ようこそ、シュガーです。
著者:木緒なち / イラスト:えれっと ぼくたちのリメイク4 「いってらっしゃい」
を読み終わったので感想、レビューを書いていきます。
面白かったです。
いつもの通り私に主観に基づく評価です。ご了承ください。
面白くておすすめ作品です。
早速行きましょう!
木緒なち えれっと ぼくたちのリメイク4
ぼくたちのリメイク4:内容紹介、ストーリー、あらすじ
いま何かを頑張っているあなたの為にある青春作り直しストーリー、第4弾!
このライトノベルがすごい!2018(宝島社刊) 文庫部門:新作4位・総合6位!】
貫之は筆を折り、大学を去った。
僕、橋場恭也の誰かのための行動は誰かの進むべき道を捻じ曲げた。
そして僕は、今度は十一年の時を飛ぶ。
シノアキは絵を描くことを辞めていた。
ナナコの夢が叶うことはなかった。
再び元の年齢へと強制的に戻された僕には、存在しなかったはずの幸せな人生だけが残された。
これが、僕が作り直した人生だった。
再びゲームディレクターとして働く日々が始まった。
同僚の河瀬川や仲間たちと共に毎日のように起きるトラブルを解決する。
きっとこれで良いのだろうと呑み込んだ。そして彼女は、微笑み言った。
「いってらっしゃい」
内容紹介文はMF文庫J公式ページより引用
URL: https://mfbunkoj.jp/product/bokutachi-remake/321712001027.html
ぼくたちのリメイク4:感想、レビュー、評価
100点満点で表すと80点くらい。
10年前に戻って人生をやり直すリメイクストーリー。
前巻の3巻でチームきたやま執筆担当の貫之が大学を去ってしまい、恭也は自分の行動が未来に良くない結果を与えてしまうと思い込んで苦悩するというところで、何が起きたか11年後の未来に飛ばされてしまいます。
その未来ではシノアキは絵を描いておらず、貫之は作家になっていません。
かつて自分が焦がれていたクリエイターたちは花開いておらず、恭也だけが安定で幸せな未来になっていた……と。
そんな未来を目の当たりにして、恭也は物事に影響を与える行動が怖くなってしまい、この11年後の生活を守るようになる。
日々と淡々とこなす恭也だったが、あることがきっかけで再起し、自信と勇気を取り戻していく。
アニメ化した時のエピソードでも、このお話はかなり苦しい思いをしながら見ていたのを思い出しました。
11年後の恭也は河瀬川と同じゲーム会社で働いており、彼女の抱えるプロジェクトが大変危機的状況に追い込まれるんですよね。
これは読んでいても苦しさが凄くて目をそむけたくなってしまいます。
恭也の中には、そんな彼女の手助けをしたい気持ちと、関わってしまって未来が悪く変わってしまうのが怖い気持ちがせめぎ合っていて動けない。
1~3巻で、10年前に戻って自分の人生をやりなおそうと必死にやってきた結果、貫之が脚本をやめてシノアキが絵をやめてしまうという事態を招いたわけですから、恐怖心が芽生えるのは当然だと思います。
そんなの現実にあったら私だって怖くて動けません。
人の人生まで責任取れませんよ、当たり前です。
でも恭也が過去に戻ってやってきたことは無駄なんかじゃありませんでした!
これを証明するしっかり事実がありました!
そして、それを認めてくれる人間も思ったよりもずっと近くにいました!
後半でそのことが明かされた時に恭也がどれだけ救われたのかが文面から物凄く伝わってきました!
読んでいる私でさえ「良かった、助かった、救われた」といった気持ちを覚えるんですから、当の本人は私と比較にならないくらいでしょう!
勇気づけられますし、原動力になります!
再起した恭也の活躍っぷりは痛快で読んでいて楽しかったし嬉しかったです。
この時代の恭也が頑張ったことで良くなりそうな面も少し見えたりして希望もありましたし。
今思うと、恭也が自信を取り戻す過程を描くために序盤の苦しい展開があったんでしょうね~。
プロの作家はすごいな本当に。
それにしても、10年前の世界にも11年後の世界にも存在しているケーコ先輩は何者でしょうか?
気になります。
ちなみに、この4巻はアニメで言うと9~12話にあたると思います。ア
ニメと原作の違いはあまり感じませんでしたけど、どうなんでしょうか?
アニメの続きを知りたい人は、次の5巻から読むといいと思います。
最終判断はあくまで自己責任でお願いしますね笑
ぼくリメ シリーズ感想レビュー記事リンク
当ブログで書いているぼくリメシリーズの感想レビュー記事リンクです。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
ぼくたちのリメイク 1 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 2 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 3 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 4 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 5 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 6 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 7 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 8 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 9 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 10 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 11 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 12 感想、レビュー
まとめ
MF文庫Jから発売されているライトノベル ぼくたちのリメイク4 「いってらっしゃい」を読んだ感想、レビューでした。
自分の行動が他人にどういった影響を与えるのかについて少し考えさせられるお話で、読みごたえが凄かったです。
最後は明るい方向を向いていましたし、ここから先はアニメで見られていない未知の領域なので楽しみです!
時間を作って読んでいきます。
もしこの記事が参考になったり面白かったりしたら、読者になるボタンのクリックや、コメントをしてもらえると嬉しいです!
モチベーションアップにもなりますので、よろしければお願いします!
それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ! またねっ!