昨日のお稽古はSさんとTさんのお二人です。
Sさんにはマッスを、Tさんには投入をいけて頂きました。今回の花材はケイトウとユーカリ、ヒペリカムです。ケイトウはみずみずしい葉がたっぷりとついていて、Tさん曰く「美味しそう」と・・・。確かにおひたしにして頂いたら良い箸休めになりそうです、笑。
Sさんはそのケイトウの葉を工夫してマッスに仕上げています。2つに折れ曲がった個性的な花器の黄色に緑と赤の塊が印象的です。ヒペリカムの点々模様で更にグロテスク度が増し、私は好きです!
Tさんは前回盛花で練習した花型を投入でお稽古です。ケイトウの茎が指の太さほどもあって苦労なさったようですが、上手くまとめましたね。今回のようにボリュームのある花材の場合には、脇枝や葉を丁寧に整理することが大切になってきます。難しい作業ですが、作品を見る目を養う良いトレーニングになりますので、失敗を恐れずに鋏を入れて欲しいと思います。