二代の電お光 : daily-sumus2
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林哲夫の文画な日々2
by sumus2013


二代の電お光

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下鴨での嬉しい発見はこの二冊だった。榎本法令館の赤本『二代の電お光』上下。ともに明治三十八年二月二十日の発行。だいたい、タイトルが表紙では、見ての通り『二代目電お光』。巻頭内題が『驚くべき近世の女賊/二代の電お光』。そして奥書きのタイトルが『二代の電お光』である。「電お光」は「いなづまおみつ」と読ませる。

法令館/榎本法令館


『いなづまおみつ』は榎本の最初期の出版物だったようだ。本書はその再版か別ヴァージョンであろう。表紙画のサインは「景舟」?と読めるようだが、この号だけでは、誰なのか分からない・・・(ご教示を)。

19050220a 驚くべき近世の女賊 二代の電お光 上編
編輯発行印刷者 榎本松之助 大阪市南区松屋町三十九番邸
法令館本店 大阪市松屋町通末吉橋筋北へ入
法令館支店 東京市下谷区仲徒士町四ノ十二
203mm×145mm 表紙共10pp 

19050220b 驚くべき近世の女賊 二代の電お光 下編
編輯発行印刷者 榎本松之助 大阪市南区松屋町三十九番邸
法令館本店 大阪市松屋町通末吉橋筋北へ入
法令館支店 東京市下谷区仲徒士町四ノ十二
208mm×148mm 表紙共10pp  


by sumus2013 | 2019-08-13 20:37 | 関西の出版社 | Comments(2)
Commented by 神保町のオタ at 2019-08-14 17:44 x
明日(15日)の納涼古本まつりは中止になりましたね(´・_・`)
Commented by sumus2013 at 2019-08-15 07:54
台風での中止、以前もありましたね。あの時は中止を知らず、出かけてしまいました・・・・
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