今シーズンのキノコ採りも残すところ後僅か。
急かされる思いで山を廻る。
反対斜面に良さそうなカラマツ林がある。
なかなか感じが良さそうだ。
「おっ!、有った有った!」
でも何んか違うわ。
イグチの仲間なんだろうけど、分からん。
ヤメとこ。
「そっかぁ〜、ヤナギタケも出てるかぁ〜」
でもコレは高過ぎて採れない。
エノキタケだよなぁ〜
サンプル採取。
と、こんなの撮影してふと近くの木が偶々目に付き、良く見ると…
神々しいオーラを放つ白いキノコ。
「ありゃ!、山伏茸じゃん!」
天然では中々お目にかかる事の出来ないレアなキノコ。
幻とまで云われている。
一旦車まで戻り、ナガサを携えて採取に取り掛かる。
手でグリグリすると取れそうだ。
取れそうで取れないので、両手で押さえ一気にもぎ取ると、コロンと外れてきた。
一見柔らかそうに見えるが中々充実性があり、そして重みも感じる。
何か、凄く嬉しい☆
未だお昼前なのでそのまま昨シーズン、ヤナギタケを採った沢へと向かう。
撮るだけに留め様と思ってたのに、ついつい採ってしまった。
傘の余り開かない良株だけ。
小さいけどムキタケも出てる。
凄いな 笑
ムキタケの木。
コレもサンプル採取。
ほぼエノキタケに間違い無いだろうけど未だ不安。
時々コクワもあるけど手が届かない。
低いトコのは羆が食べたのかな?
地面には全く落ちて無い。
コレは先週覚えたコガネタケ。
イカ風味のキノコ 笑
存在感が凄ぇ〜よ 笑
ハタケシメジの出る環境に出て来るとの事なので、周囲を探すがハタケシメジの気配は無い。
サンプル採取したエノキタケを鑑別してもらおうと、沢から降りてその足で北見市内の緑のセンターへ向かった。
受付の男性に聞いたがココでは鑑別出来ないとの事。
「保健所はどうですか?」
と聞いてみたところ、
「以前は詳しい方が居て鑑別してたのですが、今はしてない様です」との事であった。
日曜日、女将は礼拝なので帰りに持って行ってもらおうと連絡したところ、宿が混んでいて礼拝に行けて無いと。
「もうちょっと早かったら、福さんそっち行ってたのに〜」
だと 涙
キノコ採って来たわ良いけど、どうしようか話しているうち、以前宿に泊まったジビエ料理を扱うフランス料理のシェフが閃いた。
女将にお店の名前を聞いて連絡したところ、
「頂けるのであれば是非!、ありがたいです!」
と嬉しい返答。
「そう言えばシェフ、自分でキノコ採って料理に使ってるって言ってたな?」
と、序でにサンプル採取したエノキタケを見て貰った。
「あっ、コレはエノキタケですよ〜」と☆
何でもシェフは「きのこの会」と言うのに所属しており、ある程度のキノコは鑑別出来るのですと〜♪
と言う事で、採取したキノコを全部引き取って頂いた。
「手ぶらじゃ困りますので」
と、何やらヲ仏蘭西ちっくな食材を頂いた 笑
「もしまた変わった食材採ったら連絡して良いですか?」と聞くと、
「勿論です、有難いですよぉ〜」と。
「お返しとかは一切要りません。ただ、ひとつお願いがあるんです」
シェフは何だろう?と言う顔をしていたが、
「料理になった姿の画像だけ欲しいんですが…」
そう伝えるとシェフは「何だそんな事か」と言う顔で了解してくれた 照
本日の収穫物の中で唯一口にした秋の味覚 笑
採るのに一番苦労した獲物だ 爆!
下段、美味すぃ〜い❤︎
上段、酸っぺぇぇぇっ‼︎
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