小林一茶宗匠孫ニアタル人 : daily-sumus3
人気ブログランキング | 話題のタグを見る

古書を温ねて新きを知る
by sumus2018
カテゴリ
全体
ジャケ買い
古書日録
おすすめ本棚
もよおしいろいろ
林哲夫の仕事
コレクション
喫茶店の時代
アートワーク
美術資料
関西の出版
おととこゑ
未分類
以前の記事
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 04月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
お気に入りブログ
最新のコメント
擡の字も違ってました! ..
by sumus2018 at 07:45
たしかにおっしゃる通りです。
by sumus2018 at 20:38
魚尾のところ、国家図書館..
by DiT at 19:14
内科画廊も記念碑的な場所..
by sumus2018 at 10:13
地図にある「内科画廊」の..
by 鈴木春樹 at 10:34
お読みいただき有り難うご..
by sumus2018 at 12:39
こんにちは。ブログは難し..
by 828summer at 12:11
人気があったと聞いていま..
by sumus2018 at 10:34
「新生」第一輯~第五輯、..
by Kyo at 22:44
高円寺展、もうずいぶん前..
by sumus2018 at 20:57
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
茉莉花 第四十二輯
at 2024-11-07 16:19
高円寺と風雪
at 2024-11-04 19:13
戦前モダニズム出版社探検
at 2024-11-02 16:40
カソリック教会教義解説
at 2024-11-01 20:01
第48回秋の古本まつり
at 2024-10-31 20:43
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


小林一茶宗匠孫ニアタル人

小林一茶宗匠孫ニアタル人_e0412269_20443165.jpg

こんな短冊を見つけた。

  聞たかる耳には
    ちかしほとゝきす

署名が読めない。⬜︎介碓?[[楚・勢]?可雄 とのご教示いただきました] 字は慣れた感じではあるが、これだけなら買わなかった。裏面の書き入れが決め手。

  信州/小林一茶宗匠孫ニアタル人

小林一茶宗匠孫ニアタル人_e0412269_20443473.jpg

改めて一茶のウィキペディアを開いてみたら、非常に詳しい記述があった。ズーッとスクロールして行くと孫のことも書かれている。一茶の三人目の妻やをとの間にやたが生まれて小林家の跡取りとなっている。一茶は文政十年十一月(西暦1828年1月5日)に六十五で亡くなったのだが、その歿後の文政十一年(1828)四月にやたは生まれている。

そして、嘉永元年(1848年)頃、やたは丸山宇吉(小林弥五兵衛と改名)を婿に取り三男一女を産む……とここまではウィキ情報。ただし孫の名前は書かれていない。検索するとこんな記事があった。

今も柏原に暮らす小林一茶の子孫とは|一人娘が引き継いだ小林家

これによれば、やた〜弥三郎〜弥太郎〜重信〜弥寿保〜重弥……というふうに一茶の血脈は現在まで続いているそうである。家を継いだ孫は弥三郎となる。ただしやたには他に男子が二人女子一人いたはずだから、孫というだけでは弥三郎とは断定しにくい。弥太郎(一茶の本名でもありひ孫の名でもある)が嫡男の通名だったとすれば弥三郎は三男? いずれにせよ、1848の結婚で生まれた子供なら、この短冊は明治末頃のものと考えてもいいかもしれないし、もう少し後かもしれない。いま少し情報が欲しいところ。

by sumus2018 | 2024-06-29 20:51 | コレクション | Comments(2)
Commented at 2024-07-03 12:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sumus2018 at 2024-07-03 14:51
楚はあるかなと思ってました、可ですかね、やはり。なるほど、雄ですか。有り難うございます。
<< 『古本倶楽部』第1号 「SIESTE」第3号発売! >>