アユありがとう。 : Joyful Life with Sumire, Anzu, Shun, Ayu and Kurumi!
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アユありがとう。
こんな日がいつかは来るんだ・・・なんて思っていましたが、現実に直面すると正直とってもつらいです。

5月16日11時30にアユが静かに天使になりました。17歳7カ月でした。

私がアユと初めて出会ったのは2008年の12月でした。ウエス好きな私にとってはとっても気になる存在だったのですが、テリアらしい気質の持ち主・・・・とっても淡々としていたし、荒い一面も持っていたアユ。当初は私にあんまりなついてはくれなかったけれど、それでも私にとっては特別な存在だったアユ。
2009年6月の10歳を目前にアユは里親募集となり、私にも声がかかりました。すでにスミレとアンズ、俊がいた我が家・・・みんなと上手に過ごせるかがとっても不安でありながらもスミレと対面させてみたら、やっぱり・・・ガブリ・・・とスミレを襲っていました~
そんな状況の中、私の両親もちょうど犬をほしがっていたこともあって、話があっという間にすすみトライアルスタートとなりました。我が家に来た当時はやはり何度かスミレと俊とアンズと喧嘩しちゃっていましたが、全員集団生活には慣れている子たちばかりだったので、しばらくしたら仲良し姉妹となっていました!
正式に譲渡が決まり、アユは私の実家や我が家に滞在したりと楽しい生活がスタートしました~

その後はアユを連れていろいろな場所に遊びに行って、今は楽しかった思い出ばかりが頭の中をかけめぐっています。
まんまるの目、がっちりした体、ぶっとい尻尾、運動神経ゼロとも思える鈍さ・・・どれをとっても本当にチャーミングな自慢のワンコだったアユ。
14歳で脳腫瘍が分かり、その後は発作が多々あったり、投薬治療で通院がずっと続いていました。それでも頑張って闘病を続け、驚くほどの長寿を達成。そんなアユも昨年末ぐらいからあっという間に脱毛が始まり、歩くことも困難になり、今年に入ってからはほぼ寝たきりになってしまいました。
食事も自力で食べることもできず、毎日シリンジでの流動食、トイレも寝たままの状態・・・・完全介護となりましたが、それでも私たちにとっては息をしていてくれれば十分でした。そして、大好きな肉を見せれば必死に首を持ち上げて食べたいと意思表示をしてくれたこと・・・こういった些細なアユの反応がすごい嬉しかったんです。
腫瘍が体中にでき始めて、最後苦しむところだけは見たくない・・・なんて思っていましたが、亡くなる朝はアユをとっても大切にしていた母親が与えた朝食を食べて、静かに旅立ちました。
最後まで本当に良い子で、その健気さにアユのやさしさ、我慢強さを感じ、ただただありがとうと言う言葉だけしか見つからない状況です。

17日に両親と私が見守る中、たくさんの花に囲まれて、アユが一番お似合いの洋服を着て、カルビ肉や薄切り牛肉、鶏肉のササミ、さつまいも、リンゴなどを詰め合わせたアユが大好きな食材いっぱいのお弁当箱を持たせて天国への旅へと出発していきました。
小さな骨壷がひとつありますが、私も両親もまだ実感はできないでいます。
7年間の時間・・・・たくさんの思い出がいっぱいだよ~、またあのムチムチした体をギューっと抱きしめたいよ・・・アユが遠くへ行ってしまったという感覚持てないでいます。
アユ・・・・本当に素敵な時間をいっぱいありがとう。

アユの弱っている姿、旅立つ姿は私たち家族の心の中にしまっておきますね~、写真は私がお気に入りの今までのアユの元気な姿・・・・・本当に可愛いお顔のウエスティーでした。

アユ・・・今は寂しいよ~、でも・・・本当にありがとう~
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by sumianzushun | 2016-05-24 23:12 | その他


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