2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧
これは2015年末のある夜中のことである。私は○○県の真っ暗な道路を運転していた。○○県は雪国と言われているが、暖冬のためか今は雪はない。山の方の日陰に薄汚れた白がわずかに残っているだけだった。外は真っ直ぐに落ちていくような気温であったが、よく晴…
帰省の荷造りをしていて、あれもこれもと家の中にあるものを集めていくのはドラゴンボールに似ていると思う。七つじゃきかないし、とくに願いもかなわないのだけど。それで、家(ハード)はないけど家(ソフト)はあるみたいな気持ちになって、そうね旅とか…
仕事をおさめた。そして今年は早めに実家に帰る。例年は同居人にあわせて31日に帰省していたのだけど、今年はちょっと特別だ。それでその足でまあまあの駅に寄って、お菓子を選ぶ。同居人の実家にもたせるのだ。 このお菓子選びは楽しい反面、気が重くもある…
ブログのエントリをふりかえるというのが流行っておりますが、こちらは日記だしどうにもならないなどと思いながら一覧を眺めていて、ぱっとタイトルで好きなのを選んでみました。 soulkitchen.hatenablog.com 響きが最高(そして最低)だよ。しかし社畜。っ…
なんとなく、終わり、ということを考えたりする。クリスマスも何ともなしに過ぎていき、年末だけが残っている。しかしこの調子で過ぎてしまうのだろうね。一日が長かったり短かったりする時期はもう終わってしまった。のだろうか。 そうそして、終わり、とい…
(わたしなりに)めちゃくちゃに熱量のある文章を下書きにしまってこの記事をかくことにする。日記、という二文字は単純なようでいて、奥が深い。つまり、単純にその日のことを記す、ということだけど、「その日」にそれが起こった、そう思った考えた感じた…
★ (いけめんが急にくまになって水をさすシリーズやりたい)
エモいとエモもやっぱり違うよねとか考えながら月例の業務が終わらなくて椅子の上で体育座りしたりしている。もぞもぞ。 夕方4時を過ぎたあたりで空が白くなってきたのが窓から見えて、青色が薄くなってくるのは朝の光に似ているなんて目を細めてみるのだけ…
あなたの日記を読むべきはワタシでしょっていう気分になることがあって、その不遜さも悪くないんだけど、やっぱちょっといかんよねって思って言わないのだけど。たまに、というかしばしば、みんなもっと詩人になってくれって思うことがあり、それは結局、叩…
趣味について考えたりする。読書ははずせないけど、なに読んでるのってきかれるのが嫌なので言わない。映画もそんな感じ。普通の人よりは鑑賞していると思うけど、ブログを書いてる人たちの中ではまだまだって思う。山に行くのが好きだけど、自然が好きなの…
9月 soulkitchen.hatenablog.com 1.一錠 わたし多分これから風邪をひく嘘の水なし一錠とてものまない 2.おい おいしいとおいとあなたのとおいおい約束はどこおいといください 3.ウーパールーパー 水の中泣いてもばれない方法を教えてよ、ねえウーパールーパ…
tankanome.hateblo.jp はてさてやってみる! 1. ファー すべて世のゴッドファーザー触れたもの名前をつけて駆け出していく 2. 密(蜜→密に訂正しました!) 密教の秘密で思い出すものは三島由紀夫のあのしたり顔 3. LED ぴかぴかにするのはサンタの約束と取…
Fから連絡があったのは、とまで書いてどきりとする。このブログに登場するFはF氏のことだけれど、これはべつのFの話だ。Fとは結局はフのことで、しかしハ行のほかの文字(ハヒヘホ)とはくっきりと違って浮き立って見える。これが音のもつ力なのかもしれない…
突然。しかも2014の。 年始にね、発表するって言っていたのはおぼえていて、頭の片隅にひっかかっていた。ほとぼりも冷めたし発表することにした(選考だけはだいぶ前にしてあったのです)。 はじめに 何言ってんだ大賞2014とは、2014年の中で一番何言ってん…
諸事情により、会社の自転車に乗って帰る。職場を出て交通整理のおっさんの前をとおる。おっさんは、道路に向かって赤い棒を横にして掲げて見せ、わたしにアピールをする。車はいなかった。 それで、通り過ぎた瞬間に「電気ついてないよ!」と言われて、数秒…
ユニクロの暖パンを買った。これは二本目の暖パン。ひとつめのは三冬は前のものだから、それにくらべればぐんと改良されている。とにかく表面のシャカシャカ感が格段に減っている。それで、家では旧い暖パンを履いて、それは昨日からなので昨日は暖パン記念…
家に山芋があって、ヒナ氏がそれを酢の物にした。柚子が入っていたので香る香る。柚子は正月の香りで、台所は正月の雰囲気をおびた。実家では雑煮に柚子が入る。柚子をただ朽ちさせるのは勿体なく、調べたら自作できるらしいので柚子味噌をつくることにした…
久しぶりのときは季節の描写から入る。ますます寒くなってきていて、それはもう十二月なのだから当たり前だ。寝具の丸まり具合からも冬が想起される。毛足の長い蒲団カヴァーとか着る毛布とかが落ち着いた色で、蒲団の山脈はふかふかにコウヨウしている。色…