SS(セーフティステーション)活動とは | SS広場 | コンビニエンスストアのセーフティステーション活動公式HP .

SS広場

エスぞうくんが目印! イメージキャラクターのエスゾウくんマークが店頭に貼られているお見せはSS活動に積極的に参加しています。

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エスゾウくんが目印!

セーフティステーション(SS)活動とは

SS(セーフティステーション)活動とは

2000年に警察庁から、「まちの安全・安心の拠点」としての活動要請を受け、当協会に加盟するコンビニエンスストア約42,000店舗でスタートしたセーフティステーション(SS)活動は、現在、約57,000店舗まで拡大し、単に利便性を追求するだけの場所にとどまらず「まちのインフラ」「災害時のライフライン」として、多くのお客さまからご支持をいただけるようになりました。それでは、当活動の概要についてご説明いたします。

イメージキャラクターエスゾウくん

イメージキャラクターのエスゾウくんは、お子さまから大人まで広く知られ親近感もあり、大きく力強くて、優しさを持ち、安心感を与えてくれます。大きな耳で街の声を拾い、大きな身体でお客さまをお受けする気持ちを表しています。

このエスゾウくんステッカーが目印です

セーフティステーション活動(SS活動)紹介動画

活動の目的と意義

  • (1)コンビニエンスストアの地域社会への貢献
  • (2)地域社会とのコミュニケーションの確立
  • (3)日常業務へのセーフティステーション活動の取込み

コンビニエンスストア・セーフティステーション活動

SS活動憲章

(SS活動憲章)2006年5月1日改定
2007年4月1日改定
2019年4月1日改定

(一社)日本フランチャイズチェーン協会CVS部会
セーフティステーション活動推進委員会

(一社)日本フランチャイズチェーン協会CVS部会では去る5月1日、「セーフティステーション活動憲章」を策定しました。これは、同活動が宣言にもとづく自主的な活動であることを各加盟店に再認識していただくともに、一層の徹底を図っていくためのものです。

セーフティステーション活動憲章

【序 文】

一般 社団法人日本フランチャイズチェーン協会(JFA)CVS部会の 「地域社会への安全・安心に貢献するお店づくり 」 を目指した自主的な取組みです。

JFAは、フランチャイズシステムの健全な発展を図ることを目的に、1972年に通商産業省(現・経済産業省)の許可を受けて設立された公益法人で、フランチャイズビジネスを運営する国内の代表的なフランチャイザーを中心に構成されています。JFAは、設立以来フランチャイズシステムに関する教育研修・調査研究・規範制定・広報・相談など多角的な活動を行い、フランチャイズビジネス業界の中枢としての役割を常に果たしてきました。

JFAは、「CVS部会」、「外食部会」、「小売・サービス部会」により組織され、CVS部会は、コンビニエンスストア本部7社によって構成されています。コンビニエンスストア業界を代表する団体として、社会環境の変化に対応し、官公庁との意見交換などを実施するとともに、各種統計調査や、財務大臣指定の研修実施団体として、酒類販売管理者研修を行っています。

その中で、2000年7月に、警察庁からコンビニエンスストア業界に対し、「まちの安全・安心拠点となって欲しい」という要請があり、コンビニエンスストア業界の果たすべき社会的責任に鑑み、JFA加盟の全チェーンが力を合わせて活動の第一歩を踏み出しました。

2003年からは、行政・地域の皆さまの協力のもと、「安全・安心なまちづくり」や「青少年の健全育成」に協力するセーフティステーショントライアル活動を通じて、「地域社会への安全・安心に貢献するお店づくり」を目指した取組みを実施してきました。

3次にわたるトライアル活動を検証するに当たり、「自主防犯」及び「青少年の健全育成」に関する項目については、その後、社会情勢の変化も踏まえる中で、コンビニエンスストア業界として、重要な取組み課題であると認識し、2005年には、全国を6ブロックに分けて地区発足式を行い、同年10月1日をもってセーフティステーション活動の全国展開をすることとなりました。全国のコンビニエンスストア約5万7000店を拠点とした大きな取組みとして現在に至っています。

【宣 言】

私たちコンビニエンスストアは、お客さまに良質な商品・サービスを提供することに加え、「自主防犯の意識」を高め、地域の皆さま・国・地方自治体のご協力のもと、社会的責任の一環として「安全・安心なまちづくり」並びに「青少年環境の健全化」に取組むセーフティステーション活動実施店として地域社会に貢献します。(「セーフティステーションポスター」を店頭に掲示し、「セーフティステーション活動・標準対応マニュアル」及び「セーフティステーション活動DVD」を活用し、全スタッフとともに本活動に取組みます。

第1条「安全・安心なまちづくりに協力」

第1項
自主防犯(強盗・万引きなどの防止対策)体制の強化

警察庁の防犯基準をもとに作成した「JFAコンビニエンスストア等防犯基準」を遵守し、強盗や万引きに狙われない店舗運営の体制を構築します。特に、深夜時間帯には、接客(大きな声で顔を見て挨拶)・勤務体制・金銭管理や防犯設備の管理を徹底し、隙のない店舗運営を目指します。

第2項
緊急事態(災害・事件・事故・急病人など)に対する110番・119番通報

店舗内外で事件・事故などが発生した際に、お客さま・従業員の安全を確保しつつ速やかに警察・消防へ通報することで被害の防止に努めます。

第3項
女性・子どもなどの駆け込みへの対応

女性や子どもがストーカー行為や誘拐・暴行など身の危険に遭遇し店に駆け込まれた際は、店内で保護し、必要に応じて警察などに連絡します。

第4項
高齢者・身体障がい者の方への買物手伝いと連絡

高齢者や身体障がい者の方が来店された際に、買物などに関するお手伝いをします。また、気分が悪くなられた方を発見した際は、速やかに消防へ通報します。認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の方やその家族に対してできる範囲で手助けをし、認知症高齢者などにやさしい地域づくりに努めます。

第5項
地域顧客への安全情報の発信、提供

都道府県などとの連携により災害協定を締結し、災害時などには店舗の営業を可能な限り継続するとともに、近隣住民や帰宅困難者に対して、店舗で知り得た情報やトイレ・水道水などの提供を可能な範囲で支援します。

第2条「青少年環境の健全化への取組み」

第1項
20歳未満者への酒類・たばこの販売防止

20歳未満と思われる者が酒類・たばこを購入しようとした際には、法律に基づき年齢確認を行い、20歳未満者の場合には毅然とした態度で販売をお断りします。また、売場での区分陳列の徹底及び20歳未満者に酒類・たばこを販売しない旨の掲示を実施します。

第2項
18歳未満者への成人向け雑誌の販売・閲覧防止

18歳未満と思われる者が成人向け雑誌を閲覧・購入しようとした際には、条例に基づき年齢確認を行い、18歳未満者の場合には販売・閲覧をお断りします。売場では、成人向け雑誌は区分什器内に陳列し、横面2ヶ所にシール止めされていない成人向け雑誌は販売しません。また、成人向け雑誌を店頭のサンプルディスプレイに使用しません。

第3項
青少年非行化の防止(たまり場化の防止)

店頭などに青少年が長時間たむろし、近隣住民への迷惑、営業の妨害となる場合には、複数の人員で注意・勧告を行い、退去しない場合には警察へ通報します。特に、青少年の深夜の外出・徘徊には、地域の条例・規則に基づき帰宅を促すように努めます。

第3条 「関連事項への取組み」

第1項
店舗周辺の清掃徹底

店頭及び店舗周辺の清掃を徹底し、近隣に対し迷惑をかけないようにします。特に、買物ごみ(包装紙・レジ袋など)が店舗周辺に散乱しないよう注意します。

第2項
地域との交流・連携の強化

地域の安全・安心維持に貢献するため、地域住民・自治会・PTA・防犯協議会などの活動を通じて連携します。また、青少年の健全育成に協力するために、社会のルールやマナーを学んでいただく「体験学習」の受け入れを実施します。

店舗で働くわたしたちは、セーフティステーション活動として、日頃から次の事項を意識し、実行しています。

(1)安全・安心なまちづくりに協力

  1. 強盗・万引きなどを防ぐため、笑顔で挨拶、声かけを実施します。また、金銭管理や防犯設備の管理を徹底します。
  2. 万が一、強盗・万引きなどが発生した場合は、すみやかに110番通報します。
  3. 女性や子どもが危険な目にあうなどして助けを求めてきた場合は、誠意を持って対応し、必要に応じて110番通報します。
  4. 店舗周辺での災害・事件・事故・急病人などが発生した場合は、すみやかに110・119番通報します。
  5. 高齢者や、体の不自由な方への買物のお手伝いをします。

(2)青少年環境の健全化への取組み

  1. 20歳未満者には絶対に、酒類・たばこを販売しません。
  2. 20歳未満と思われるお客さまには、必ず年齢確認をします。
    レジでの年齢確認イメージ
    (レジでの年齢確認イメージ)
  3. 酒売り場の表示・区分陳列を徹底します。
  4. 18歳未満の方が成人向け雑誌を閲覧・購入しないように、売り場表示と区分陳列を徹底します。また、サンプル陳列(見本陳列)も行いません。
  5. 青少年の健全育成に協力するため、「体験学習」の受け入れを行います。
  6. 店頭や駐車場にたむろして騒ぐなどの近隣や他のお客さまの迷惑になる行為はお断りします。

セーフティステーション活動全国展開発足式、オーナーさんの参加を得て7会場で開催

JFA加盟のコンビニエンスストア13社を中心に、約4万店が参加する「セーフティステーション活動全国展開」は、平成17年6月17日に北海道・東北地区からスタート。10月1日には棹尾を飾って東京地区も始まった。今回は全国7地区に分け、順次スタートする方式を採用、発足式も各地区セーフティステーション活動開始の前日に催された。発足式では各会場とも定員を超える参加者があり、加盟店オーナーを始めとする関係者の間でセーフティステーション活動への意気込みが高いことを内外にアピールすることができた。

各会場で強盗模擬訓練を実施

各会場で強盗模擬訓練を実施

多数オーナーさんが参加

多数オーナーさんが参加

加藤充JFA会長 挨拶(平成17年10月東京会場にて)

加藤充JFA会長 挨拶

コンビニエンスストアは、全国各地におよそ4万2千店もの店舗があり、1日当たりでは国民の約1/4にあたる2,800~3,000万人ものお客さまが利用されております。今やコンビニエンスストアは国民の日常生活を支えるインフラの一つとして数えられ必要不可欠な存在になっています。特にここ数年来は、

  1. 20歳未満者に対する酒類・たばこの販売禁止
  2. 18歳未満者に対する成人向け雑誌の販売・閲覧禁止
  3. 青少年の近隣住民の迷惑となるたまり場化防止などの要請
  4. 強盗や万引きなどの防止対策
  5. 緊急事態(災害・事故・急病人など)への対応
  6. 女性・子ども・高齢者などの保護
  7. 大規模災害時における協力
  8. ペットボトルなどのリサイクル

をはじめとする環境対策など、社会的要請が激増してまいりました。こういう動きを踏まえ、CVSは利便性だけを提供しいてるのではなく、CVSが地域社会の安全・安心のために貢献している姿勢を強く訴え、義務をはたしていくことが重要であると認識し、CVS業界をあげてセーフティステーション化「まちの安全・安心な生活拠点づくり」として取り組んでまいりました。平成15年3月から第1次、第2次、第3次とトライアルを重ね、その成果を確認したうえで、今回「セーフティステーション全国展開」を実施する運びとなりました。参加するのは協会加盟13チェーンのコンビニエンスストア約4万1千店でございます。加盟店オーナー皆さま、また、行政、警察などの関係省庁の皆さまにおかれましては、当活動の趣旨を十分にご理解いただき、私たちが地域社会の一員としてよりお客さまの信頼・支持を得ることができるよう、より一層のご尽力、ご協力を賜りますようお願い申し上げる次第です。

内閣総理大臣からメッセージをいただきました。

この度、コンビニエンスストア・セーフティステーション活動発足式が開催されることをお喜び申し上げます。
全国あまねく存在し、地域住民にとって、便利で頼れる存在となっているコンビニエンスストアが、日頃から防犯・防災活動及び青少年の健全育成に御尽力いただいていることに、敬意を表します。
この度、これまでの活動を全国展開されることは、安全で安心なまちづくりのために極めて有益なことと考えております。
政府としても、このような自主的な取組を強力に支援してまいります。
今後も「世界一安全な国、日本」の復活に向け、皆さま方の一層の御尽力と御活躍を祈ります。

平成17年9月30日内閣総理大臣 小泉純一郎





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