9月最後の週末は、またまた天候不順、、、
何とか金曜に休みが取れそうだったので、テント泊で北アルプスを歩く予定だったのに、、、
直前で中止にしたのでした


今年は週末がハズレばかり
天候不順といっても、それほど悪くはなさそうなので、中止しなくてもよかったのだけど、、
せめて1日だけでも晴れてくれれば・・・

などと振り返っては見たものの
仕事が忙しくて準備ができず、、
遠くまで足を運んで、雨は降らずとも展望が開なかったら悲しい、、、
などと日和ってしまったのが事の顛末(-。-;)




とはいえ身体は鈍るばかりなので、日曜、雨に降られても大丈夫な西丹沢を歩いてきました
登った山は畦ヶ丸

新東名の工事はだいぶ進んでいました
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いつも立ち寄っていた道の駅 山北は、今年12月から来年9月まで、
新東名のスマートインター化にともないリニューアル工事で使えなくなります




7時半に西丹沢ビジターセンターに到着
こんな天気なのに、アスファルトの駐車場は満車
同じように思っている人たちが多いのでしょう
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7時40分橋を渡って歩き出す
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振り返って檜洞丸方面、、、今にも雨が落ちてきそうだ
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畦ヶ丸には堰堤を3つ4つばかり越えて、沢を十数回渡ります
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新緑の頃のシロヤシオ、もう少し先の紅葉がキレイなルート
真夏が終わったこの時期は特に見どころはないが、静かな山歩きを楽しめる
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沢渡りといっても丸太橋がかけられているので、慎重に渡れば問題なし、、
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鎖場も出てくる
ここは鎖を使わず登れるが降りでは助かりそう
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季節がそういう時期なのかはわからいが、野鳥の囀りも鹿の鳴き声も聞こえてこない
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沢音だけが山の中に響いている
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丸太橋は濡れていると滑るので慎重に慎重に
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1箇所だけ橋が流されたようで岩を飛びながら渡渉
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1時間ほど歩くと沢水が細くなり沢を離れる
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登り上げた尾根筋の入り口にある、アセビに囲まれたベンチで一休み
先にも後にも誰もいない、、静かだ
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尾根筋は急登ではないが、丹沢名物の階段を交えてゆっくり標高を上げていく
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夜露か昨日降った雨か、、、
草に連なった雫や
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わずかに残った花々を瑞々しく輝かせていた
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単調な登りでは、、
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びっしりと木にまとわりつくように成長した菌類
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木階段の段差の間や脇に咲く花が目を楽しませてくれる
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ホトトギス
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シラヤマギク
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ほんとうに静かな山歩き
檜洞丸方面へ向かっていたら、もう少し人とすれ違ったかな?
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時折り小雨が樹々の間から降ってくるのを感じたが、気になるほどではない
それよりも湿度が高くて汗がダラダラと落ちてくる

斜度が緩くなった場所で、なんともギョッとする朽木
人か動物が這っているように見えなくもない、、、
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善六のタワで休もうと探したけれど、標識も見つけられず、、
こんもりとしたピークで小休憩
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目指す畦ヶ丸山頂は多分あの木の先
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春にはシロヤシオが満開だろう登山道をテクテク
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丹沢の苔生す森も、まんざらではありません
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夏の暑さで早々に枯れ落ちた葉を踏みながら、、
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蜘蛛がつくった芸術作品をパチリ
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10時30分 畦ヶ丸山 1292m到着
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展望なしの寂しい山頂
こんな感じだったかな?
季節と天気で印象はガラリと変わるのです
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ケンも登頂
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写真を撮ったら、すぐ先にある避難小屋へ向かい大休止
最近新しく建て替えたようで、とってもキレイ
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ピッカピカで木の香が残る小屋内
ブルーシートは近辺の植生保護や登山道整備の資材をおいているようだ
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水洗のトイレもあるので、避難小屋で泊まりながら丹沢を縦走してみてもいいかも
ただし、、トイレットペーパーはなく、水場もないので担ぐ必要があるわけですが、、、
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雨も降ってないし寒くもないので、外のベンチでちょっと早い昼ご飯
ちなみに用もないのにテント泊装備に水3リットル背負って18kg
まあ、トレーニングを兼ねているわけです
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メニューは辛味噌ラーメンに、守屋山で拾って炊いた栗ご飯おにぎり
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寒そうに見えるけど、冷えたアルフリが美味い!
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栗ご飯おにぎりも品の良い甘さで舌鼓を打った♪
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山頂で休んでいると、後ろから6名の軽装備な若者、
前からソロの女性と男性が到着
結局、この日は12名の登山者とすれ違っただけの静かな山歩きだった











満腹になったので11時30分下山
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秋の訪れを感じながら
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小さな秋を拾う
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大滝峠上を左へ
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あまり人が通らないのか、台風の影響なのか、登山道は少しばかり荒れています
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まだ厳冬期の2月に咲く黄色い花ミツマタの蕾
もう来年の開花の準備をしているようだ
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米粒より小さい花は何だろう・・・
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このルートも沢沿い歩き
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足元でガサっと動いたのはカエルちゃん
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30分ほど歩いて、、、
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一軒家避難小屋に12時半過ぎ到着
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古びた小屋は扉の建て付けが悪く、室内は光が入らないので暗い
カビ臭くないのが救いかな、、、
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登山口まで1時間
バスの時間に十分間に合うので、ゆっくり休んでから歩き出す
沢登りの巻道へつり道な区間を行きつつ
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たまに沢へと降りて渡る
ナメ沢風なので、夏は沢登りをする人もいるのだろうと帰ってから調べると、
丹沢では初級の遡行ルートだった
途中、ほぼ垂直の30mはあろうかというナメ滝があった
そこはロープを出しても登るのか、巻道を行くのか、、、
なんてことを考えるのも楽しい
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崩壊した鉄梯子(振り返って)
所々、荒れています
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マスキ嵐沢
これが遡行ルートの名前です
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沢からいったん離れて、まらた沢へと戻る
ここの岩場が濡れていて少々おっかない
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いくつか沢を渡たれば、、、
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登山は終了
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林道を歩いていきます
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途中、右側に登山道らしきルートを発見、、でも立ち入り禁止の表示
西丹沢にはバリエーションルートがたくさんあるので、そのひとつかもしれません
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ゲートをすり抜け、少しばかり歩いて、、、
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大滝橋バス停に13時45分到着
14時7分発のバスに十分間に合った
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バスはちょっと遅れて15分頃到着
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この時間、当然乗客は誰もいなくて貸切
西丹沢ビジターセンターまで5分ほど、330円の運賃でした
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歩こうと思えば歩けるけど、登りなので1時間近くかかるかな、、、
公共交通機関のありがたさが身に沁みる
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15時前、温泉で汗を流さず帰路に着く
ナビでは帰宅時間が16時半前とでたが、、、
厚木から横浜町田インターまで断続渋滞でノロノロ
結局、自宅に着いたのが、1時間オーバーの18時近くになってしまった


またもや山行よりも帰りの運転の方が疲れてしまう結果に、、、




来週から10月
もう夏山は完全に終了しました

アルプスは低気圧で初雪もありえます
10月最初の週末は家族の用事があって山はなし
もう1回、小屋締め前にアルプスのどこかを歩けるかどうか、、、
歩けるといいなぁ

でも、ちょっと腰が痛くなりにけり(×_×)


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今回の山行記録
●山行日  2024年9月29日(日)
●山域   西丹沢
●メンバー 単独
●行動時間 6時間5分(休憩1時間50分)
●ルート  10km
西丹沢ビジターセンター(7:40)〜畦ヶ丸山(10:30)〜畦ヶ丸避難小屋(10:45)(11:30)
〜大滝峠上(12:00)〜一軒家避難小屋(12:35)(12:50)〜大滝橋バス停(13:45)
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