梅雨入り前にADV160でツーリング旅行、聖地巡礼の甲府盆地周回コース:どすこいライダー鬼怒川自転車日記:SSブログ
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梅雨入り前にADV160でツーリング旅行、聖地巡礼の甲府盆地周回コース [オートバイ]

e-BIKE次はとうとうエンジン付きかよ!と突っ込まれているでしょうね(笑)

いやいや、別に完全に普通の自転車からシフトしたわけではありませんし、なんか本当に梅雨来るの?という訳もわからない季節感ぶち壊しの現状ですが、予報を見て天気の良い日に、ロードのロングライドにも出かける予定です。


さて、自分はもともと4輪大好き少年でしたので、こんな反抗的なハグレモノではあっても、思春期の頃でさえバイクに興味が行くことはありませんでした。

まあ、家庭内の騒乱がピークを迎えた時でそれどころでない事と、既に「アニメ特撮オタク」絶頂期だったので(黒歴史やなぁ)、盗んだバイク乗り乗り回すより劇場版ガンダム見るのに映画館に夜中から並ぶ方が忙しかったんです(笑)

 

ま、バイクの免許取得のきっかけは早期退職で、最も移動コストの低い方法は?と考えて125㏄、原付2種の免許取得に注目して、後押ししてくれたのは流石オタクで、アニメの「スーパーカブ」「ゆるキャン△」でした。


そんな経緯もあるので、バイクツーリングの行く先は、自然と山梨県、静岡県での「聖地巡礼」が多くなり、今回は梅雨で走れなくなる前に、「ゆるキャン△3」で放映されていたリンちゃんの「甲府盆地周回コース」に出かける事となりました。

天気予報で13日が一番天気がよさそうでしたので、12日に現着して13日は一日時間を取れるように12日の5:00頃自宅を出ました。


今回あまりコースや予定に関しては細かく決めてず、まあ夕方までに甲府のホテルにチェックインできればいいいやという感じで、いつものように主要道路を避けて裏道中心でまず青梅に向かいます。

宇都宮から甲府に向かうルートは幾つもあるのですが、今回はあきるの市から秋川渓谷を遡上して、甲武トンネルを抜けて上野原経由で国道20号線に入り、大月から国道139号線で、富士吉田から河口湖経由のルートを取ります。


この秋川渓谷から甲武トンネルを抜けるルート、地元のサイクリスタの山岳コースになっているようで、多くのロードバイクを見かけました。

こちらはエンジン付きで気軽・・・・いや以前のPCX125だと、険しい上り坂だと「ヨッコラショ」という感じでもどかしくなるのですが、たかが35㏄程度?されど35㏄の排気量の拡大の効果は絶大で、ADV160はこんなおデブと宿泊の荷物積んでもグングン登っていくのは頼もしい限りです。


さてあまり補給もしていないのでお腹がすきましたが、国道20号線って、なんか寂れていて、ナゼこんなに飲食店少ないんでしょうね?

基幹国道というより、そちらは中央高速道路に役目が移っていて、単なる地方の連絡道と成っているからでしょうか?

地形や沿線周辺の建物などの関係で、道幅も広げられず、4号国道の様にだだっ広い関東平野で広いバイパス道路を新設できるルートでもないので、街道としてはもう寂れる一方なのかもしれません。


さて幾つかの面白いお店もありましたし、定番のチェーン店なども幾つかあったのですが、なんだか気乗りせず、富士吉田に入って「そういえばここはうどんが名物だよなぁ」などと考えていたら、信号待ちで横目に看板が見えたので、反射的に飛び込んだお店がここです。

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富士吉田市の「くれちうどん」さんで、今回全く下調べしていなかったので完全に飛び込みですが、グルメ妖怪アンテナもビンビン立って来ましたので(笑)、これは面白そうです。


肉玉うどんを注文しましたが、うんうん、今までSAや道の駅で食べた吉田うどんとは明らかに違います。
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個人的には吉田うどんは「太くてゴワゴワしていて、汁もぼわっとして好みじゃない」認定だったのですが、こちらの麺はカウンター越しにご主人が足踏みしている事からも、硬いのではなく弾力性を伴う「コシが強い」逸品で、噛めば噛むほど小麦本来の香ばしさを味わえます。
御主人とお話しして、正直にうどん初心者ですと言ったら、試しにと「生麵」を出していただいて、確かにこれは暖かい汁で食べるのは邪道だと実感しました。
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値段もリーズナブルで、富士吉田に来てうどんが食べたければまた伺おうと思いました。
此処まで来ると最近の自分にはお馴染みの場所で、食後の休憩に富士山眺めながらコーヒーでもと、こちらも良く来る河口湖の大石公園に行きます。
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ここは広い駐車場があり車中泊や、よそで車中泊してこちらに移って朝ご飯を作って食べたりと、自分的には定番の場所です。
自分は冬季の平日に来ることが多いので混んだイメージはないのですが、シーズンに入ったのとインバウンドが復活したせいなのか、大型ミニバンのハイヤー(白タクらしき物も含めて)で乗り込む外国人グループが多く、かなり混雑していました。
自分が見た範囲では、大声で騒いで嵐のように通過していく、迷惑な大陸系団体は見かけませんでしたが、路上で怪しい動きをする車が多く、成田や相模原、神奈川ナンバーのレンタカーや、怪しい大型ミニバンで、外国人のドライバーだった事は事実です。
ケシカラン!という事ではなく「そういうものがいる」という前提で、危険予知運転を心がけて、自分で事故を予防していこうというお話です。
あとお土産物のカフェで店員さんとお話ししましたが、混んではいるけれど、なんでもこの季節の売り物である「サクランボ狩り」が、サクランボの歴史的不作で出来ないことが悩みなんだとか?
そういえば後述する甲府のフルーツラインでも、サクランボ狩りの看板はあっても閉まっているお店が多かったですね。
まあここまでくれば甲府は「一山超えて」という感覚で・・・・というのは土地勘のない関東地方の人にはわかりずらいところですが、距離的にも、宇都宮市から中禅寺湖に行く程度であって、思ったより近いなというのが最近何度か訪れて感じたことです。
この日は平地では記録的な高温でしたが、ここ精進湖付近は24℃と清々しい気温で風も気持ちよく、このまま盆地で熱気が溜まっている筈の甲府には行きたくなくなってしまいました(苦笑)
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この後は、自分の旅の定番として、ホテルや車中泊の前に必ず温泉で体をほぐしておこうと、これも以前のツーリングで見つけておいた、金川曽根広域農道から登っていき甲府盆地を一望できる高台にある、「みはらしの丘未みたまの湯」
でノンビリします。
入り口を入ると目についたのは「ゆるキャン△」グッツで、確かメンバーはココには来ていないはずですが、影響は絶大ですね。
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シーズン3ではこの下をリンちゃんが通過していますが、カウンターのお姉さん曰く、「県庁でイベントした時の騒ぎは凄かったのよ」だそうです。
世間はなんとしても「キャンプブーム終焉」をアピールしたいのでしょうし、まあ落ち着いただけと自分は認識していますし、ゆるキャン△の神通力はまだまだ健在で、これは是非早急に「シーズン4」を放映してほしいです。
そうすれば綾乃ちゃんのツーリングやあおいちゃんのロードバイクネタも見られると思うので、自分にとっては良い事しかありませんわ(笑)
一泊して翌日、なんか薄曇りであまり天気が良くありませんが、8:00頃ホテルを出て、当初の予定通りのコースを走ってみます。
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個人的にただ走り抜けるのもつまらないですし、時間はたっぷりありますので、完全にルート通りではなく自分の興味のある所に寄り道しながら走って、帰路のルートを想定しながら進んで行こうと思います。
実のところ過去のツーリングでほぼ南側と西側は何度も走っていたんです。
だからメインは北側が完全に未踏破ですのでそちらを中心に進みます。
最初は地図で見つけた「中田の棚田」です。
盆地を見渡す丘陵地にある棚田で天気が良ければ富士山がくっきり映ります。
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まあこちらは観光で気楽に見ていますが、此処で稲作を行う方々や保存しようとされている方々は、本当に大変だと思います。
次はリンちゃんが桜を見に来た「桃花橋ループ橋」で、此処も桜が咲きそろって富士山が見えればよい撮影ポイントになるでしょう。
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まあこの日は雨こそ降りませんが、午前中はこんな感じで、富士山が霞んでしか見えません。
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せっかく天気が良い日を選んでも相手が天気であればこちらの予定なんぞどうにもならんモノで「そんなもの」と考えておくに限ります。
まあ来年の桜の咲く時期の「リベンジマッチ」ができると思えば良いだけですしね!
実は今回のツーリング体調が万全ではなく、お馬鹿さんな事に前日にROADREXでの100㎞の山岳ツーリングした後で疲労がたまっていて(アホやなぁ)、オマケに気温の変化でおなかの調子もイマイチだったので、此処に至って疲れがどっと出てしまいました。
そこであまり欲張らず、早めに帰路に向かって秩父あたりで早めにホテルにチェックインしておこうという事で、まず早めに温泉に入って眺めの休憩を取る事にしました。
で、地図を見ると前回の巡礼ツーリングで漏らしていた「ほったらかし温泉」がルート上にある事に気が付いて、さっそく向かいます。
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かなり山の上まで登っていく感じで、確かに眺望は間違いなく抜群です。
温泉そのものも、眺めの良い露天で、さらりとしたお湯にゆったり漬かっていると眠気が襲ってきます。
他のお客さんも居眠りしていた方が多いですね。
ここでちょうどお昼でしたが、おなかの調子もあって軽く蕎麦とおもいましたが、そうだ!これがあったんですよね!
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「温玉揚げ」も食べて、オマケにソフトクリームまで食べてしまい、そもそもおなかの調子が悪かったという話は?(苦笑)
この時点でも何となく富士山の輪郭が確認できる程度の天気でしたが、この後急速に回復してきて、気温がぐんぐん上がってきました。
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ここも綺麗に晴れた時にまた訪れてみたい場所ですね。
軽く昼寝も含めて14:00まで休憩して、何とか体力も回復してきたが、まあ無理しない方が良いだろうと、帰宅は止めて秩父あたりで宿泊するコースを取ります。
甲府市内を抜けて、国道140号線で秩父に向かいます。
途中でダムが有ったので見学します。
広瀬ダムと言って、国内ではあまり多くない「ロックフィル工法」と言って、コンクリで固めるのではなく、砕いた岩を重ねるもので、景観も良くなるんですよね。
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この後、山梨から埼玉に抜ける「雁坂トンネル」を抜けます。
この国道140号は長らく途中で途切れていて、個人的に山梨県に抜けるルートとして完全に意識外になっていました。
このトンネルが開通したのは平成10年と随分前になるのですが、一度も使ったことがなかったので今回通過してみました。
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流石に一般道としては日本一長いトンネルというだけに、走っても走っても明るくならないのは驚きました。
この後16:00頃秩父についたので、予約したホテルに早めにチェックインにてホテルの大浴場の温泉に入ってサッパリしました。
今回は体調があまりよくなく、睡眠も浅かったので無理はしませんでしたが、若い頃なら無理してでも自宅に戻ろうとしてたでしょうね。
しかし、そういう事をすると当然余裕が無くなるわけで、特に「安全マージン」が削られる傾向にありますので、オートバイのツーリングでこれをやると、本当に「お星さま」になりかねないので、臆病なくらいがちょうどよいのかもしれませんね。
翌朝お寝坊してゆっくり起きて、ホテルの美味しい朝食をたらふく食べてから帰路に向かいます。
朝から完全に快晴で、気温がどんどん上がっていきますので、信号待ちしていただけでクラクラしてくるほどで、何とか栃木県内まで戻ってきましたが、たまらず「北関東横断道」に逃げ込んで、高速道路で一気に帰る事にしました。
とにかく走っていれば何とか暑さはしのげるのでノンストップの高速道路を選びましたが、ADV160にして自動車専用道路と高速道路を使えるようになって、「選択肢」が増えたことが幸いしました。
とはいえ160㏄のADVは、まあ100㎞/h巡行までがいいとこなので、地方の空いた高速道路だと、左でノロノロ走るしかなく、「高速道路カーストの最底辺」であることは間違いないですが、自分の今の用途ではこれで十分です。
壬生を通過時にお昼時間になりましたが、暑くて揚げ物や暖かい汁ものを食べる気にならなかったので、「ハイウェイオアシスみぶ」で、イチゴと練乳タップリのかき氷を頂きます。
甘くて冷たい物はサクサク入ってこういう時は助かりますね。
とまあ、色々ありましたが自分としては十分楽しめました。
今回のルートは季節を変えてまた「リベンジ」含め訪れようと思っています。
さて今回のお土産ですが、あれ?これ有名な「ケロリン」の桶?
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いやいや、リンちゃんのイラスト入りで、件の温泉で衝動買いで浴場でこれを見た時衝動を抑えきれず、まさに「買っちった!」です(笑)
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ブラザー弟

なかなか良い旅をされたようで。
やはり原付2種とは違いますね。
専用道、高速が使えるメリットが大きい。
年齢的に、しんどい時は無理せずに休む勇気が必要。何事も無理はせず!
キャンプブーム終焉との話も聞きますが、ピークは過ぎたもののまだまだ人は動いてますからね。
物としてのブームは過ぎたかもしれませんが、実際に行うことはこれからじゃないでしょうか。
やはりケロリン桶は買っちゃいますよね。
まぁ、自分はなでしこ派ですが。
で、昨日から出張で広島県竹原市に来てますが、何かアニメのキャラらしいパネル展示が!
アニメ"たまゆら"の聖地らしい。
作品名は知っていますが、観ていないので全く知りませんでした。
しばらくはこちらにいるので、散歩で行けれる範囲は行ってみようかな?と思ってます。
by ブラザー弟 (2024-06-23 15:36) 

soraneko

ブラザー弟さんへ

PCX125比較で、排気量、重量が1割増しで燃費1割減、出力が2割増しで、機動性が高くなって荒れた路面も安心感が増えて、道路の制約もほぼなくなり(未だ全2輪車通行禁止はあるが)適切な車種選択でした。
どのブームもそうですが、熱狂に乗って食いついたけど懲りた飽きた一派が掃討されて、持続性が確立されればシメタものです。
キャンプは従来からの本格派とライト派ゆるキャン△派が住み分けできているようにも見えます。
ゆるキャン△でいうと、以前のご当地アニメ観光振興は「キワモノ一過性」でしたが、「ラブライブサンシャイン」もそうですが、地元の当事者自身がファン層で理解があり楽しんでいる姿を多く見ます。
世代が変わったことが大きいのかもしれません。
by soraneko (2024-06-25 08:51) 

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