キレイな姿勢にしようと意識して姿勢を正そうとしても、結局どこを意識すればいいのか分からなかったり、どの部分にアプローチしたら良いのか迷っていませんか?お手本となるような姿勢を真似ても上手くいかず、「わたしには出来ないのかな。」と自信を無く…
キレイな姿勢にしようと意識して姿勢を正そうとしても、結局どこを意識すればいいのか分からなかったり、どの部分にアプローチしたら良いのか迷っていませんか?
お手本となるような姿勢を真似ても上手くいかず、「わたしには出来ないのかな。」と自信を無くしてしまうこともあるかもしれません。
実は2つの場所を改善するだけで、姿勢をキレイに見せられるのです。
それは「骨盤」と「肩甲骨」。
この2つを意識して動かすだけでも姿勢は変わり、姿勢美人へ近づくことが出来るのです。
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肩甲骨が原因で巻き肩に
まずは肩甲骨ですが、姿勢が悪く見えてしまう人は肩甲骨が離れて上に移動し「巻き肩」になってしまうことが上げられます。
日本人女性はこの巻き肩が圧倒的に多く見られ、上から見ると肩が内巻き、横から見ると頭が前に出てしまい、いわゆる猫背の状態。
仕事で長時間のデスクワークやスマホを毎日触っている人は、特になりやすい傾向にあります。
他にも巻き肩になることで肩周りの動きが小さくなり、本来付かなくてもいい脂肪が二の腕などにつきやすくなるので、女性は避けたい姿勢ですね。
肩甲骨は中央に寄って下がっているとキレイに見えるのでまずは意識してみましょう。
骨盤の前傾・後傾
次に骨盤です。骨盤には「前傾タイプ」と「後傾タイプ」に分かれます。
前傾タイプの女性はお腹がポッコリ見えて、反り腰のため腰に痛みが出やすく、太ももの張りが強くなって筋肉が緊張しやすくなります。
ハイヒールを履いていると骨盤が前傾してしまうのでこのタイプに当てはまります。
腹筋が使われず骨盤が前傾してしまうのです。
後傾タイプの女性は猫背でお尻が垂れ気味になるのが特徴。ポッコリお腹で背中のS字カーブが見えないので老けているように見られます。
また骨盤が後傾すると副交感神経という身体をゆるめる神経が優位になります。ゆるみすぎて1日中眠気があったり、やる気が出にくくなることも。
前傾でも後傾でもなくフラットな位置に骨盤があることによって、姿勢がキレイに保つことができるのです。
肩甲骨と骨盤のエクササイズ
ここから実際に誰でも簡単にできる肩甲骨と骨盤を整えるエクササイズを1種類ずつ取り上げていきます。
・肩甲骨のエクササイズ(60秒繰り返し)
1、まずはあぐらをかいて座ります。このとき無理に姿勢は伸ばさず楽な姿勢で大丈夫です。
2、両ひじを手で逆側で掴んだらバンザイしてひじを頭の上に持ってきます。
3、そのまま呼吸を整えながらゆっくり左右交互に上体を傾けます。
肩甲骨を寄せた状態で右に傾けると右の肩甲骨が下がり、左に傾けると左の肩甲骨が下がるイメージを持ってやると更に伸びを感じられます。
・骨盤のエクササイズ(60秒繰り返し)
1、床に座り、両膝をまっすぐ伸ばし、両腕は目の前でクロスします。
2、左右の脚を交互に前方に伸ばして前に5歩前進。
3、次に逆の5歩後退します。
骨盤のエクササイズに関しては前傾タイプ後傾タイプどちらの場合でも使えます。
それと仕事前の準備運動や、仕事後のケアとしても使えるので、1分間の時間で身体を本来のキレイな姿勢を作っていきましょう。
これを毎日やれば、姿勢が悪い人は立った時の感覚の違いを感じられるはずです。ぜひ実践してみてください。
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。