TOEIC®730点とらないと管理職から降格!? 焦った私は「英語パーソナルトレーニングジム」へ……
「あと3か月でTOEIC®の点を上げなきゃ!」
「でも英語の勉強って、何をしたらいいんだろう……」
そう焦っていませんか?
古倉素子さんもそうでした。TOEIC®で高スコアをとらないと、降格されることになっていたのです。
そんな古倉さんは、英語パーソナルトレーニングジム「StudyHacker ENGLISH COMPANY」で学ぶことに。その結果、TOEIC®のL&Rでは800点、Speakingでは120点をとることができました。
TOEIC®で高得点をとり、管理職のポスト維持に成功した古倉さん。躍進の決め手は、パーソナルトレーナーの東さんが組んだカリキュラムでした。
東トレーナーによると、古倉さんには「音韻符号化」という課題があったそう。徹底的な音読トレーニングで、弱点を克服したそうです。
音韻符号化とはなんでしょう? どんな音読トレーニングを行なったのでしょうか?
古倉さんご本人と東トレーナーに、詳しく聞いてみましょう。
TOEIC®で730点とらないと降格!?
――ENGLISH COMPANYで英語を学ぼうと思ったきっかけは?
古倉さん:いまの会社には、管理職として中途採用されました。
入社後、「TOEIC® のL&Rで730点以上、Speakingで120点以上取得」という期限つきの規定があると判明して。管理職は、この基準を必ず満たさないといけなかったんです。
最初は、その難しさをあまり認識していませんでした。「やればできる」とまわりから言われたこともあり、すぐ達成できるだろうと軽く考えていたんです。
でも基準点を達成できないまま、期限が迫ってきて……。これではマズいと、コーチング系の英語スクールを探し始めました。
ENGLISH COMPANYを選んだのは、TOEIC®を教材に使っているためです。私が一番必要としていた「TOEIC®スコアアップ」に直結しそうだと感じました。
公式サイトに実績がたくさん掲載されていたので、安心できましたね。
――まずは、少人数制の「中級セミパーソナルコース」を受講されましたね。
古倉さん:3か月トレーニングした結果、ずっと停滞していたTOEIC® L&Rスコアが650点まで伸びました。ただ、卒業後に自分で学習を続けていけるかは不安で……。
スピーキングも対策する必要があったので、学習メニューを個別最適化してくれる「パーソナルトレーニングコース」に入りました。
最終的に、L&Rは公式テストで800点、会社で受けたIPテストで820点、Speakingは120点をとれました。管理職ポスト維持に必要なスコアに到達でき、本当によかったと思います。
読むのが遅かった原因は「音韻符号化」
――「パーソナルトレーニングコース」を始めたとき、古倉さんにはどんな課題がありましたか?
東トレーナー:長文を読んで理解することはできていましたが、スピードが課題でしたね。
人は黙読しているとき、文字を頭のなかで音声に変えてから意味を理解していきます。文字を音声に変えることは「音韻符号化」といいます。
英文を音読していただいたところ、古倉さんは音韻符号化が苦手なようでした。複数形の-sや接尾語の-mentのような、単語の後ろ部分を読み飛ばしたり、見た目が似た別の単語と間違えたりしていたんです。
音韻符号化がスムーズにできないことが、読むのが遅い原因だったのです。音韻符号化がうまくできるようになれば、リーディングスピードが伸びそうでした。
――そのためには、どんなトレーニングをしたのでしょうか?
東トレーナー:徹底的な音読練習です。音韻符号化を鍛えるには、音読が非常に効果的ですから。
ただ、意味を理解せず音読するだけだと、効果は半減します。そのため、「チャンクリーディング」や「サイトトランスレーション」で英文の意味を理解してから、音読していただきました。
※チャンクリーディング:意味のかたまり(チャンク)ごとに読み進める
※サイトトランスレーション:チャンクごとに瞬時に意味を思い浮かべる
古倉さんの音読がスムーズになるよう、細かなサポートをさせていただきました。読み間違いを繰り返さないよう印をつけてもらったり、見た目が似ている別の単語との発音を比べてもらったり。
リーディングスピードを意識するため、時間を計っていただいたりもしましたね。スピードやリズムも含め、音源とぴったり重ねて発音していく「オーバーラッピング」にも取り組んでいただきました。
――トレーニングでどんな変化を実感しましたか?
古倉さん:読むスピードが明らかに速くなったと感じました。「もっともっとトレーニングしたい!」と思うようになりましたね。
東トレーナーのサポートも、とても助かりました。読み間違えた箇所や、スムーズに音読できない箇所を的確に指摘してくださったので、課題を意識して音読練習に励めたと思います。
スピーキングを強化する「英語特有の型」とは
――スピーキング面では、どんなアプローチを?
東トレーナー:第二言語習得研究だと、スピーキングのプロセスは「概念化」「言語化」「調音」だと考えられています。
言いたいことをどう表現するかという「言語化」に比重を置きがちですが、「概念化」も非常に大切です。「どんな内容をどんな構成で話すか」をそもそも思いつかなければ、言語化できませんから。
英語には、英語特有の「論理展開の型」があります。これを身につけるだけで、概念化がかなりスムーズになるんです。
概念化がスムーズになれば、脳のリソースを言語化に多く割けます。そうなれば、スピーキングスキルが上がっていくんです。
――いきなり「言語化」を練習するのではなく、まずは「概念化」を鍛えるべきなのですね。具体的に、どのようなトレーニングを?
東トレーナー:英語で何か説明する際、大枠を提示してから詳細な情報を加えていくのが一般的です。
たとえば、写真について描写するとします。まず、どんな写真かひとことで言い、どこに何が写っているか説明し、人物がそう行動している理由を説明……という具合です。
このような「型」を身につけるため、話の内容や構成を決める訓練を日本語で行ないました。
それから、「型」でよく使うフレーズをスムーズに言えるよう、繰り返し練習していただきました。「This is a picture of ~.」「On the right side of the picture, there is/are ~.」などのテンプレートを用意すれば、いちいち考えなくてすみますからね。
古倉さん:言われてみれば、本当にそのとおりです。話す内容を全然思いついていないのに、話すことはできませんよね。
これまでは、いきなり英語で話そうとしていました。英語の論理構成を理解し、何を話すか明確にイメージしておけば、ずっと表現しやすくなりますね。
東トレーナー:最後の1か月は、言語化した内容について私がフィードバックし、もう一度表現してもらいました。ミスを意識しながらもう一度言語化することで、スピーキングの正確性を鍛えられるんです。
TOEIC®対策を超えてはいましたが、古倉さんがお仕事でより流暢に英語を使えるよう、このトレーニングを取り入れました。
「お母さんが頑張ったから結果が出せたんだ」
――自宅学習についても聞かせてください。古倉さんが学習を続けられるよう、どんなサポートをしましたか?
東トレーナー:ご自宅でのトレーニングには、スキマ時間を活用できるよう、15分で取り組めるメニューをご提案しました。まとまった勉強時間を確保するのは難しいと聞いていましたので。
単語学習では、時間を少し空けてから同じ単語に出会うと、記憶に定着しやすいとされています。まとめて1時間取り組むより、スキマ時間を使って何度も取り組むほうが、覚えやすいんです。
古倉さん:自分で勉強スケジュールを立てても、思ったようにできない性格なので、最初は苦労しました(笑)。でも、東トレーナーに言われたように、少しでも時間が空いたら英語学習を進めようという意識で取り組みました。
ランチ中、外を歩いている時間、仕事のスキマ時間は、単語学習していましたね。単語学習のため、わざわざ散歩に出かけることも。
家族の理解を得たうえで、仕事が終わったあとや休日にも、少し時間をとって学習を続けました。
――そして見事、TOEIC® L&Rが800点台に到達しましたね! 目標を達成したお気持ちは?
古倉さん:会社でのIPテストが820点でしたが、あまり手応えを感じなかったので、目を疑いましたね。でも、その後の公式テストで800点を獲得したので、まぐれではないと確信しました。
TOEIC® Speakingでも、会社の基準である120点に到達しました。「お母さんが頑張ったから結果が出せたんだ」と子どもが言ってくれて、嬉しかったですね。
ようやく「スタートライン」に立てた
――ENGLISH COMPANYのトレーニングを受け、どんな可能性が広がったと感じますか?
古倉さん:会社が求める英語力の基準に達し、ようやくスタートラインに立てました。
最近は、英語を使う案件を頼まれることが増えましたね。以前は「任せて大丈夫か」と心配されることもあったので、それがなくなってよかったです。
海外のビジネスパートナーからの連絡を返すのも、スムーズになりましたね。
以前は、内容の理解にかなり苦労していて、電話やチャットではなくメールで時間をかけ返信していたんですよ。いまでは、電話やチャットを使うことへの抵抗感が弱まりました。
周囲からの期待が高まったので、プレッシャーが大きくなりましたが(笑)。
――ENGLISH COMPANYに対する全体的な感想や、最も印象に残ったことをお聞かせください。
古倉さん:終わってみれば、あっという間です。くじけかけたこともありましたが、投げ出さないように、逃げないように、東トレーナーが親身になってくれたので、諦めずやりきれました。
私は、ひとりだったり甘やかされたりすると、別のことを言い訳に逃げてしまいたくなる性格です。トレーナーさんから適度に叱咤激励されつつ英語学習するスタイルは、合っていたと思います。
以前はさまざまな学習法に手を出していましたが、「いますべきことはこれ」と東トレーナーがはっきり示してくれました。おかげで、英語学習の正しい方法がわかったのも収穫です。
「英語力アップのための最短ルート」を教えてくれた東トレーナーに、感謝です。
東トレーナー:会社のスコア基準に到達する前は、ソワソワしながらお仕事をされていたと思います。ぜひ自信をおもちになり、英語力を存分にお仕事で活かしていただきたいですね!
――これから英語を学ばれる方へ、メッセージをお願いします。
古倉さん:「こうすれば英語力が伸びるのでは」「こうすればTOEIC®の点が上がるのでは」と思った勉強方法は、正しいとは限りません。回り道の可能性すらあります。
仕事などで忙しい方が、時間をかけず効率的に英語力を伸ばしたいなら、プロのトレーナーのもとで取り組むのも手です。私がそうでしたから。
ぜひ「最短ルート」で英語力を伸ばしていってください!
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TOEIC®のスコアを大きく伸ばし、管理職のポストを維持することに成功した古倉さん。
あなたはどうでしょう? 「このままじゃ昇進できないかも」「降格するかも」と困っていませんか?
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弱点がわかったら、あとは「英語力アップの最短ルート」を進むだけです。公式サイトにアクセスすると、トレーニングの詳しい内容がわかります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。