この記事は Mackerel プラグインアドベントカレンダー(全部CRE) の16日目です。
それでは16日目は check-ntpoffset
です。
check-ntpoffsetは時刻同期であるNTPをチェックしてくれるプラグインです。
インストールと設定手順
至れり尽くせりなので公式ドキュメントに手順が書いてあるのじゃ!!
使い方
check-ntpoffsetはシンプルです。
README.mdやヘルプにある通り、 offset(ms)
がどれくらいになったらWARNING/CRITICALかを指定して実行するだけです。
# check-ntpoffset -h Usage: check-ntpoffset [OPTIONS] Application Options: -c, --critical= Critical threshold of ntp offset(ms) (default: 100) -w, --warning= Warning threshold of ntp offset(ms) (default: 50) Help Options: -h, --help Show this help message # check-ntpoffset -w 60 -c 90 NTP OK: ntp offset is -0.870000(actual) < 60.000000(warning threshold), 90.000000(critial threshold)
NTPがどれくらい差分があるかも確認したい
Mackerelプラグインアドベントカレンダーに二度目の登場、 id:kazeburo さんが mackerel-plugin-ntpq
プラグインを作っています!
perlで作られているのでシュッと作ってスパッとおけるのが安心。
こちらを使うとグラフで見れるのでNTPの遅延などでお困りの際はご検討ください!
NTPサーバーで福岡大学を指定するのは辞めましょう
NTPサーバーと言えば clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
を指定することが古き良き時代のエンジニアなら一種の慣例だったと思います。
実際にググると色んなNTPの設定サンプルで clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
を指定されています。
しかし福岡大学は今後は サービスを削除する ために頑張ってるそうです。
新たにNTPを設定するときは下記をご参考ください。
サービス詳細 : インターネットマルチフィード時刻情報サービス for Public
あとは普段ご利用してるISPが提供しているNTPもオススメです! 是非この機会にNTPの設定を見直して見ましょう。
今回はNTPの豆知識も含めたcheckプラグインの話でした。 明日はみなさん、ちゃんと監視してますか?起動時間の監視についてです。