、
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スローキー | キーを押してから画面上のキーがアクティブになるまでの時間の間隔を調整します。 カスタマイズするには、
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アクセシビリティキーボード | アクセシビリティキーボードを表示して使用します。
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パネルエディタ | パネルエディタを使用して、アクセシビリティキーボードで利用できるカスタムパネルを作成します。 |
をクリックします:「アクセシビリティキーボード」の「一般」のオプション
アクセシビリティキーボードを使用するための「一般」のオプションを設定します。
オプション | 説明 |
|---|---|
外観 | キーボードをライトまたはダークの外観モードで表示します。 この設定は、Macで使用するライトまたはダークの外観モードとは別に機能します。 |
操作がなければパネルをフェード | 操作がない状態で指定の時間が経過すると、キーボードが指定された割合でフェードされます（割合が低くなるとキーボードがよりはっきりと表示され、割合が高くなると見にくくなり、100% で非表示になります）。キーボードを再び完全に表示するには、フェードしたキーボードの上にポインタを移動させるか、非表示の場合はポインタを動かします。 このオプションは、映画を鑑賞する場合など、しばらくキーボードが必要ない場合や、キーボードで隠れているデスクトップの一部を表示させたい場合に便利です。 |
キー操作および滞留アクションでサウンドを再生 | キーボードでキーを選択したとき、または滞留アクションが実行されたときにサウンドを再生します。（Capsキーを選択すると、このオプションが選択されていなくてもサウンドが再生されます。） |
キーを入力する操作 | 入力が実行されるか、マウスの上方向または下方向のアクションが実行されるかを選択します。 |
右クリックを使用してキーを選択 | マウスまたはトラックパッドの左クリックまたは右クリックを使用して、キーボードのキーを選択します。 |
スペースを自動的に挿入/削除 | テキスト入力時に、アクセシビリティキーボードがスペースを制御します。例えば、ピリオド（文の終わり）の後の文字を、文脈に基づいて自動的に大文字にします。 |
文頭を自動的に大文字にする | テキスト入力時に、アクセシビリティキーボードが文頭の大文字化を制御します。例えば、ピリオド（文の終わり）の後の文字を、文脈に基づいて自動的に大文字にします。 |
「アクセシビリティキーボード」の「滞留コーナー」のオプション
アクセシビリティキーボードで滞留コーナーを使用するためのオプションを設定します。
オプション | 説明 |
|---|---|
滞留コーナー | ポインタを画面のコーナーに置いたときに実行するアクション。「左クリック」などのアクションを選択します。 |
“ホームパネルを表示/非表示”を作動させた滞留コーナーの位置にパネルを表示 | 滞留コーナーを使用してアクセシビリティキーボードまたはカスタムパネルを表示または非表示にする場合、キーボードまたはパネルを滞留コーナーに移動させます。 キーボードまたはパネルを滞留コーナーに移動させない場合は、このオプションをオフにします。 |
「アクセシビリティキーボード」の「滞留」のオプション
滞留アクションメニューを表示するタイミング、ポインタを項目の上に移動したときに実行するアクション、ポインタを項目の上で静止させる時間などを指定するためのオプションを設定します。
オプション | 説明 |
|---|---|
滞留アクションツールバーをパネルで使用可能にする | アクセシビリティキーボードやカスタムパネルでツールバーを利用できるようにします。 |
メニューバーに滞留アクションを表示 | メニューバーに滞留アクションの状況メニューを表示します。 |
メニューエクストラに常に滞留 | メニューバーの右側で項目を選択するとき、滞留が一時停止されている場合でも、常に滞留を使用します。 メニューバーエクストラで滞留を使用するとき、デフォルトのアクションは左クリックです。 |
パネル内で常に滞留 | アクセシビリティキーボードとカスタムパネルで項目を選択するとき、滞留が一時停止されている場合でも、常に滞留を使用します。 パネルで滞留を使用するとき、デフォルトのアクションは左クリックです。 |
滞留カラー | 滞留ポインタが表示されるときの滞留ポインタ |
ズーム機能を有効にする | 指定した時間、ポインタが待機状態だった場合、ズームウインドウを表示します。ウインドウでは、ポインタを移動した領域とポインタが拡大されます。 ズームウインドウのサイズはピクチャインピクチャのズーム機能で設定したサイズに対応します。設定を変更するには、画面上の項目を拡大するを参照してください。 注記: アクセシビリティの「ズーム機能」設定でほかのオプションを変更しないでください。滞留のズームウインドウが無効になることがあります。 |
滞留時間インジケータを非表示 | 滞留使用中に滞留ポインタ |
デフォルトの滞留アクション | ポインタを項目の上に移動したときに実行するデフォルトアクション（右クリック、スクロールメニューの表示、項目のドラッグ&ドロップなど）を選択します。または、オプションメニューを表示するようにして、その都度アクションを切り替えます。 メニューバーに滞留の状況メニューが表示されている場合は、そこからもアクションを選択できます。 |
左クリックに自動的に戻す | 実行するアクションを選択した後、次に実行されるアクションが必ず左クリックになるようにします。 このオプションは、実行時の左クリック回数が他のアクションより多くなる場合に便利です。 |
デフォルトの滞留時間 | 画面の項目にポインタを移動してから、アクションが実行されるまでの時間です。 |
パネルの滞留時間 | パネルの項目にポインタを移動してから、左クリックアクションが実行されるまでの時間です。 |
滞留時の動きの許容範囲 | ポインタの移動距離がこのピクセル数以下であれば、項目上に滞留していると見なされます。移動距離がこの値を超えると、カウントダウンが再開されます。 |
アクションのあとの動きの許容範囲 | アクションの実行後に、新しいカウントダウンを開始するために移動する必要がある距離（ピクセル単位）です。 |
のカラー（緑色など）を選択します。
およびカウントダウンを非表示にします。「アクセシビリティのショートカット」パネルを使ってフルキーボードアクセス、複合キー、スローキー、またはアクセシビリティキーボードのオン/オフを素早く切り替えるには、Option＋Command＋F5キーを押します（または、お使いのMacまたはMagic KeyboardにTouch IDがある場合は、Touch IDを素早く3回押します）。
このパネルで選択できるオプションを指定するには、アップルメニュー をクリックしてから、右側の「ショートカット」をクリックします。（下にスクロールする必要がある場合があります。）