9月30日までは、現状の基準の返礼品を貰うことができますが、10月以降はルール変更後の基準の返礼品に変わります。
10月以降のルールの変更点としては、「5割ルール」と「地場産品の基準」の2点です。
■5割ルールの厳格化
ふるさと納税の経費についての「5割ルール」と呼ばれる部分の基準が厳格化されます。
5割ルールとは、返礼品の調達費用や諸経費の総額は、寄付金額の5割以下にしなければいけないという決まりです。
現状も5割ルール自体は定められていますが、10月以降は5割ルールの対象となる経費の項目が厳格化されて増えることになります。
諸経費の部分の割合が増えることによって、返礼品の商品自体にかけられる予算が減ることが考えられます。
そのため、10月以降は返礼品の量が少なくなったり、同じ内容の返礼品の場合寄付金額が値上がりになる可能性があります。
■地場産品の基準の厳格化
10月のルール変更によって、熟成肉と精米の原料についての基準が変わります。
熟成肉と精米において、同じ都道府県産の原料を使う場合のみ返礼品として使用できるというルールに変更されます。
今までは他の都道府県産や海外産の原料であっても、一定期間熟成させることで、地元産の返礼品として活用できました。
10月からのルール変更によって、大容量パックや牛タン、お米など人気の返礼品も取り扱いがなくなる可能性があります。
10月からのルール変更の詳細については、こちらの記事も参考にしてみてください⇒【ふるさと納税 10月から何が変わる】
ふるさと納税のルール変更で、ふるさと納税利用者側に下記の影響が出る可能性が高くなります。
全部の返礼品が変わるわけではないですが、ふるさと納税利用者にとっては改悪と言える変更点です。
10月からどう変わる
■返礼品の量が少なくなる
■返礼品のランクが下がる
■同じ内容の返礼品で寄付金額が値上げする
■お肉・お米の取り扱いがなくなる
10月以降も返礼品によっては同じ内容で継続するものもあり、12月末までは今年度中の寄付として受け付けられるので、問題があるわけではないですが、お得に利用するには今日中(9月30日まで)の申し込みがおすすめです。
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