今月末、東京神田神保町にある文房堂ギャラリーにて「第3回 壁の花展」が催され、四名の草月作家が思い思いの壁作品を展示します。(2019年7月29日〜8月4日)
第1回はクリスマス、第2回は夏のリゾートを思い起こさせる作品が並びました。
この展覧会の面白いところは壁をキャンバスに見立てた絵中絵のごとく、様々な形の作品を絶妙に配置することで全体としても一つの作品になるよう構成しているところではないでしょうか。
壁作品というと多くの場合は四角いボードに仕事を施し「レリーフ作品」に仕上げるのですが、彼女達は必ずしも型通りの土台の類いを用いずに、素材そのものが持つ面白さを全面に出して表現します。
そして3回目となる今回のタイトルは「ジャングル x ジャングル」! 果たしてどんなワイルドな作品になるのか、私も今から楽しみです。
会場となる文房堂ギャラリーはカフェと併設した格好になっていて、(カフェを利用せずに)作品だけ鑑賞するも良し、お茶を飲みながら目に入ってくる作品をのんびり眺めて堪能するも良し・・・です。
因みにこの文房堂さんは主に画材を扱うお店ですが、ポストカードなども豊富に取り揃えており、絵心のない人でも十分に楽しめる場所です。古本屋巡りに疲れて一息入れたい時など、覚えておいて損のない穴場カフェだと思いますよ。
今回ご紹介する「壁の花展」もきっと面白い展示になると期待しています。
お近くにお出かけの際は、是非お立ち寄り下さい。(はい、宣伝です!笑)