室伏長官考案の「セルフチェック」を学んでみませんか?~身体の機能や痛みのマネージメントをしましょう~
誰でも気軽に自分の身体機能の状態を知ることができる「セルフチェック動画」をeラーニング形式で学んでみませんか。
健康的な日常生活のために自分の身体を把握し、意識的に身体を動かすきっかけ作りを目的として、スポーツの指導現場や学校現場に限らず、ご家庭や職場でも子どもから高齢者まで手軽に取り組むことのできるコンテンツとなっています。
eラーニングには2つのコースがあります。「ビギナーコース」では、セルフチェックの正しい方法を学ぶことができ、手軽に理解を深めることができます。「エキスパートコース」※では、セルフチェックの正しい方法だけでなく、身体各部の改善方法についても学ぶことができます。指導者はもとより、セルフチェックの方法をより深く学びたい、問題のある部位に対して改善方法を学びたいという人にご活用いただける内容となっています。(※エキスパートコースは2月公開予定です。)
最後には修了証書も発行されます。是非、取り組んでみてください!
「セルフチェック動画」を視聴しよう
身体の機能や痛みのマネージメントをしましょう
セルフチェックのスコアや改善エクササイズに係る研究によって、以下のようなエビデンスが明らかとなりました。
(1)このセルフチェックのスコアの低さはトレーニング中の痛みと関連する可能性があることを明らかにしました。
Koji Murofushi, et al. The relationship between movement self-screening scores and pain intensity during daily training. The Journal of Medical Investigation. 69(3.4) 204-216; 2022. 【The relationship between movement self-screening scores and pain intensity during daily training - PubMed (nih.gov)】
(2)このセルフチェックを用いたチェックは、専門家によるチェックと同等に身体機能を評価できることが明らかになっています。
Koji Murofushi, et al. Validity of the KOJI AWARENESS self-screening test for body movement and comparison with functional movement screening. PLoS One. 30;17(12), 2022.【Validity of the KOJI AWARENESS self-screening test for body movement and comparison with functional movement screening - PubMed (nih.gov)】
(3)改善エクササイズを行うことによって、痛みが軽減したことがわかっています。
Koji Murofushi, et al. The effectiveness of corrective exercises on the KOJI AWARENESS™ score and activity-related pain intensity. The Journal of Medical Investigation, 70(1.2):208-212, 2023.
[2024年9月追記]
(4)箱根駅伝出場チームの選手を対象に、箱根駅伝に向けたシーズン前のセルフチェックの総スコアとシーズン中に生じたランニング障害との関連を分析しました。その結果、シーズン前のセルフチェックの総スコアが低い選手はシーズン中にランニング障害を発生しやすいことが明らかになりました。特に、シーズン前のセルフチェックスコアが46点以下の選手は、そうでない選手に比べて、ランニング障害の発生リスクは2.59倍高いことが明らかになりました。
Koji Murofushi, et al. Predictive Value of the KOJI AWARENESS Self-Evaluation System for Running Injuries in Elite Male Long-Distance Runners: A Prospective Cohort Study. Orthop J Sports Med. 2024Aug12;12(8):23259671241260517.
(5) 90歳以下の健常者723人を対象に、セルフチェックの総スコアと年齢の関連を分析しました。その結果、加齢に伴いセルフチェックの総スコアは低下し、49.1歳を境にセルフチェックの総スコアは急激に低下することが明らかになりました。
Koji Murofushi, et al. Exploring age-related changes in motor function: insights from the peak decline found in Koji Awareness screening test. Sci Rep. 2024 Aug 14;14(1):18903.
(6)健常者を対象に、セルフチェックの改善エクササイズの一つであるFlamenco Thoracic Spine Rotationを実施することで、胸椎の可動性が改善するかの有効性を調査しました。その結果、Flamenco Thoracic Spine Rotationを実施することで、胸椎の可動性は改善することが明らかになりました。
Koji Murofushi, et al. Comparative Analysis of Thoracic Rotation Exercises: Range of Motion Improvement in Standing and Quadruped Variants. ActaMedOkayama.2024Jun;78(3):251258.
「セルフチェック」を学ぼう!
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eラーニングを途中から再開したい場合
「クイズ編」「アンケート編」からeラーニングを再開したい方は以下より選択し、eラーニングを再開ください。
チェック終了後はレビューシートを活用して自身の身体機能の状態を確認しましょう!
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