この週末はパン焼き。最近はもっぱらロールパンの生地であんぱんや無花果パンを焼きます。
ソーニャさんのブログの何種類ものパンが美味しそうで、真似をして、いつもより少し種類を増やしました。
桜の花をあしらったあんぱん、プレーンなディナーロール、ツナマヨ、無花果パン、レーズンと胡桃入りのシナモンロール。
焼いた当日の夕食はツナマヨ。キャベツと豆腐と卵のスープ、蕪と春菊と生ハムのサラダを添えて。
日本に住んでいたら、どこでも美味しいパンが買えるから、きっとパンなど焼かなかったかもしれないな、と思ったり。いや、私は料理が好きだからやっぱり焼いたかな、などと思ったり。
自分で焼いたパンは安心感があるからか、美味しい。でも、それは自分の好みにできるからで、皆が美味しいと思うわけではないかもしれない。と今更ながら気がつきました。
娘も娘婿も孫も美味しいと言ってくれるけれど、それは同じ家族で味覚が似ているから。
というのも、先日合唱のメンバーと食べ物の話になり、皆それぞれ好みのブランドが違うので、ちょっと吃驚したのです。
今まで私は自分が焼いたケーキやクッキーやパンを他の人にもお裾分けしてきて、皆さん美味しいと仰ってくれたけれど、それはお世辞だったのかもしれない、と反省しました。
プロでない私が作ったものはもちろん家庭料理の域を出るものではないのですから、自分と家族だけで楽しむのが丁度良いのだと悟りました。
おまけの一枚。
餡子が少し余ったので、フルーツポンチを作って餡子を乗せました。カラカラ・オレンジ(到来もの)、キウイ、ブルーベリーはグランマルニエに漬けて、酸っぱかった苺は甘煮にしてかけました。
寒天もいれて餡蜜のようなフルーツポンチ。ソーニャさんから頂いた器のお陰で、素敵なデザートになりました。
Stay Healthy!
ご訪問ありがとうございました。
最後のお魚は天然鯛。鯛はどんな料理も美味しいですが、今回は鯛めしが食べたくて。
頭をつけたまま半身にし、浸水したお米に酒、みりん、醤油と水を加えます。お腹に十字の切り込みを入れ、薄塩をして10−15分ほどおき、さっと洗って水分を拭き取ります。
水加減がわからないので、まず炊飯器に入れて目盛りまで水分を入れて、土鍋に移しました。
昆布を敷いてその上に半身の鯛と千切りの生姜。最初は強火で、吹いてきたら弱火にして7−8分。最後に1分強火にして火を消して蒸らします。
頭や骨をとって、ご飯とざっくり合わせて、更に生姜の千切りと三つ葉を加えて出来上がり。あまり身をほぐさず、大きめのままの方が私は好きです。
おこげの部分が香ばしく、美味しい鯛めしになりました。
半身の半分はミニトマトと胡瓜と一緒にカルパッチョ。柚子胡椒、醤油、レモン汁、オリーブオイルのドレッシングで。お刺身をこのドレッシングにつけてから盛り合わせると、味がしっかりつきます。
半身の頭や腹骨は蕪と炊いたん。(レシピはここ⭐️です。)
翌日のお昼はこの鯛めしでお茶漬け。
昆布締めにした半身の半分は胡瓜と一緒に酢の物。
残ったアラと蕪の炊いたんは冷蔵庫に一晩置いていたら、立派な煮凝りになっていたので、そのまま食べました。
薄味に炊いた蕪は煮凝りにしてもとても美味しい。
夕ご飯とお昼ご飯と鯛三昧の幸せな食卓でした。誠にご馳走様でした。
Stay Healthy!
ご訪問ありがとうございました。
今回のお取り寄せのお魚たちは全て赤い魚。特にオジサンと金目鯛の赤は違う赤ながらどちらもとても美しい!
下の写真は2枚とも湯霜造りにした後一晩昆布締めにしたものです。左がオジサン、右が金目鯛。
オジサンの赤は深い真紅。金目鯛は名前の通り光る赤。美味しさも甲乙つけがたし。
さて、金目鯛の半身は冷蔵庫で干して干物。(レシピはここ⭐️です。)
半身の半分は上記のように昆布締め、頭の半分で出汁を取り、残りの半身の半分はお鍋。
いつもは下処理したアラを昆布と酒を入れた水で出汁を取るのですが、今回はオイルで炒めて、強火で白濁させ、そのあと5分弱火で煮込んで出汁を取ってみました。
参考にしたのは野崎洋光さんのレシピです。
これは故辻静雄さんのブイヤベースを作るときのレシピと似ています。ちょっと濃厚な出汁になります。
お魚が届くと、どんな料理にしようかと調べるのもまた楽しからずや。お魚料理、もう少しだけ続きますのでお付き合いください。
Stay Healthy!
ご訪問ありがとうございました。
オジサンは今まで2回お取り寄せに入ってきたことがあります。この変わった名前の魚、とても美味しいのです。
過去2回のブログはこちらです。
オジサンの他に、オバサン、ババァという名前の魚もいるそうですから笑えます。
蒸し器に入るお皿に昆布を敷き、酒を振って少し柔らかにしておきます。その上に80度Cくらいのお湯をかけて冷水に取り、取り残した鱗を取り、十字に切れ目を入れ、軽く塩を振った魚をのせます。
一緒に生椎茸と千切り生姜。豆腐を入れようと出しておいて忘れました。全体に酒を振って湯気の上がった蒸し器へ。強火で10−12分。
千切りの葱、あればミツバを乗せて、ポン酢で頂きます。
身離れの良い真っ白な身。とても上品で美味しい!
もう一品は、この日は忘れずに湯霜造り。
水菜と焼いた油揚げのサラダ。蜂蜜、醤油、米酢(またはリンゴ酢)、キャノラオイルのドレッシングで。
そしてこの日のもう一品はホタルイカの炊き込みご飯。
下処理したホタルイカは、酒、味醂、醤油、生姜の千切りの中でさっと煮てザルにあげます。
スイッチを入れる1時間前に研いだお米には、昆布を一切れ入れ、笊にあげておきます。
炊飯器に入れたお米にホタルイカの煮汁を加え、目盛りまで水を足してスイッチを入れます。
炊き上がったら昆布を取り出し、ホタルイカと三つ葉を加えて混ぜ、ご飯茶碗に盛って、炒り白胡麻を振って出来上がり。
参考にしたのはこのサイト⭐️です。
この日もなんとも贅沢な食卓になりました。誠にご馳走様でした。
Stay Healthy!
ご訪問ありがとうございました。
昨日はホタルイカの下処理に疲れてしまい、イトヨリの半身は骨をつけたまま冷蔵庫に入れてしまいました。
さて、この骨つき半身をお昼にどう料理しましょう。
領収書と一緒に送ってくれる魚の調理法のメモにはムニエルやアクアパッツァなどの洋風や煮付けに向いているとありました。
私は今、どんな料理が食べたいのか自問自答し、煮付けに落ち着きました。
80度Cくらいのお湯をかけた魚を冷水にとって余分な鱗を取り、お腹に十字に切り込みを入れて、昆布を敷いた鍋に入れます。酒、水、みりん、皮付き生姜の薄切り、醤油を加えます。醤油は一度に入れず2−3回に分けて。
醤油は鍋肌にかからないように。鍋肌につくと焦げて、香りが悪くなります。
尻尾にはアルミホイルを巻いて鍋にくっつかないようにします。沸騰したら中火と弱火の中間にし、アルミホイルを落とし蓋代わりに魚を覆い、時々汁を魚にかけながらふつふつ煮ます。
一緒に長葱も入れました。生椎茸や牛蒡もあいます。牛蒡を入れるとコクが出ます。でも、日本食料品店の牛蒡は2本の袋詰めで、一人には多すぎるので、滅多に買いません。
最後にたまり醤油を加え、少し煮たら出来上がり。(醤油は長く煮込んでいると香りが飛びます。たまり醤油は香り付けと色味も良くなり、美味しそうになります。)
水に晒した千切り生姜を乗せて食卓へ。
この煮付け、とても美味しかったです。旨さはお刺身や昆布締めに勝るかも。
イトヨリの半身の半分の昆布締め、昨夜の残りの蕪と油揚げの炒め煮、南瓜の煮物、アラからとったお吸い物。これもとても上品な味です。
なんとも豪華なイトヨリの煮付け定食でした。
今日も朝から雨模様。恵みの雨ですが、このところ毎日のように雨降りで散歩もままならず。早く青空の元で散歩がしたい!
Stay Healthy!
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