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小林一茶宗匠孫ニアタル人こんな短冊を見つけた。 聞たかる耳には ちかしほとゝきす 署名が読めない。⬜︎介碓?[[楚・勢]?可雄 とのご教示いただきました] 字は慣れた感じではあるが、これだけなら買わなかった。裏面の書き入れが決め手。 信州/小林一茶宗匠孫ニアタル人 改めて一茶のウィキペディアを開いてみたら、非常に詳しい記述があった。ズーッとスクロールして行くと孫のことも書かれている。一茶の三人目の妻やをとの間にやたが生まれて小林家の跡取りとなっている。一茶は文政十年十一月(西暦1828年1月5日)に六十五で亡くなったのだが、その歿後の文政十一年(1828)四月にやたは生まれている。 そして、嘉永元年(1848年)頃、やたは丸山宇吉(小林弥五兵衛と改名)を婿に取り三男一女を産む……とここまではウィキ情報。ただし孫の名前は書かれていない。検索するとこんな記事があった。 今も柏原に暮らす小林一茶の子孫とは|一人娘が引き継いだ小林家 これによれば、やた〜弥三郎〜弥太郎〜重信〜弥寿保〜重弥……というふうに一茶の血脈は現在まで続いているそうである。家を継いだ孫は弥三郎となる。ただしやたには他に男子が二人女子一人いたはずだから、孫というだけでは弥三郎とは断定しにくい。弥太郎(一茶の本名でもありひ孫の名でもある)が嫡男の通名だったとすれば弥三郎は三男? いずれにせよ、1848の結婚で生まれた子供なら、この短冊は明治末頃のものと考えてもいいかもしれないし、もう少し後かもしれない。いま少し情報が欲しいところ。
by sumus2018
| 2024-06-29 20:51
| コレクション
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Comments(2)
Commented
at 2024-07-03 12:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
sumus2018 at 2024-07-03 14:51
楚はあるかなと思ってました、可ですかね、やはり。なるほど、雄ですか。有り難うございます。
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