転職し(てい)ました - ジムには乗りたい

転職し(てい)ました

表題の通りなんですが、3月いっぱいでコネヒトを退職して、4月からエス・エム・エスという会社で働いています。

試用期間が終わったくらいにブログでも書こうかなと思ってたら、半年以上過ぎてるわ年末が目前だわで、時の早さを自分の怠惰の言い訳にしたくなります。

なぜコネヒトを退職したか

自分のやりたいことと価値観を大切にして、中長期1で働くということを考えた場合に違う環境を選ぶことにしました。

正直複合的な理由がいろいろあるので(残るという選択肢もあった)、興味ある人は直接会ったときにでも聞いてください。

なぜエス・エム・エスに入社したか

きっかけ

エス・エム・エスには2016年から3年半ほど在籍していたことがあり、要は出戻りになります。

ただ転職活動自体は普通にしていて、他社の選考も受けていました。

某媒体で転職活動中なのを @sunaot に見つかり(退職後も多少交流はあった)、飲みにいったのがきっかけです。

以前在籍していたこともあり、 変化や現在地点をリアルに想像できたアドバンテージがあるので、他の人の参考にはならない転職エントリです。。

迷った点

自分は職場を選ぶ際「"何" を "なぜ" 作るのか(何をやろうとしているのか)」というのをとても大事にしています。

そういう意味で、(前回入社してる時点で)その点はそれほど問題ではありませんでした。

ただ今回は、技術スタックを以前より重視していました(言語でいうと Go か Java をやりたかった2

サービスにもよりますが、エス・エム・エスは Rubist が多いし、オファーの配属先も Rails を主に使うので正直そこは希望とは異なりました3

ただ最後まで迷いながら自分の考えを突き詰めた結果、エス・エム・エスを選ぶことにしました。

決めた理由

最終的に決め手になったのはオファー面談か何かで言われた「ボトルネックを解消しにいく(ためにやっている)」という言葉でした。

元々ミッションや理念には共感して前回の入社をしているのだけれど、実行の強さみたいなのを感じたというか。

解きたい問題を構造化して、どの変数を重視してどう解釈して(だから)こうやって解こうとしている、をすごく丁寧にやっているなぁと。

それは前回の在職中にも感じていたことだし、外に出てから改めて実感したことでもあります。

そうすると(仮に間違っていたとしても)仮説や施策の精度だったり、再現性が高くなっていくと思っています。

実際に在職していた頃より、ビジョンに対する解像度が上がっているのを話の中で実感して、その先を想像した時にワクワクするものがありました。

技術スタックを重視しようと思っていたけれど、結局最後の決め手がその辺りになったのは自分でも発見だったかもしれません。

その他

もちろん他にも要素はありました。

  • やっぱ一緒に働いたことがあり、かつ価値観まで理解してくれているであろう人に改めて声かけられるのはうれしい(採用はやっぱリファラル強いよね、と自分事ながら痛感した)
  • 選考過程であった人との話が面白かった(今のマネージャーとか)
  • 課題とか不安になる要素を具体的に想像して検討できた(これは出戻りによるチート)
  • etc

今何をやっているか

たくさん事業がある会社なので、その中のまだ小さい数名程度の開発チームで Ruby On Rails 書いてます。

RubyRails を自分が今から触るのがキャリア的にどうなのかなという気持ちは多少あります。

ただ単純に今までやったことがない新しいことをやるという意味では(想像以上に)楽しみながらはやっているし、それでいいかなとも思っています。

マネージャーが Rails に強いので、ただ動くものを作るだけじゃなく、よりよいものを作るために気軽に相談できたりするのにも助けられています。

開発プロセスやチーム運営も気になったりはするけれど、サービスもチームも今の規模やフェーズだと、重視するものが違うよなぁと感じたりはしながら、その辺は少しずつ貢献していければいいなと思っています。


  1. もちろん何が起きるかわからないので、短期になったらその時はその時かなっと思ってる
  2. 技術スタックを理由に選考を辞退した会社もあるので、結果的に言行不一致で申し訳ないという気持ち。。
  3. 実際に、最後まで迷ったオファーをくれた会社は Java がメインだった