みなさんは2024年をどのような1年にしたいでしょうか?
2023年は、新型ウイルスによる行動制限が緩和され、リモート勤務からオフィス勤務へ戻るなど、働き方が数年ぶりに大きく変わった1年でした。そんななか、
「オフィスに戻り上司や同僚との距離が近くなったから、いっそう仕事に励んで一目置かれる存在になりたい」
「仕事の忙しさを言い訳にせず、毎日ちょっとずつでも勉強を続けたい」
と考え、自分なりに目標を立てて挑戦してきた人もいると思います。2023年の目標は、うまく達成できたでしょうか?
「思い通りに達成できた!」と充実感でいっぱいな方も、「達成できなかった……」と落ち込んでいる方も、「2024年は、目標を全部達成し、仕事も勉強も成功させたい!」という思いは共通のはず。
そんなみなさんのお役に立つべく、今回は2023年にSTUDY HACKERで公開した300本以上の記事のなかから、最も反響の多かった10本をダイジェスト形式でご紹介します。2023年に多くの方々に支持された記事からさらなる学びを得て、2024年の最高のスタートを切りましょう。
いよいよ、第3位から第1位の発表です!
- 【第3位】東大生推奨「本当に暗記に効くノート術」。勉強したことをずっと覚えておくには○○が重要だった
- 【第2位】頭がいい人の3つの特徴。「賢いふり」ではなく「○○なふり」をする人こそが本当に賢い
- 【第1位】「心が疲れない人」が「やらない」3つのこと。心が疲れやすい人は○○しすぎている
【第3位】東大生推奨「本当に暗記に効くノート術」。勉強したことをずっと覚えておくには○○が重要だった
第3位は『東大生推奨「本当に暗記に効くノート術」。勉強したことをずっと覚えておくには○○が重要だった』。勉強したことを長期間覚えておけるようになりたい人は、ぜひこの記事で、勉強力の高い東大生たちがすすめる「暗記に効くノート術」を実践してみてはいかがでしょう。
この記事では
- 用語をまとめて覚えたい
- 苦手分野について重点的に覚えたい
- 本の内容を覚えたい
という「覚えたい内容」別に、有効なノート術をご紹介しています。
単語や用語をまとめて覚えたい人におすすめなのが「メモリーツリー」。ある用語を書いたら、それに関連する用語を近くに書いて線でつなげ、さらに関連する言葉を線でつなぐ……というように、ひとつの言葉から派生するものを枝状に広げながら書いていきます。
なぜこの方法が有効なのかというと、勉強したことを長期的に覚えるには、知識の “関連づけ” が重要だから。記憶の仕組みから言って、用語それぞれを別個で覚えるよりほかの用語との関連性をイメージしながら覚えるほうが、効率がよいのです(記憶力日本選手権大会最多優勝者・池田義博氏の解説に基づく)。
こちらは、同記事のライターが韓国語の単語を覚えるために作成したメモリーツリーです。
(画像引用元:同記事)
記事ではほかにも、暗記に役立つノート術が紹介されています。
2024年、より効率よく勉強を進めていくために、ぜひご自分の目的に合ったノート術を実践してみてみてください。
>>『東大生推奨「本当に暗記に効くノート術」。勉強したことをずっと覚えておくには○○が重要だった』
【第2位】頭がいい人の3つの特徴。「賢いふり」ではなく「○○なふり」をする人こそが本当に賢い
第2位は『頭がいい人の3つの特徴。「賢いふり」ではなく「○○なふり」をする人こそが本当に賢い』。
この記事では、2023年に「日本で一番売れたビジネス書」となった(※)『頭のいい人が話す前に考えていること』の著者・安達裕哉さんに、「頭がいい人」の言動の特徴を解説していただきました。(※トーハン調べ、日販調べ)
あなたの身近にいる頭がいい人のように、周囲から頼られ一目置かれたいなら、この記事から学びを得てみるといいかもしれません。
安達さんが、長いコンサルタント経験をふまえて導き出した「頭がいい人の特徴」はこちらです。
それぞれ空欄には何が入ると思いますか?
ひとつ目に入るのは、「賢いふるまい」です。自分の知識をまわりのためになるように活用できることを指します。
一方、安達さんが望ましくないと言う「賢いふり」とは、自分の知識をひけらかし、部下などにダメ出しをすること。部下よりも上司のほうが知識があるケースは多いものですが、安達さんはこう説きます。
たしかに知識があるという点では、「頭がいい」ように思えるかもしれません。でも、その上司が本当にやるべきなのは、ただ知識を披露して「賢いふり」をすることなどではなく、その知識をコミュニケーションの相手である部下の役に立つように使うことのはずです。それができれば、部下からは「やっぱり上司は頼りになるな」と評価され「頭がいい人だ」と思われるでしょう。
(引用元:同記事)
ほかの特徴が気になる方は、ぜひ記事で学んでみてください。2024年に自分の能力をより高めていくための、足がかかりとしてみましょう。
>>『頭がいい人の3つの特徴。「賢いふり」ではなく「○○なふり」をする人こそが本当に賢い』
【第1位】「心が疲れない人」が「やらない」3つのこと。心が疲れやすい人は○○しすぎている
2023年の人気第1位に輝いたのは、『「心が疲れない人」が「やらない」3つのこと。心が疲れやすい人は○○しすぎている』。
この記事は、忙しくてなにかと大変な毎日のなかでも、心をすり減らさずに快適な気分で仕事に打ち込む秘訣を伝えてくれます。プレッシャーや人間関係の悩みなどで心が疲れてしまいやすいビジネスパーソンにおすすめの記事です。
心を疲れさせないコツのひとつは、「対処できないことで悩まない」こと。
頑張る人ほど、自分ではどうにもできない要素まで「なんとかしなくては」と思ってしまいがち。ですが、自分で対処できない悩みに関しては思いきって諦めて、対処できることに注力するほうが、心にとって健全ですし、仕事も効率よく進むのです。
また、タスクの多さからくる「あれもこれも終わってない……」という不安やストレスは、心が疲れるもと。記事では、そうした状況を解消できる、心理学者推奨の方法を紹介しています。
気になっていることを全部書き出し、ルールに従ってカテゴリ分けしながら、自分で対処できる部分を抽出するというものです(詳しい手順は記事をご覧ください)。
同記事のライターも、実際に書き出して整理してみたそう。
(画像引用元:同記事)
すると、気がかりだった内容を可視化したおかげで頭がすっきりしただけでなく、必要なアクションを決めたことでストレスが軽減したとのことです。
記事ではほかにも、心を疲れさせない秘訣を紹介しています。2024年を気分よく過ごし、仕事や勉強に打ち込めるよう、ぜひ記事の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。
>>『「心が疲れない人」が「やらない」3つのこと。心が疲れやすい人は○○しすぎている』
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以上、2023年のヒット記事ベスト10をご紹介しました。2024年はいっそう仕事を頑張りたい、勉強で結果を出したい――そんなあなたのお役に立てそうな記事はありましたか?
STUDY HACKER一同、みなさんにとって2024年が飛躍の年になることを願っています。STUDY HACKERでは、これからも、ビジネスパーソンのみなさんがより効率よく学んでいけるよう、情報をお届けしてまいります。
(※ランキング対象記事:2023年1月1日~12月15日に公開した記事)
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YG
大学では日韓比較文学を専攻し、自身の研究分野に関する論文収集に没頭している。言語学にも関心があり、文法を中心に日々勉強中。これまでに実践報告型の記事を多数執筆。効果的で再現性の高い勉強法や読書術を伝えるべく、自らノート術や多読の実践を深めている。