research
ICT活用による健康づくり・見守りシステム導入プロジェクトがスタート
南十勝・更別村が進めるSUPER VILLAGE PROJECTの一つの柱でもある医療・健康増進対策スマート化プロジェクトの一環である『地域包括ケアシステムの進化と深化×ICTコミュニティづくりの推進構想』において、ウェラブルウォッチなどによるICTを活用し、村民の健康やライフスタイルを維持しながら生活できる仕組みの構築などについての調査研究がスタートしました。
公立大学法人奈良県立医科大学の梅田智広 MBT研究所 教授をプロジェクトのパートナーとしてお迎えし、2020年10月から『ICTを活用した健康・見守りサポート事業』がスタートします。
それに向けて、梅田先生に更別村へお越しいただき、今後のプロジェクトの進め方や使用機器などについて担当職員がレクチャーを受け、その後、更別村内の福祉関連施設を視察いただき、今後の事業概要について各施設の担当者に説明するとともに、現状についてのヒアリングも行いました。
当日は、北海道総合研究調査会[HIT]の五十嵐智嘉子理事長と佐藤栄一特別研究員、そして奈良県の医療法人友愛会の沢田泉理事長にもご同席いただき、いろいろ貴重なご意見をいただきました。
9月30日には、事業の主旨と機器の操作説明会を開催しました。参加者は15名で、なかには80代でスマホデビューする方もおり、楽しみながら健康づくりに取り組まれています。なお実証事業の期間は1月末までで、3月には結果報告会を開催する予定です。