ファミリーマートの対応事例(5月)
2023.06.01
特殊詐欺の被害未然防止対応
高額なPOSAカードを購入しようとしていた60代男性に、従業員2名で声がけをし、一旦POSAカード購入を中断してもらった。その後、警察の調べにより詐欺であったことが発覚し、詐欺防止となった。(青森県)
ご高齢の男性に「POSAカードはあるか?」と店長が声をかけられた。店長はPOSAカード売場に男性を案内し、バリアブルカードをすすめると「10万円のはないのか?」と尋ねてきた。高額なことを不審に思った店長が利用目的を確認すると「パソコンがハッカーに攻撃され、解除するために10万円が必要だ」とのこと。目的を聞いた店長は詐欺を疑い、警察に相談するようすすめると、男性はカードを購入せずに退店し、自ら警察へ通報。数時間後、お店に警察が来店し、詐欺だったとの報告を受けた。(宮城県)
4万円分の電子マネーを購入しようと60代の女性が来店。不信に思った従業員が購入理由を尋ねると、パソコンがウイルスに感染しセキュリティソフトを入れるため電子マネーの購入を指示されたとのこと。架空請求詐欺を疑い、すぐに警察へ通報するよう説得し、被害を防いだ。(宮城県)
レジで60代の女性から「メールの人達に迷惑かかるから、支払い方法を教えて欲しい」と申し出があった。不審に思いメールの内容を女性の許可を得て確認すると、POSAカードを購入するよう指示する文章があったため詐欺と確信。詐欺であることを女性に伝え、警察へ通報した。その後、詐欺であると警察から女性に説明を実施し、被害を未然に防ぐことができた。(秋田県)
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常連の70代男性が来店し、普段は購入しない高額の電子マネー(マルチコピー機で発券)を購入しようとしたため、不審に感じた店長がレジで声がけを実施した。男性は「電子マネーを購入すれば8千万円が自分の口座に振り込まれると電話があり、電子マネーを購入するために来店した」と話したため、店長は詐欺の疑いがあると感じ警察へ通報。その後の捜査で今回の件は詐欺であると警察が断定し、被害を未然に防ぐことができた。(栃木県)
50代くらい女性が来店し、POSAカードを10万円分購入しようとしたため声をかけると「パソコンが故障し、業者に電話をしたらこのカード必要と言われた」とのことだった。従業員は「最近、そのような詐欺があるので購入前にお客さまから警察へ相談するように」と女性に伝え、女性が交番へ相談に行き詐欺が発覚。その後、お店に警察が来店したため、経緯を説明する等、捜査に協力した。(東京都)
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60代男性が49万円分のPOSAカードを購入しに来店。常連のお客様であったため、従業員が購入経緯を聞くと、電化製品の支払いと答えた。上記報告を受けた店長が異変に気付き、お客様と話をしたところ以下の3点の不審点があり警察へ通報した。①コンビニでPOSAカードを買うときに、詐欺ですよと言われると思うから「違います」と言うように電話で指示を受けていた②POSAカードを購入したら電話をするよう指示を受けていた③品物はすでに家に届いているが使用はしていないその後、警察より本件が詐欺であったと店長に連絡があった。(東京都)
70代くらいの女性がスピーカーホンで通話しながらATM操作を行っている事に店長が気付いた。内容を聞くと「支払いが~」などと言っており詐欺であると感じ店長・マネジャーにて声がけをし、電話を切ってもらい詐欺である可能性が高いことを説明し近くの交番へいくことをお薦めした。その後店長も警察に説明を行い詐欺であることが判明した。振込前に止めることができたため、被害は発生しなかった。(東京都)
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70代くらいの男性が電子マネーを定期的に購入していた。販売する際には男性に「本当に大丈夫ですか?」と、その都度声がけをしていたが、男性は「大丈夫」とだけ言い購入を続けていた。しかし、最近は購入頻度があまりにも増えていたため、不安に思った店長が警察に相談をすると、男性が次に来店した時は警察に連絡するよう指示を受けた。その後、男性が来店したタイミングで警察へ通報。警察が来店し男性に事情を確認、特殊詐欺の被害に遭っていたことが発覚し、被害の拡大を防ぐことができた。(神奈川県)
ご高齢の女性のお客様がPOSAカード3万円分の購入申し入れ。買い方がわからないとのことだったので、不審に思った店長が何に使うかをお客様に尋ねた。パソコンがウイルスに感染したとの表示があり、記載の携帯電話に連絡したところ復旧には3万円の支払いが必要なのでコンビニでPOSAカードを購入し番号を入力してくださいとの指示であったので購入に来たとのこと。内容的に詐欺の可能性が高いと判断し警察に通報。警察が来店しお客様に事情を確認し特殊詐欺であると発覚。(神奈川県)
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70代女性が他店マルチコピー機にて発券したレシートを持って来店。チケットの決済方法を聞かれた際に高額のチケットであったため、内容を尋ねると、振り込みをするとお金が下せるようになると返答されたため違和感を感じ警察へ通報。特殊詐欺防止に繋がった。(富山県)
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60代男性が来店され、POSAカード5万円分の購入を希望された。お客様がレジに来られた際、オーナーが不信に感じお客様に声掛けしたところ『パソコンが故障し、マイクロソフトから5万円分POSAカードを購入するよう言われている』とのこと。オーナーは話の内容から詐欺であると判断し、お客様に警察に通報するよう勧めた。お客様はカードを購入せずに退店し、警察へ通報。その後の捜査で詐欺であることが判明した。お客様の被害はなかった。(石川県)
ご高齢のお客様よりPOSAカードにて12万円の支払いをしようとしたところ従業員が怪しく思い、詐欺かもしれないと伝え警察へ通報。詐欺と発覚し未然に防止へと至った。(石川県)
70代くらいの男性のお客様が、POSAカード4万円分を購入しようと来店。レジにいたマネジャーが「POSAカードを利用した詐欺がはやっているが大丈夫か?用途は何か?」と声がけ。お客様より「パソコンがウイルスに感染したから」との申し出があったため、マネジャーは詐欺を疑い、警察へ通報し被害を未然防止した。(長野県)
ご高齢の夫婦が来店され、支払いができるカードを購入したいと従業員に問い合わせてきた。その金額が3万円と高額だったため不審に思い、購入前に警察へ通報。警察が駆けつけてお客様に事情を確認したところ、恐らく詐欺だろうとのことで購入せずに帰宅。後に詐欺だとわかった。(岐阜県)
70代の女性が来店し「今日中に振り込まないといけないが、やり方がわからない」と従業員に相談してきたため、従業員が事情を聴くと「振り込み金額は10万円以内だが、振り込み相手を全く知らない。退会するために必要なお金」とのこと。不審に思った従業員は警察へ通報し、女性に振り込みを止めてもらった。その後、警察から店舗に本件の結果報告と詐欺防止のお礼の連絡があった。(愛知県)
70代くらいの男性がPOSAカード5万円分をクレジットカードで購入したいと、店長に申し出た。店長がクレジットでの支払いはできないと伝えると男性が慌てたため、怪しく思い「コンピューターウイルスなどに感染したというような連絡がありましたか?」と確認。男性は「電話でカタコトの日本語を話す外国人からパソコンにウイルスが侵入し、解除するために必要と言われた」と話したため、詐欺の可能性が高いことから、男性の同意を得てお店から警察へ通報。詐欺を未然に防いだ。(愛知県)
ご高齢の男性が来店し、電話しながらPOSAカード3万5千円を購入しようとしたところ、不審に思った従業員が特殊詐欺ではないかと、支払い前に未然に防止し、店長および警察へ連絡した。(京都府)
80代男性がPOSAカード3万円分購入のため来店。不審に思った従業員が店長に報告。警察へ通報し、警察署に引継ぎ被害を防ぐことができた。(大阪府)
70代男性のお客様が来店し、「FMのマルチコピー機で医療費の還付金が受け取れると聞いた」と従業員が相談を受ける。男性から話しを聞いた従業員が店長へ報告し、詐欺の可能性が高いと判断。従業員がお客様を引き留めている間に店長が警察へ通報を行った。警察へ男性を引き渡し、聴取の結果特殊詐欺と判断された。(兵庫県)
ギフトカード6万円分を購入しようとしたご高齢の男性の様子を不審に思った店長が、声をかけて詐欺ではないか確認。男性が詐欺ではないと答えたため、警察から配布された詐欺防止チラシを提示し、「同じようなパソコン画面であったら詐欺の可能性が高いです」と男性に伝えた。男性はチラシを見て詐欺であることを認識したことから、お店から警察へ通報。詐欺を未然に防ぐことができた。(兵庫県)
70代くらいの男性がPOSAカード5万円分を購入されようとしたところ、従業員が詐欺被害ではないかと思い、お客様に声を掛けました。話を聞くとパソコンがウイルスにかかってとのことだったので、その場でお客様と交番まで一緒に行き警察に相談し詐欺であったことが判明した。(兵庫県)
60代の女性がPOSAカード10万円分を購入しようとしたため、従業員が詐欺ではないかと不審に思い女性に確認。女性も少し詐欺を疑っていたため、詳しく購入の動機を確認すると「パソコンが動かなくなり、画面に表示された番号に電話をかけたところ、POSAカード10万円分を購入するよう言われた」とのことだった。従業員は詐欺だと確信し、女性に警察へ通報するようすすめ、被害を未然に防ぐことができた。(奈良県)
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60代の女性がメモを持参した状態で高額のPOSAカードを複数枚購入しようとし、従業員にPOSAカードの購入方法・種類を尋ねた。不審に感じた従業員が女性に声掛けをし、警察へ通報。その後、警察の調べで詐欺であると判明し、結果特殊詐欺被害を未然に防止した。(広島県)
70代男性にPOSAカードを4万5千円分ほしいと言われた。POSAカードの買い方もわかっておらず、普通ではないと思い、声がけしたところ、「パソコンのエラー表示が出て、問い合わせたところ、POSAカードで支払いをするように指示された」と返答。詐欺ではないのかと声がけし販売を止め、警察へ通報。その後、警察から、詐欺であったと連絡を受けた。(広島県)
ご高齢の女性が5万円分のPOSAカードをレジに持って来たため、不審に思った従業員が使用方法を確認すると「パソコンのメンテナンスで必要」と話した。従業員は詐欺の可能性があると伝えたが、女性が納得しなかったため警察へ通報。その後、店舗を訪れた警察の調べで詐欺であると判明した。対応した従業員は昨年、今回と同様に「パソコンのメンテナンスで必要」とPOSAカードを購入したご夫婦への販売を止めることができなかった経験から「また同じようなことがあれば、絶対に警察へ通報する」と、強く決意しており、今回の詐欺防止に繋げることができた。(愛媛県)
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70代くらいの男性が店舗に「3千円をコンビニで支払って下さいとメールがきている」と相談。対応した従業員は少額であったため、購入方法をお伝えし、男性は会計をして帰られた。後日、再び男性が来店され「支払いができていない旨のメールがきている」と店に相談。1回目の来店時と同じ従業員が対応し、2回目で不審に感じたため、同意のもとメールを確認すると、怪しい点が多かったことから警察へ通報。詐欺であると発覚した。(愛媛県)
ご高齢の女性が電話をしながら振り込みをする必要があると来店。明らかにおかしいと思ったため説得。その後、警察へ通報し、特殊詐欺を未然に防いだ。(愛媛県)
5千円のPOSAカードを購入しようとしている70代の女性が来店された。内容を聞くと景品に当選され、受け取るにはPOSAカードの購入が必要とのメールがきたと返答。お客様側の内容がハッキリとしていないため、いったん何も購入されずに退店。再来店時に詐欺業者の指示事項をメモした紙を持ってレジにきた。明らかに詐欺だったので従業員が説得するが中々納得されず、詐欺でもいいから購入したいと言われた。それでも根気強く説得したところ警察の話を聞いてみるとのことで、店長へ通報を依頼し、詐欺を未然に防止することができた。(鹿児島県)
40代くらい男性が45万円分のPOSAカード(上限5万円分を9枚)を購入しようとしたため、不審に思った店長が男性に声をかけると「インターネットの利用料を支払うため」と話した。店長は購入を止めたほうが良いと伝えると、男性は「相手の名前もわかっているので購入する」と拒否したが、店長は粘り強く説得を続け、男性の了承を得て警察へ通報。その後、警察からの説明を受けて男性は購入を止め、被害を未然に防ぐことができた。(鹿児島県)
70代の男性のお客様が、POSAカード5万円分購入しようとされた。店舗では会計時1万円以上のPOSAカードの購入は、お客様に購入の意図を確認するようにしており、確認を行なったところ、従業員が不審に思い、購入前にご家族・警察への相談を申し入れた。お客様は購入せずに一度帰宅。翌日、店舗へ来店され詐欺だったと返答をもらった。(鹿児島県)
緊急事態に対する適切な保護・通報
15時頃、トイレを利用した70代の男性が自動ドア付近で突然意識を失い倒れてしまった。店内で発注業務を行っていたオーナーが倒れた男性のもとに駆け付け、救急への連絡や男性への声かけを続けるなどの適切な保護・通報を行った結果、無事に救急隊に引き渡すことができ、男性は一命を取り留めた。(岡山県)
高齢者の保護等に対する適切な対応
22時頃に来店したご高齢の男性の様子がおかしかったため、従業員が保護。店内のイートインスペースで休憩してもらっている間に、男性からご家族の連絡先を聞き出し電話をすると、男性は認知症を患っており、2日前から行方不明で捜索願を出していたとのことであった。その後、無事にご家族に引き渡すことができた。(兵庫県)