J1浦和がJ2千葉のFW小森飛絢(ひいろ、24)の獲得に乗り出していることが判明した。 小森は富山第一高を経て、新潟医療福祉大時代に北信越大学リーグで3年連続の得点王を獲得。23年に千葉でプロ入りした。2年目の今季は背番号10をつけ、38…

 J1浦和がJ2千葉のFW小森飛絢(ひいろ、24)の獲得に乗り出していることが判明した。

 小森は富山第一高を経て、新潟医療福祉大時代に北信越大学リーグで3年連続の得点王を獲得。23年に千葉でプロ入りした。2年目の今季は背番号10をつけ、38戦23ゴールでJ2得点王に輝いた。両足の高いシュート技術を誇る178センチFWには浦和を含む国内、海外の複数クラブによる争奪戦が繰り広げられている。

 浦和は今季終了後、元日本代表FW興梠慎三が現役引退し、オランダ出身FWブライアン・リンセンとタイ代表MFエカニット・パンヤが退団する。リーグ37戦49得点はJ1で上から10番目で、得点力アップは課題。来季のリーグ優勝、クラブW杯に向け、攻撃陣の大幅な増強を図る。

 ◆小森 飛絢(こもり・ひいろ)2000年8月6日、富山県出身。24歳。富山第一高3年時の18年高校総体で得点王。新潟医療福祉大では北信越大学リーグで3年連続得点王を獲得。22年にUー23日本代表選出。23年にJ2千葉でプロ入り。今季は23ゴールで得点王。J2通算73試合36得点。好きな海外選手はアルゼンチン代表FWメッシ。右利き。178センチ、74キロ。