草愛づる爺(い) ナンバンギセル : 隠居お勉強帖
人気ブログランキング | 話題のタグを見る

草愛づる爺(い) ナンバンギセル


この花の種わからずで、PC内に眠り続けていた。
確か、石垣下で咲いていたように思うが、記憶も薄れた。
宇佐美の書店「文化堂」で購った「野草・雑草図鑑」でやっと判明した。


草愛づる爺(い) ナンバンギセル_a0390578_06223074.jpg

なんと万葉集にも詠まれているらしい。
「道の辺の尾花が下の思い草 今さらになぞ物かはむ」(作者不明)
※尾花=ススキ

諸説ありも、〝思い草〟がこのナンバンギセル(南蛮煙管)らしいのだ。
ハマウツボ科。

うつむく様子が、あたかも物思いふけっているように見えることから。
葉緑素を持たない(緑なし)ので、自分で光合成ができず、
ススキやスゲ類、ミョウガ等の根に寄生し、横取りした栄養分で生きているそうな。

夏の終わり頃から見える〝秋の野辺の花〟らしい。









名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by keikai20 | 2024-11-12 06:31 | 動植物 | Comments(0)

隠居のお勉強、お絵描き帖、路上スナップです。


by Squatyama