アルバム【恋愛小説】のジャケットに使われた画像。随分前にストックしたものだが、出所忘れた。
麻衣子さんに関するものだから、そういう場所だろう。 ふてぶてしく!お借りしました。
彼女を捉えた画像の中で、素直な表情している数少ないスナップ。
シンガーにとって「歌えない」というのは、致命的だ。
発症してから X の投稿まで、どんな気持ちで過ごしていたのだろうか?
オレは女心すら読めないヤツだから、心痛抱えた麻衣子さんの気持ちを理解できる訳がない。
隣に麻衣子さんが立ってたとしても、何て声かけていいか分からず黙ってるだろう。
ギタリスト氏じゃないが、彼女はオレらと住む世界が違う人種。
(本人は、そういう扱いされるの嫌がるとは思うが)
所謂プロフェッショナルにカテゴライズされる人たち。
「歌えるのか」というプレッシャーや不安は、他人では計り知れないものだ。
それでも彼女は12月8日のイベントを開催すると決めた。
チケット持ってるオレらを含め、ファンの多くは大丈夫かな?と思ってるだろう。
昔からのコアな皆さんは余計だろうね。色々知ってるだろうから…。
ギタリスト氏も話していた。『俺もライブがキャンセルされて構わない。そもそも…誰も文句言わないだろ』って。
プロフェッショナルの心意気。その考え方や強い思いは、共感できる。
麻衣子さんはファンの皆さんを、とても大切にしてるし。弾き語りライブ行けば判るよ。
自身との “距離” “空間” に拘り持ってる。こういうのは、オレでも感じられる。
そして…ライブに来てくれた人に感謝の気持ちを届けようとする姿は、本当に真剣だ。
ガハハハッと笑って盛り上がっていても、大事な部分だけは誤魔化さない。
今…思えば、温泉ツアーに参加された方々も同じように感じたんじゃないかな。
シンガーと言われる人は口先で歌わない。
楽曲に込められた思いと自分の感情を、絹糸のように織り込んで表現する。
オレが知っているシンガーは、皆そうだな。
嬉しいこと 切ないこと
哀しいことを歌に乗せて
分かち合いたい 笑いあいたい
明日からまたがんばれる
そんな力が湧いてくるの
スポットライト 藤田麻衣子
藤田 麻衣子と言う人柄と、温かく優しい心が歌詞から滲んでる。