ビジネス英語について、多くの方が「どのように学んだらいいのだろう」と悩まれているのではないでしょうか。
まず、「ビジネス英語」とは何なのか、しっかりと理解することが大切です。よく誤解されているのが、「流暢に英語を話せること」イコール「ビジネス英語ができる」ということ。実は、これは正しくありません。
ビジネス英語とは、プレゼンテーションや商談、会議など、ビジネスの場で使われる英語のことを指します。これらに共通する重要な要素が「相手を説得する」という点です。つまり、ビジネス英語の本質は「説得するための英語」なのです。
「説得する英語って難しそう...…」と思われるかもしれません。しかし、心配はいりません。実は、説得力のある英語には「型」があるのです。世界で活躍するトップビジネスパーソンたちも、この「型」を自然に使いこなしています。つまり、特別な才能がなくても、この「型」を学ぶことで、誰でもビジネス英語を身につけることができるのです。
- 説得力のある提案の型
- 的確な質疑応答の型
- 印象に残るプレゼンの型
- 信頼関係を構築する雑談の型
これらの「型」を身につければ、あなたのビジネス英語は劇的に変わります。なぜなら「型」には以下4つのメリットがあるからです。
- 瞬時の対応を可能にする
- 論理的な構成を自動化する
- 説得力のある表現を導き出す
- 自信をもったコミュニケーションを実現する
本ウェビナーでは、そんな「型」の重要性や身につけ方を徹底解説。
「流暢な英語」と「説得力ある英語」は違います。
説得力ある話し方ができなければ、ビジネスでの成果に結びつけるのは難しいでしょう。
説得力ある話のための「型」を身につけることは単なる「英会話スキル」の習得ではありません。ビジネスで成果を出すための戦略的コミュニケーションスキルの獲得なのです。
日本と英語の文化の違い
中学生(現在は小学生)の頃から英語を学校で学んでいるのにどうして日本人は英語が苦手になりやすいのでしょうか? 練習の場が足りないことも大きな要因ですが、それ以外に日本語と英語の「言語的な違いの大きさ」や、「前提となる文化の差異」にも、その理由が隠れています。
- 文構造や話順の違い
- ハイコンテクスト / ローコンテクストの違い
- 視点の違い
多くの場合、日本語は「詳細→結論」の順に話されます。また、同じような文化的背景を持つ人が話者の多くを占める日本語では、文の要素の省略などが頻繁に起こります。前提が共有されているから、多少言葉足らずでも通じ合えるこの特徴を「ハイコンテクスト」と呼びます。文脈依存性が高い、ということです。
それに対して、英語が基本とするのは「結論(抽象)→詳細(具体)」という順。英語は異なる文化的背景を持つ人が、お互いに理解しやすいように、構造的にも理解しやすい形で表現されることが多く、省略も日本語ほど多くありません。これは「ローコンテクスト」(文脈依存性が低い)と言われます。
ここまではお聞きになったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ここでもう一つお伝えしたいのが、日本語と英語の「視点の違い」について。
誤解を恐れず言うなら、日本語は「一人称視点的」、英語は「三人称視点的」に話されるのが基本です。たとえば、「先日上司にほめられた」という文。自然な表現ですが、主語は「私は」ですよね。(省略されてはいますが)
「一人称視点的」というのはこのように、私からの視点を中心とした視点のこと。
英語でこの内容を自然な文としたければ "Recently, my boss gave me praise." と主語を「上司が」とするのが一般的。視点が、第三者的になっていることがわかると思います。
伝わりやすく、説得力のある英語を話すには、このような視点の違い、先述の文構造や話順の違いも考慮していくべきですが、これを身につけるのは決して難しいことではありません。前述している「型」を学ぶことで確実にできるようになります。
こんな課題を抱えていませんか?
- 英語での会議で、言いたいことが瞬時に出てこない
- なんとなく聞けるし話せるけれど、説得力ある発言ができない
- 相手の質問に対して、論理的な返答ができない
- AIツールは使えても、リアルな英語コミュニケーションに不安がある
これらの課題のどれか1つでも当てはまるのであれば、それは「型」が身についていないからです。
特別デモンストレーション
ウェビナー中に、説得力をもたせる「型」をご紹介します。
この記事でも型のひとつをご紹介しましょう。「日本と英語の文化の違い」の章でも述べた「結論(抽象)→詳細(具体)の型」です。
たとえば、「着物」を外国人に紹介するとします。その外国人は着物を見たことも聞いたこともありません。
これを説明するときに、いきなり「We wear it on special occasions.(私たちは特別な行事のときに着ます)」と言われても、「wear」は「身につける」という意味ですので、「it」が服なのか、帽子なのか、メガネなのかも、そもそもWeに誰が含まれるかもわかりません。
では、どのように伝えると良いのでしょうか。外国人に伝わる説明の例がこちら。
Itʼs a type of traditional Japanese clothing. These days most Japanese people wear it only on special occasions.
このように、抽象度の高いカテゴリーを先に伝え、枠組みを作ったあとで詳細を伝えることで相手はイメージしやすくなります。
ウェビナーでは、これ以外にも説得力をもたせる「型」を複数ご紹介しますので、皆様も一緒に体験いただき、 ビジネスシーンでの説得力が格段に向上する「型」を習得しましょう!
開催概要
- 日時:12/14(土)13:00-14:00
- 開催形式:オンライン
- 参加費:無料
- 定員:500名(先着順)
こんな方におすすめ
- グローバルビジネスの第一線で活躍したい方
- AI時代に負けない英語コミュニケーション力を身につけたい方
- 効率的に英語力を向上させたいビジネスパーソン
- 英語での説得力を高めたいリーダー、マネージャー
お申し込み方法
下記お申し込みボタンよりお申し込みをお願いいたします。
※定員に達し次第、締め切らせていただきます。
※お申し込み後、視聴URLを記載したメールをお送りいたします。
特記事項
- 録画視聴はございません
- 当日のライブ配信のみとなります
- 質疑応答の時間もございます
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思考の「型」を活用した、まったく新しいビジネス英語習得メソッドを、ぜひこの機会にご体験ください。