2012年07月 : 風白狼日記

風白狼日記

Yahoo!ブログから移転してきました。 ほぼ過去の記事残しておく用。気ままに書いていきます

2012年07月

 新作小説の更新情報
 
 現代日本で一生を終えた主人公は、一少女として異世界にて転生する。
そこは魔法文明が発達し、エルフやら獣人達やらが暮らすファンタジー世界だった!
主人公は自らの見聞を広めるため、その世界を自由気ままに旅をする。
自分が大きな運命を背負っているとも知らずに――
 
 
 
 という訳で新作小説の宣伝でした。
ストックがあるうちは定期更新となります。
既に3話まで掲載しているので、物語の雰囲気を見ていただけるとありがたいです。
感想をもらえると飛び上がるほど喜びます。

 最近小説の執筆に凝っててブログの方に顔を出してない風白狼です
他人の記事を見てるだけの時も多かったけどね
勉強は一応してます
何に手をつけていいか分からない時もあるけど…
 
 
 最近、やたらとネタばかり思いつくんだよね
いや、中には昔考えてたネタが蘇ったのもあるけど
親に「小説は今書かなきゃいけないの?大学入ってから書けないの?」とか怒られましたが、
1年や2年前のネタって結構覚えてないものなんだよね
今書けるうちに書かないとどんどん忘れてくって言うか…
ていって、書けると思ってもなかなか進まないんだけど
プロットだけでも残しておこうかなあ
元々あらすじをメモしないタチだから、あんまり意味無いか
メモなんて人物とか設定程度の事だし
 
 
 そう言えば、最近「小説家になろう」というサイトで『マイペース☆ファンタジー』という新作小説を掲載したんだけど、
まだ3話目までしか更新してないし物語も見えないのに、お気に入り登録が18件
いや、全体で言えば少ない方なんだろうけどさ、私にとっては多いから
だって完結済みの『魔法使いの世界』だって5件くらいだもん
もっと言うと、『マイペース☆ファンタジー』は初日から6件だったり
楽しみにしてくれる事はありがたいんだけどね、反面もやもやしてるよ
 この物語はいわゆる異世界転生物で、サイト内では割と見かけるジャンルなんだと思う
というか、だからこそ自分なりの物語が書きたくて選んだんだけど
ただそう言うジャンルとして読まれてたらちょっと悲しいなあと
なんて言うのかな?ただ大衆の趣味に合わせただけみたいでさ
そうならないようにオリジナルかつリアリティのある物語を目指してるんだけどね!
 
さて、駄文(駄日記?)失礼しました

 土曜日に公開された映画、『おおかみこどもの雨と雪』を見に行ってきました
 
“おおかみおとこ”と人間の間に生まれた二人の子供・雨と雪の成長を描く物語。
活発でおてんばな姉・雪と引っ込み思案で泣き虫な弟・雨。
彼らは人間の姿にも狼の姿にもなれる。
どちらの生き方もできるようにと、田舎へ引っ越して…
 
 
 というストーリーなんだけど、私は事あるごとに泣いちゃったw
もともと涙もろいけど、久々にしっかり泣けたと思う
特に、ラストは衝撃だったな~
はじめからは想像できないようなラスト!
とはいえ、納得のいくものになっているんだけど
つまり、それだけ雨も雪も成長したってこと。
狼として生きるか、人間として生きるか。
その選択が迫る時は必見だと思う
 
 個人的には、成長した姿の方が好きだなぁ
雨の方は成長するにつれて父親に似てくるし…
 
 
※以下、ネタバレなので注意(反転)
 雨を追いかけて森の中へ追いかけ、花が倒れてしまうところで、
おとうさんが出てきた時はまさか死んだとかないよね?いくら何でも二人がかわいそうだよ!
って焦ったよ
結果的に助かったけど、もう泣いた
 そして花の「しっかり生きて!」という台詞。
予告の時点から気になってはいたけど、向けている相手までは分からなかったんだよなあ…
※ネタバレ終了
 
 そして、主題歌の「おかあさんの唄」
歌詞を聴いていたら映画の場面がフラッシュバックしてまた泣くという
泣きすぎだよねw

 3話 ニコの初仕事~魔女狩り~
 
 どうしてこんな事になったんだ。ニコは、前方で上がる黄色い声を恨めしく眺めていた。町の一角で女性達の視線を集めているのは、短めの金髪にスカイブルーの瞳をした男性。デザーテッドカンパニーで暮らす変態―もとい、バングルだ。性格はアレだが女性というものはまず顔のいい人に寄っていくのが世の常というもので。そういう訳で、黙っていればイケメンの彼は女性達の視線を一身に集めているのだった。
 
 

 事のきっかけは数時間前にさかのぼる。

「ニコ、悪いけど任務に同行してくれ!」
 
手を合わせて頭を下げ、バングルはニコに懇願してきたのだ。唐突に話を振られたニコはしばらく呆然とその様子を見てしまった。
 
「何で?」
 
まだニコ自身仕事を振り分けられた事はないが、依頼を聞いたマスターが適材を送るようにしているはず。それなのに全く呼ばれていない自分に降りかかってこようとは、意外としか言いようがなかったのだ。バングルは苦笑いをして続ける。
 
「今回の依頼は魔女狩りなんだ。この魔女、面食いだってことで俺が呼ばれたんだけど…俺、戦闘に関しては自信ないからさ、もしもの為についてきて欲しいんだ。」
 
彼はジンやサファイにも頼もうとしたが、彼らは既に他の仕事へ配属されており、頼めなかったのだという。聞けばニコも戦闘要員だということで、頼みにきたのだ。
 
「なあ、いいだろ?お前も働いたって事に伝えておくし、事が順調に進めば面倒な事にはならないと思うから…。それに、先輩の言う事は聞くものだろ?」
 
必死に頭を垂れて依頼するバングルに、ニコは渋々同意して今回の任務に同行したのだった。
 
 

 傍から歓声を受けるバングルを大儀そうに眺めながら、ニコは周囲への警戒を怠っていなかった。面倒な事にならない限りは心配ないとは言っていたが、相手は魔女。気を抜くとどうなるか分からない。いや、第一本当に魔法を使う相手なら、俺が来たところで無駄なのではないか――ニコはそう思った。だが、依頼は依頼。どうなるか分からずともこなすしかない…

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