うれしい悲鳴!劇場版「ナポレオン・ソロ」 : 素晴らしき哉映画人生
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うれしい悲鳴!劇場版「ナポレオン・ソロ」

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うれしい悲鳴!劇場版「ナポレオン・ソロ」_a0002405_1454520.jpg私の生まれる前、日本中のお茶の間が楽しみに観ていたアメリカンTV、「0011ナポレオン・ソロ」原題「The Man From U.N.C.L.E」。本国では1964年から、日本では1965年から4シーズンの放送があった番組。学生時代、深夜枠でこの番組と出会い、当時主演の二人にかなり入れ込んでしまった私。

 主な登場人物は、ナポレオン・ソロ(ロバート・ヴォーン)とイリア・クリアキン(デヴィッド・マッカラム)、そして彼らの上司ウェイバリー(レオ・G・キャロル)。彼らは国際秘密機関”UNCLE”のエージェント。謎の悪の組織”SLUSH”を倒すため、日夜お色気交じり!?のスパイ活動をしている。007とは違い、ちょっぴり肩の力を抜いて観られるスパイ・サスペンスドラマだったかしら。

 このTVシリーズ以外にも同じキャストで劇場版作品が8本あったのだけれど、当時ビデオで2本レンタルした他は未だに観る事が出来なかったの。でも、今回お正月特集でこの劇場版8作品一挙にケーブルTVで放送!今の時代の様にネットで何でも情報が手に入らなかった頃はTV放送のみが唯一だったから(”古き良き”を追いかけるのも一苦労)、この久々のソロ&イリアのコンビに出会えるのがとっても嬉しかったわ!といっても今の状況ではいつになったら全作品を観終わることか・・・?

うれしい悲鳴!劇場版「ナポレオン・ソロ」_a0002405_0524354.jpg 「荒野の七人」(1960米)で渋い演技をみせてくれたロバート・ヴォーン、「大脱走」(1963米)で脱走中に殺されてしまったデヴィッド・マッカラム、ヒッチコック作品に多く登場したレオ・G・キャロル。そしてソロの吹替えの矢島正明氏、イリアの野沢那智氏(この役が彼の吹替え人生のスタートと聞きます)、もう全てが魅力溢れる愉快な作品でしたね!矢島さんが当時を振り返って、イリアの吹替えを愛川欽也さんに・・・という案もあったとお話をしていましたが、もしこのキャストになっていたらイリアへの思い入れは果たして・・・なんて考えてしまいました!(でも当時の愛川さんの声はかなりハンサムさんでしたよね!)
 
 ☆主演のお二人は何年か前に「あのスターは今」の様な番組に登場していました。とてもお元気でダンディーぶりは変わらずでしたね。マッカラム氏は毎朝自転車でセントラルパークに行くそうです。私もいつかNYに行って彼を探してみようかしら・・・。 

by suama | 2005-01-10 02:00 | アメリカンTV