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令和2年『更別村地域交通実証運行』による交通体系等の強化に向けた取組
更別村では、今後も日本一の畑作地帯として発展していくために、各種農業課題解決のための先端技術を実装し、農業を若年層にも魅力ある産業、新たなテクノロジー産業を生み出す契機としていくほか、ICTを活用した公共交通体系等も強化し、住民の利便性向上を図り、移住・定住に繋げていく取組を進めています。
中でも、公共交通体系の強化に向けては、令和元年度はアンケート調査等の実施、令和元年12月3日〜27日にかけて「農村地域予約運行型タクシー実証運行、市街地村民バスの増便による実証運行、実証運行の空き時間を活用した通常タクシーの実証運行を実施。さらにスマート定住化計画の策定や交通予約等アプリの基本設計書を作成するなど様々な取組を実施しました。
令和元年度のアンケート結果はこちら
令和2年度は昨年度実施した第1回目の実証実験結果を踏まえ、修正した内容で再度実施。令和2年9月29日~10月23日に「農村地域予約運行型タクシー」と「更別市街地村民バス」を運行、スマートフォン等活用したシステム(タクシー予約、バス・タクシーの現在位置の把握等が可能)も導入して実証実験を行いました。
こうした実証運行の結果や村民のニーズ等を踏まえ、次世代のICTを活用した公共交通体系の形成に向け引き続き取り組んでまいります。