誇らしげな君の姿
私の目には雪と映る
 
鮮やかな君の春の色
季節違えぬ深緑の中で
闇夜に淡く佇む
 
今肌を包む風は
確かに春のものだけれど
私には君が
雪をたずさえた枯れ木に見えた