名も無き山野を行き、知人の食堂と土偶に遭遇! [雑談]
うん、もう暑い関連のネタは書きたくも見たくもないぞ(苦笑)
というくらい「今年も」殺人的な「蒸し暑さ」でしたねぇ。
ほぼ世界的レベルで「気象観測史上最も熱い夏」だったそうです。
知り合いで、東南アジアの方々と一緒に仕事している方のお話ですが、「日本の暑さはとても耐えられない」そうで、亜熱帯地域で慣れている人たちでさえ音を上げるんですから、「最近まで四季があった温帯だった郷土」で生まれ育った我々が、やすやすと馴染めるような類の気候ではなかったという事ですね。
さて、「X」や「Facebook」では書いていましたが、長くつらい夏の後遺症で、おそらく「夏バテ」症状で本当に最近まで体がだるくて動くのも億劫でした。
ロードバイクで走ったら、「たかが」90㎞程度のいつもより短いコースを走っても、後半戦完全に体力が落ちてしまい「こんなに衰えていたなんて」と、3日ほどひどく落ち込んだくらいです(苦笑)
ま、クヨクヨしないのと、切り替えが早いのが自分の取柄ですので(笑)、さっそく体力の回復と走れる身体作りに頭を切り替えて10月を迎えました。
とにかくあまりの暑さに、体の代謝機能が狂い基本体を「冷やす」モードに成っていたため、代謝が落ちた上に、ダイエットが悪循環にをかけて「食べないのに痩せない体質」に成っていました。
あまりに頭にきて(笑)「どうせ食べないで痩せないのなら、悔しいから食べたいものをガンガン食べてやる」と自棄になって(苦笑)、焼肉やカツカレーを食べたり夕食も量を増やしたら、本当に不思議ですが少しずつ体重が減る方向に変化して来たではないですか!
やはり代謝が落ちて燃焼できない状態だったのが、食べる事で体力が回復して、あとやはり体を動かさないといけないなと、ローラーを引っ張り出して、雨が降って表に出られない日など、最低1時間はローラーを回すようにしていました。
先週はいつもの「つくばりんりんロード」の130㎞コースで、まあなんとか後半に大きくタレないで走れたので、なんとか「回復方向」には向かっているようですね。
さあ10月に入って走るぞ・・・・って、天気がなぁ(泣)
とてもロングライドを走る気分になれないので、雨が降らなければ良しとして、本日は「ROADREX」で茂木付近の山道を中心に6時間ほどのんびり走る事にしました。
陽の光は出てなく湿度も相変わらず高いんですが、流石に気温が落ち着いたのと風も弱いので、かなり走りやすいです。
やはり屋外を自転車で走ると五感が刺激されて気持ちが良く、この季節だと「キンモクセイ」の香りが漂ってきて、こういう「匂い」も刺激になります。
土のにおいや草木のにおい、それと河川の近くでは「河のにおい」も感じられるんですよね。
自分は魚の「サケ」ではないので、明確に臭いをかぎ分ける嗅覚はありませんが(笑)、例えば鬼怒川水系のにおいとか、田川のにおいとか、河川によって独特なにおいがするのは、長年その近くを走っているので解るんですよね。
鬼怒川も宇都宮付近では「中流域」ですが、この季節だと川底まで水が澄んでいて、まるで「清流」のようですね。
さて、特定のコースを想定せず、サイコンやナビも使わないので「あてずっぽう」に、車の少ない道を選んでのんびり走ります。
栃木県内だと、概ね知らない道を走っていても、なんとか行きたいところには行けるだけの「土地勘」はあるので、かえってナビなどない方が「面白い道や風景」に出会う確率が高くなります。
しかし、本当に此処は何処なんだろう(苦笑)
まあ、最近はスマホさえあれば現在位置は確認できるので、本気で迷うことはまずありませんが、GPSやナビに頼らないで走る「勘」は、こうやって時々養っておくようにしています。
さて、本日のお昼は、益子町芦沼、国道294号沿いにある「おひさま食堂」に行くのがメインになります。
春先に自転車のイベントで通過した時、お馴染み「グルメ妖怪アンテナ」が動いて気に成って、何時か行こうと思っていたのですが、なんと勤めていた会社でお世話になった女史がやっているという話を聞いたので、訪れる事にしました。
以前は年配のオジサンがやっていた蕎麦屋さんだったそうで、蕎麦がメインは同じなのですが、それ以外のメニューもあって、店主の女子は「おひさま食堂」という店名に恥じぬ、いやそれ以上に明るい方なのですし、もう一人の店員さんは、昔の同僚の奥さんで、この方も明るい方ですので、会話が弾んで久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
本来お蕎麦を頼むところでしょうが、カツカレーの魅力には勝てず(苦笑)
チョット辛めですが、カツカレーの場合ルーはハッキリとしたスパイシーな方が自分は好みです。
いや「リンゴと蜂蜜トローリ溶けてる」カレーも好きなんですけどね(笑)
お昼でお店も混んできたので、お客さん優先ということで、名残惜しいですがお店を後にして、道の駅もてぎに行きます。
個人的な好みの問題ですが、自分はどうも此処は趣味に合わないというか、人が多すぎるのが鬱陶しいとうか、軽く休憩しただけで後にします。
実は普通に県道沿いにまっすぐ走れば帰れるのですが、休日で交通量が多いのが嫌で、ルートを決めず北回りで知らない道に突入していきました(笑)
栃木県の東部のこの付近は、基本「平らなところがほとんどない」地形で、千葉県の内陸部の様に低い山を幾つも超えて走るので、常に登ったり下がったりで、「平地大好き」な自分はあまり自転車で来ないルートではありましたが、e-BIKEを手に入れて、こういうアップダウンを繰り返すルートの「精神的圧力や拒否感」が払しょくされて、楽しく走り回る事が出来ています。
以前から言っていますが、栃木県は自転車で走りやすい、ロケーションの良いルートがゴロゴロしています。
あと、残念ながら地域の文化教養程度の問題と言い切りますが、本来ならもっと注目されるべきポイントが埋もれているケースが本当に多いです。
既に知れ渡っている「定番」の観光ルートを、交通量の多い県道などで繋いだ「自転車観光ルート」などでは無く、自転車が走る人が、「走って面白い、走って驚きがある、走って気持ちの良い」ルートを選定してコースとして選定すれば、「そういうロケーションが珍しくてリピーターに成れる」サイクリスタの潜在層は少なくないと自分は思うんですがねぇ。
とまあ、とりとめのない話になりましたが、9:00に出かけて15:00帰宅と6時間ほどのんびり走れましたので、なんだかスッキリしました。
まあ、まだ天候の方は怪しいのですが、焦らず少しづつ走行強度も上げていき、来年の「佐渡ロングライド還暦チャレンジ」にむけて、ゆっくり急いで丁寧に、焦らず準備を続けて行きたいですね。
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