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引退の日

◇定年退職のことを考えることが多くなりました。

すでに3月が終わろうとしている。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るというが、まことにその通りで、年始から3ヶ月があっと言う間に過ぎ去った。
1年もまたかくの如しであろうか。
50歳を越えたあたりから、私の人生観に1つの変化が訪れた。
未来に対し、建設だけを考えていた自分が、定年退職や人生の終わり方を考えるようになった。
今、私は53歳である。
人生80年時代から見れば、まだ若い。しかし、65歳を定年と考えれば、現役時代は12年しか残されていない。
これから夏が来て、秋となり、来年になると、また1つ年を重ねる。
すると残り11年になる。
ふと、周囲を見渡し、定年近い人たちを観察している自分に気付くことがある。
「この人は、今、どんな気持ちで生活しているのであろうか」と。
外見からは、その満足度はなかなか分からない。
かくいう私は、65歳の現役引退の折には、お祝いしてもらうのではなく、お世話になった人たちをお食事に誘い、感謝の意を述べたいと考えている。
そのとき、仕事を悔いなくやり切っていたいと思う。
そこから、一区切りつけて、シルバー1年生としてデビューする。
安月給でいい。70歳までは何かしら仕事をする。
70歳の時には、創価学会創立100周年を迎える。すっかりお爺さんになった私は、青年部の輝かしいパレードを群集の中で見守り、拍手を送っている。
そして、その先は‥。死という人生の総仕上げが待っている。
「高山に登る者は必ず下り」（960頁）と佐渡御書にある。
現役があれば必ず引退がある。生があれば死もある。
「悔いなくこの一生を全うしたい」
その思いが年々強くなる今日この頃です。(^^)
死についての過去の記事は、→ここをクリック！

追伸：私は80歳まで元気でいたいと思っています。
その理由は、→ここをクリック！

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by sokanomori | 2013-03-31 07:06 | 死とは何か | Trackback | Comments(6)

Commented at 2013-03-31 19:16 x

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

Commented by sokanomori

at 2013-03-31 23:01

19:16さん、こんばんわ。
馴れない仕事です。
きっと熟練すれば100点のことができても、最初は10点、20点でしょう。
でも、苦労が思いやりを作るし、惨めなる出来事が暖かな心を作るものです。全部意味がありますよ。(^^)
負けることもあっていいと思います。
私なんか、一杯負け戦しましたよ。
負けた経験から沢山学びました。
勝った時は得るものは少ないものです。
元気にまた、明日から歩んでください。
あなたさまらしく。^^
★菊川広幸

Commented at 2013-03-31 23:34 x

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

Commented by sokanomori

at 2013-04-01 06:29

23：01さん、どういたしまして。
★菊川広幸

Commented by 遠藤為盛 at 2013-07-10 08:10 x

私もあと十年で職業上の引退です。この年齢で新規の習得は無理で、過去の習熟を年々忘れるのが通常です。衰退が当然、現状維持ならば勝利。ところが、去年位から職業上の新学習に成果がでて能力が上昇中です。外国語の学習も遅れながらも進行中。不可能覚悟での挑戦でしたが、大変驚いています。授業はちょうど半分、まだ道半ば。近い将来未知の使命があるかもしれません。経験から言うと、使命はその時にならないとわからない。何をやるのかわかりませんが、さあやるぞ！！。頭の若さを毎日ご本尊様に感謝しております。

Commented by sokanomori

at 2013-07-10 22:45

遠藤さん、こんばんわ。
チャレンジャーですね。
最後の最後まで学ぶ。成長する。
牧口先生がそうでした。
見習いたいです。私も生涯成長したいです。^^
★菊川広幸

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