1週間以上間が空いたのは、初めてかな。
低スペックのパソコンがバックグラウンド処理してて、動作が重い。
電源も入れてなかったからね。
ボチボチ書くよ。
1912年4月15日未明。
“不沈船” と揶揄された豪華客船 TITANIC 号が沈んだ。
この時代としては、かなり高度な技術で建造されていたのは間違いない。
現代でも充分通用する基準の部分もある。
ただ…氷山と衝突する事は、誰も想定していない。
現代の船舶でも氷山と衝突すれば大ダメージだ。
画像は翌16日に発行された新聞。(オレが持ってる複製品)
氷山に衝突したことも1200~1500人が死亡したも記載されている。
情報の伝達手段が現代とは比べ物にならない程脆弱だったのに
ある程度は正確に報道されていた。
この海難事故は、後の世に大きな影響を及ぼすことになる。
皆さんもご存知の通りだ。
亡くなられた多くの方々に哀悼の意を表します。
昨日は会社の人(例のギタリスト)とパスタを食べに行ってきた。
以下、ギタリスト氏と表記する。
20年以上前から通ってたお店。約5年ぶりに行ってみた。
オレには似つかわしくない少し洒落たとこでね。
週末に1人で行くには勇気が要る。今回は2人だから躊躇しなかった。
マスターも白髪が目立ち、お互い歳をとったな…って思ったよ。
会話と食べる事に夢中で、撮影忘れてた。(笑)
ギタリスト氏には物凄く喜んでもらえた。「美味しい」ってさ。
今度奥様と一緒に行くと話してた。
話題は専ら音楽の話ばかり。この時毒蜘蛛2号の中で音楽を楽しめるよう
いろいろ SD カードに入れておいたんだ。
ギタリスト氏が好きな EAGLES や KISS も。オペラやジャズも追加した。
勿論、麻衣子さんも入れてある。
氏は麻衣子さんに興味を持ってくれてね。自分でも色々調べてたみたい。
アルバムによる声質の違いなんかも気付いてくれた。
オレが問題視してる楽曲と、他の楽曲の事ね。
流石はギタリスト。
そういう事に関してはオレが言わんとする事を確実に理解してくれる。
魂の込められていない楽曲を “音楽” として認めないのも同じだったよ。
例の楽曲を聴いて「うん…違うね。声が曇ってる」と言う表現をしてた。
パスタ屋さんには開店時間丁度に入店。
あれこれ食べながらも談義は止まらない。
「俺さ、音楽の話でコアな内容になるのは、バンド仲間だけ。
他の人では浪人君だけだ。60年生きてきて初めての体験だよ。
しかも聴く音楽のジャンルが広いね。驚いた」
ギタリスト氏に、しみじみと言われた。
1時間位経過して食後の珈琲飲みながら話してると、お客さんが増えてきた。
昼時だから当然なんだが。老若男女問わずに来店されてた。
オレらの隣に座ったのは初老の男性と若い女性。
男性はよく見るような感じだったが、女性は地味なイメージでね。
浮世からは一線引いてるような雰囲気だった。
そろそろ店を出ようかと考えていたら、男性の携帯が鳴った。
その着信音にオレが反応。 ラ・カンパネラだ。(サビの部分)
電話を終えた男性に席を立つ間際に声を掛けた。
「ラ・カンパネラですね。私は辻井さんの演奏が好きです…失礼」
最初キョトンとしていた男性。女性が補足してくれたようで表情が変わった。
「ご存知でしたか。いや、お恥ずかしい…」(←電話してた事)
女性の目がキラキラしてたのも見逃さなかったよ。
ひょっとしたら、女性は演奏家かもしれんと思った。
浮世にあまり縁がなさそうなファッションも納得。
もうね、これにもギタリスト氏に驚かれた。
「知り合いと喋ってんのかと思ったら、違うのか!(笑)」
氏もラ・カンパネラはご存知だ。
直ぐ反応した事に驚き、且つ誰とでも話をする事にも。
麻衣子さんのライブで若い女性と盛り上がってた話もしてあるからね。
「仕事もそうだけど、浪人君は徹底してるな。驚くことばかりだ」だって。
オレは、これがスタンダードなんだが…。
パスタのお店も気に入ってもらえた。音楽の話も沢山できた。
帰り道にミスドへ寄って「奥様にお土産を」と、ドーナツも奢った。
オレも久しぶりに、あの店で食べられて満足。
味は勿論、メニューも変わってなかったのが嬉しかったな。
共通の話題(趣味)があると言うのは、楽しいことだ。
豪華客船 TITANIC 号に関しては誰も居ないと嘆いたら
「浪人君、それは流石にマニア過ぎるだろう」と思い切り笑われた。
演奏前に、鍵盤を拭いている。
その仕草が既に只ならぬ雰囲気。見た目は「ちょっと待っててね」。
だが、手を左右に動かしながらも物凄い勢いで集中し始めてるのが伝わる。
…こういう事ばっかり話すから、ギタリスト氏に驚かれる。(笑)