【テーマ別絵本】「懐かしい! 教科書に載っていたお話」人気ランキング1位~10位
「懐かしい! 教科書に載っていたお話」絵本ナビで売れている人気絵本10選
大人にとっても懐かしい、小学校・中学校の国語の教科書に掲載されていたお話。今も読み継がれる名作が揃っています。ここでは、絵本ナビが独自に集計した、テーマ「懐かしい! 教科書に載っていたお話」の人気ランキング10位から1位の絵本を発表します! あなたは、どのお話が心に残っていますか?
10位 『ことばあそびうた』(福音館書店)
小学生低学年が、声を出して読むと、詩ってとても楽しいものだと感じるのではないでしょうか。
うちの子供たちも国語の教科書で習った詩が入っています。初めは、「なんだこりゃ。」と思う詩も、声に出すと実にいい。声を出して読んでみると、自然に誰もが笑顔になってしまうのです。心の底から面白いと感じられます。 言葉遊びの楽しさが、十二分に発揮された詩たち。詩って、堅く考えず、こういうのでもいいんだ、と気付かされた一冊です。
(はなしんさん 40代・ママ 女の子10歳、男の子8歳)
9位 『ろくべえまってろよ』(文研出版)
このお話は、たくさんの方が、国語の授業で知っておられるのでしょうね。
久しぶりに逢った娘と雑談している時に、あの本良いよね。と言ったら、ああ、教科書に載ってた! 好きやったわ! 懐かし!と言ってました。
なんだかいい加減な大人たちに対して、子どもたちのやさしさと粘り強さ、工夫に、読んでいて感動します。
このままの気持ちで大人になってください。と思います。
灰谷さんと長さんのあとがきも好きです。
(capellaさん 60代 じいじ・ばあば)
8位 『おじさんのかさ』 (講談社)
たぶん自分が小学校1年の時の国語の教科書に載っていました。
宿題で暗記したのかな?「あめがふったら~」の言葉がすごく好きで雨が降る日は口ずさみながら家に帰ったのを覚えています。
子どもが出来て佐野洋子さんの絵本だと知ってから、いつか読んであげるのを楽しみにしていました。 図書館で見つけすぐに手にとって読んだのですが、同じように「あめがふったら~」に反応。 そしておじさんが最後に傘を広げたことに安心したようでした。
自分が子どもの頃に読んだ絵本で子どもに読んだ絵本はいくつかありますが、どれも懐かしいような、でも新しいような不思議な感覚をくれます。 絵本の楽しさをまた教えてくれました!
(赤青黄さん 30代・ママ 静岡県 男の子5歳)
7位 『スーホの白い馬』(福音館書店)
とても切なく、でも美しいモンゴルの昔話です。馬頭琴という楽器の由来話でもあります。
国語の教科書に載っていることも、あるのですが、まずは、この横型の絵本で出会ってほしいと思います。教科書では、絵が小さくなってしまうので…
モンゴルの雄大な草原やの風景、民族衣装を、昔話を絵本にする名手、赤羽末吉さんが、モンゴルを取材して、丁寧に心をこめて描かれています。
(ジョン2さん 50代 その他の方)
6位 『モチモチの木』(岩崎書店)
私が小学校の国語の教科書で読んだ記憶は、 「モチモチの木」は怖い、というものでした。切り絵の雰囲気が怖かったんですね。
けど、大人になって読んだいま、ぜんぜん怖くない話だったことを知りました。むしろ、とてもあたたかくて美しいお話です。モチモチの木がひかっているページとか、美しすぎて感動すらおぼえます。
そんな絵本、主人公と同じ5歳のころに、子どもに読んでみたい絵本です。 もしかしたら私と同じく怖く感じるかもしれません。 けど、それならそれで、大人になったら私と同じように改めて感動することがあるかもしれません。
(はなはなはなさん 20代 ママ)
5位 『手ぶくろを買いに』(偕成社)
久しぶりにこのお話を読んでみたいと思い図書館で借りました。初めて知ったのは小学生の子供の頃、教科書に載っていたことでした。なんて素敵なお話だったのだろうと感じました。大人になり絵本が好きでいろいろなお話を読むようになって、教科書と絵本では感動がまた違いますね。イラストが優しくて、言葉もきれいで…息子にもこういったお話をたくさん読んであげたいと思います。
(☆うさこ☆さん 30代・ママ 男の子1歳)
4位 『ずーっとずっとだいすきだよ』(評論社)
心のありったけで伝えたい
エルフィーとぼくは、いっしょに大きくなった。年月がたって、ぼくの背がのびる一方で、愛するエルフィーはふとって動作もにぶくなっていた。ある朝、目がさめると、エルフィーが死んでいた。深い悲しみにくれながらも、ぼくには、ひとつ、なぐさめが、あった。それは……
私が小学校一年生の時に教科書に載っていたお話です。
15年以上経った今でもよく覚えています、その当時はどんな気持ちで読んでいたのか忘れてしまいましたが、大人になってから読むとまた違った気持ちで読むことができます。
一度は読んでみてほしい一冊です。
(くぅ先生さん 20代 せんせい)
3位: 『スイミー』(好学社)
「ぼくが、目になろう。」
小さな黒い魚スイミーは、広い海で仲間と暮らしていました。ある日、仲間たちが大きな魚にみな食べられてしまいました。一匹だけ残ったスイミーは……
私が初めてスイミーに出会ったのは小学生の国語の教科書だったと思います。
小さな赤い魚たちが、大きな魚の形で泳ぎ、1匹だけ黒いスイミーが「ぼくが、めになろう」と言う場面で「すごい!」と思ったのを、良く覚えています。みんなで力を合わせれば大きな力になることを教えてくれた物語でした。
昔読んだなぁとか、教科書で知ってるよという人にも、もう一度ぜひ、絵本で出会って欲しい作品です。(一部抜粋)
(ランタナさん 40代 ママ 男の子8歳、男の子5歳)
2位: 『ふたりはともだち』(文化出版局)
がまくんとかえるくんの友情物語
仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。
子供の教科書に載っていた「おてがみ」。自分の教科書にも載っていたと懐かしくなり、 この本を手に取りました。
「おてがみ」以外のお話も素敵で、かえるくんとがまくんの友情にじんわりきました。 さすが長く読まれている本だけありますね。
子供も大好きな本ですが、大人になったからこそ良さがわかる部分もあって、大人でも子供でも楽しめると思います。
(のりりん☆さん 40代・ママ)
1位: 『おおきなかぶ』(福音館書店)
「懐かしい! 教科書に載っていたお話」第1位は、『おおきなかぶ』!
小学校に入る前から親しんでいる子どもたちが多い絵本ですが、教室でみんなで読む「うんとこしょ、どっこいしょ」のかけ声は、ずっと心に残るのではないでしょうか。
「うんとこしょ、どっこいしょ」
おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。力強いロシアの昔話が絵本になりました。
私が小学生の頃に教科書に載っていたお話で、もうすごい昔の事なのに教科書に載っていたと覚えてるくらい印象深いお話でした。
なので娘にとっても良いのではないかと思い読んでみたのですが、やっぱりおもしろいと思ったようで喜んでました。
うんとこしょ、どっこいしょという頭に残りやすいフレーズに、犬や猫まででてきて引っ張るというお話に惹かれたのでしょう。
何年たっても良いお話は残っていくのだなと思いました
(オッキーさん 30代・ママ 女の子2歳)
「懐かしい! 教科書に載っていたお話」ランキング、いかがでしたか? 「これ、憶えてる!」という作品に再会したら、ぜひ改めて読み返してみてください。当時とは違う感想や新しい発見があるかもしれません。同じタイトルでも、複数の出版社さんから出版されている作品もありますので、気になった作品はタイトルで検索してみてくださいね。
「教科書のどのお話が好きだったか」というテーマは、SNSなどでも定期的に盛り上がるトピックですね。現在も教科書に掲載されているお話がたくさんあるので、これからも、さらに幅広い年代の共通の思い出として、会話がはずむきっかけになってくれそうです。
他にもたくさん! 「懐かしい! 教科書に載っていたお話」
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