１０月２７日(日）前日までの荒天から打って変わり、快晴！！
言う事なしのマラソン日和です。
AM5：00起床し、お茶漬けサラサラ１杯流し込みます。
応援団（家族）を引き連れ、バイパスを西進します。
そうです。
人生初のフルマラソンに参加するのです。
これまで、１０ｋｍや２０km、ハーフマラソン等色々参加してきました。
実はワタクシ、人より足が遅いんです。
「歩く」のも「走る」のも遅いんです。
マラソン大会って、途中途中に時間制限が設けてあり時間内に通過しないとそこで終了・・・。。。
だから、ハーフマラソンがやっとでフルマラソンとなると無理なんですねぇ～。
でも、昨今のマラソンブームで時間制限の緩い大会が増えてきました。
この、「しまだ大井川フルマラソン」もそのひとつ。
なんと、７時間以内にゴールすれば良いのです。
途中・途中に時間制限などありません。（ココが大切なトコロ）
大会パンフレットを見ていると、おぉっ！
知っている方のお名前がありました。（知り合いではありません）
私のゼッケン№の９番後に「ＴＥＣH21」のあのお方が！！！
一緒に走れるなんて、あぁ幸せ！（結局最後まで会えませんでしたが・・・）
スタート前に緊張しています。
うそです。全く緊張などしていません。
だって、７時間以内に走りきればよいのですから！
マラソンに順位など関係ありません。
ひたすら自分と闘うだけ！（メンタルなスポーツなのよ）
マラソン申込時に予想タイムを申告します。
当然、７時間を申告した結果、スタート地点はコンナ↓後ろになりました。
スタート地点は、遥か彼方です(笑）
気にしません。。。
４２．１９５km走るのですから、小さいことを気にしてはいけません。
AM9:00スタートです。
９，２００名強のランナーが一斉に走り出します。
私の並んでいる「完走ねらい」地区は緊張感など全くない為、スタートも穏やかです。
結局スタート地点まで１０分かかりました(汗）
今回のフルマラソンのために、トレーニングしたのか？
良く聞かれますが、以前ほどトレーニングに対し真剣に取り組むことはありません。
減量したり、筋トレしたり、毎日走ったり・・・。
気が乗らなかったのです。
週２～３日、５km程軽く走った程度！
これで完走出来たら、人生調子に乗れそうな予感がします。（スイマセン）
１０分後、スタート地点を通過し島田市内を抜け大井川の河川敷コースに降ります。
あとは、ココをひたすら走るのみ。
アップダウンがほとんどないので「膝」「足首」に易しい。
天気が良い為、気分爽快！
気温も、心地よい！！
１０kmを過ぎます。
ラップタイムは１時間１４分
気持ち良く走り続け２０km地点を通過
２時間２４分
そして、中間地点です。（42.195km÷２＝21.1km）
前を走る女性ランナーの背中に「飲んで・食ったら・走らなアカン」と書いてあります。
御意！！
他にも「苦しみはやがて消える。でも、途中で辞めた事実は永遠に残る。」
何とも意味深です。
ここまで来ると、ランナーに疲れが見え始めます。
だんだんと、歩く人が増えてきます。
当然、私も歩くモードに変わってきます。
ラップを見ながら、頭の中で「残りの距離」と「歩く速さ」で「掛かる時間」を計算し７時間に間に合うか考えます。
なぜ？
筋肉が疲労を越えて足が上がらなくなってくるのです。
マラソン中継を見ていると、３０ｋｍ地点が山だ！って聞きますがあれはスポーツの世界。
一般のランナーは２２km～３０ｋｍがピークで、気力のみで走ることになります。
そうです。
ここからは私の得意とするところのメンタル勝負！
歩いては走り、走っては歩くの繰り返し。
このような気遣いがありがたいです。
調子に乗って、補給です。
腰から下に大型トラックのタイヤを結びつけられているみたいで、足が上がりませんが、補給すると何故か元気が出てきます！
頑張るぞ～！
またまた、しばらく走ると・・・。
チキンラーメンです。
このほかに、スープ・饅頭・お粥・おでん等などこの大会は至れり尽くせりです。
補給も完了し、走り続けます。
微妙な上りが続くため「疲労困憊」
この時点で、ほとんどの人が歩いています。
歩くのが、やっとなんです。（足が前に行かない）
おぉ！４１kmまで来ました。
あと少し～！
気力だけで進みます。
ワッ・ハッ・ハ～！！
完走です。
６時間４分３５秒
達成感イッパイです。
ゴール手前で、家族が応援してくれいたので「全力疾走」しちゃいました。
（歩いてゴールするのは見せられません）
自分でも良くやったと思います。
追伸：もう走りたくありません。来年ですか？ さぁ？どうでしょう（笑）
押して～!
