死とは何か
幼少のころ、死は怖いものだった。
小学校低学年のころ、父が死んだ夢を見た。
夢の中で泣き、泣きながら私は目覚めた。
当時の私にとって、死とは永遠の別れであり、暗黒の世界であった。
仏教を学び、数々の経験を重ねていくうちに、死は怖いものではなくなった。むしろ、死は必要なものであるとの認識に変わった。
おそらく、創価学会員ほど、死に対する強い免疫力を持っている集団はないであろう。死は、夜、眠るようなものである。
眠りが1日の生活の疲れを癒し、はつらつとした次の日の生命活動を作るように、死は新しい人生を作るのである。
落葉樹は、夏に太陽光を浴び、養分を根から吸収して、エネルギーを幹や根に蓄える。春、気温の上昇と共に、樹木が一斉に若葉を出し、枝を伸ばすのは、内に蓄えたエネルギーの発露である。
死も同じく、若々しい生命を得るための休息の時である。
問題は、宿業であり境涯だ。
良き宿業を持つ者は、良き死と良き来世を得られるであろう。
ならば、悪しき宿業はどうか‥。
このことを、誰よりも知っているのが創価学会員である。
人類の至宝である法華経「如来寿量品第十六」において、私たちは朝に夕に読経しながら、永遠の生命を謳いつつ、広宣流布の決意をしているのである。
「自我得仏来・(中略)・方便現涅槃・而実不滅度・常住此説法」(我自身、仏を得てより以来、方便として涅槃を現じながら、しかして実には不滅にして、常に此の世に住して説法をする)‥
これは我々自身のことを言っているのだ。
祈りと広宣流布という行為の中、私たちは仏となり、死して再び、仏になるために生まれることができる。
南無妙法蓮華経如来の寿命の量は、尽きることなく永遠に続くのである。
創価の死とは、そのように晴れやかな死である。
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by sokanomori
| 2009-10-05 23:58
| 死とは何か
|
Trackback(1)
|
Comments(13)
Tracked
from オウマー日記
at 2009-10-07 05:42
タイトル : 「福田君を殺して何になる」って、ダンナがせいせいするのです
(7日微修正) いやあ、今日も仕事がなくてね。何気にi-googleってのを眺めてたら、 差し止め請求「検閲目的」=元少年実名本、著者が会見 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009100600825 みたいなニュースがアップされてて、その右に、ちょうどGoogle検索ランキングに「増田美智子」「福田君を殺して何になる」が並んでて、苦笑しました。 何が凄いって、「福田孝行」なの? 「福田孝之」なの? Google:福田孝行=8,840件 福田孝之=48,8...... more
(7日微修正) いやあ、今日も仕事がなくてね。何気にi-googleってのを眺めてたら、 差し止め請求「検閲目的」=元少年実名本、著者が会見 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009100600825 みたいなニュースがアップされてて、その右に、ちょうどGoogle検索ランキングに「増田美智子」「福田君を殺して何になる」が並んでて、苦笑しました。 何が凄いって、「福田孝行」なの? 「福田孝之」なの? Google:福田孝行=8,840件 福田孝之=48,8...... more
この本尊の功徳、無量無辺にして広大深遠の妙用あり
あえて、悪世に生まれて来た訳ですから、
その使命を果たすべく、頑張らねば
あえて、悪世に生まれて来た訳ですから、
その使命を果たすべく、頑張らねば
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菊川広幸
at 2009-10-06 06:46
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しんのすけさん、おはようございます。
日蓮大聖人の時代より続く悪世。末法万年に渡り、創価の仏、地涌の菩薩として生死を繰り返しながら、永遠の善なる使命を果たしゆく我ら。私も頑張ります。祈って、挑戦して、力を蓄えて結果を出してまいります。^^
日蓮大聖人の時代より続く悪世。末法万年に渡り、創価の仏、地涌の菩薩として生死を繰り返しながら、永遠の善なる使命を果たしゆく我ら。私も頑張ります。祈って、挑戦して、力を蓄えて結果を出してまいります。^^
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みたか
at 2009-10-06 08:57
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「南無妙法蓮華経如来の寿命の量は、尽きることなく永遠に続くのである」
だからこそ、今が大事なんですよね。
私の代で、宿命転換をしなければいけない。
痛感しながら、今、挑戦しています。
だからこそ、今が大事なんですよね。
私の代で、宿命転換をしなければいけない。
痛感しながら、今、挑戦しています。
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Breakfast-Club at 2009-10-06 09:02
人が病気をするのはコップが壊れるようなもので、病気が治って幸せならその病気は治るし、そうでないなら、一度涅槃に引き取って、今度はもっと丈夫な体で生まれてくる、と先輩から「方便現涅槃」を説明していただいたことがあります。
学会に入って始めて聞いた事で、これなら死をいたずらに恐れる事はないと納得しました。
他宗でも死を語りますが、地獄図付きの脅しばかりで、恐怖を煽って何をしようとしているのか、と思います。
この信心は、価値創造の通り、みんなが納得する「生きる価値」を教えてくださっていまして、暗い現世のこの国の、大きな柱であると実感しています。本当にありがたい!
学会に入って始めて聞いた事で、これなら死をいたずらに恐れる事はないと納得しました。
他宗でも死を語りますが、地獄図付きの脅しばかりで、恐怖を煽って何をしようとしているのか、と思います。
この信心は、価値創造の通り、みんなが納得する「生きる価値」を教えてくださっていまして、暗い現世のこの国の、大きな柱であると実感しています。本当にありがたい!
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バード
at 2009-10-06 11:40
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「生も歓喜・死も歓喜」と先生のご指導があった気がしたのですが
このような境涯に高める=悟るには、やはり日々努力ですね!
凡夫がゆえ、まだまだ信じられない時がありますが
やはり信心は大事だと思いました。
このような境涯に高める=悟るには、やはり日々努力ですね!
凡夫がゆえ、まだまだ信じられない時がありますが
やはり信心は大事だと思いました。
解っちゃいるけど、恐ろしいです。(^_^;)
話は違いますが
前原国交相の奥方様、学会員だったの知ってました?
私、テレビで見て初めて知りました。
吃驚と言うか、??が頭の中で駆け巡りました。
ま、どの党でも表立ってでないけど中には居るのでしょうかねぇ。。。
私の憶測ですが。。。(^_^;)
前原国交相の奥方様、学会員だったの知ってました?
私、テレビで見て初めて知りました。
吃驚と言うか、??が頭の中で駆け巡りました。
ま、どの党でも表立ってでないけど中には居るのでしょうかねぇ。。。
私の憶測ですが。。。(^_^;)
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菊川広幸
at 2009-10-06 19:50
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みたかさん、こんばんんわ。
私も同じですよ。乗り越えて、また山が来て、また乗り越える。
乗り越える中で強く賢くなっていく。いつまでも、大きな山が来て、「またか~。これ、本当に登れるのかな?」‥そんな感じでしょうか。^^
私も挑戦中です。お互い、頑張りましょう!^^
私も同じですよ。乗り越えて、また山が来て、また乗り越える。
乗り越える中で強く賢くなっていく。いつまでも、大きな山が来て、「またか~。これ、本当に登れるのかな?」‥そんな感じでしょうか。^^
私も挑戦中です。お互い、頑張りましょう!^^
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菊川広幸
at 2009-10-06 20:04
x
ブレックファーストクラブさん、こんばんわ。
法華経を知らぬ宗派は、死を納得できないでしょうね。何となく信じても、確信はできないでしょう。坊さん自体が、死を理解しているかどうかも疑わしい。(笑)
創価学会以外ないですよね。納得できる宗教はこれ以外に無い。本当に私たちは幸せです。^^
法華経を知らぬ宗派は、死を納得できないでしょうね。何となく信じても、確信はできないでしょう。坊さん自体が、死を理解しているかどうかも疑わしい。(笑)
創価学会以外ないですよね。納得できる宗教はこれ以外に無い。本当に私たちは幸せです。^^
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菊川広幸
at 2009-10-06 20:11
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バードさん、こんばんわ。
>凡夫がゆえ、まだまだ信じられない時があります。
ご年齢もありますよ。死に対する恐怖は、年齢と共に緩和される部分があるのです。そこに、創価の生命哲学があれば磐石になります。私の場合、それなりに年齢が‥。(笑)
大丈夫です。苦難を乗り越える信仰です。死もちゃんと乗り越えられます。^^
>凡夫がゆえ、まだまだ信じられない時があります。
ご年齢もありますよ。死に対する恐怖は、年齢と共に緩和される部分があるのです。そこに、創価の生命哲学があれば磐石になります。私の場合、それなりに年齢が‥。(笑)
大丈夫です。苦難を乗り越える信仰です。死もちゃんと乗り越えられます。^^
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菊川広幸
at 2009-10-06 22:26
x
ヘルマンさん、こんばんわ。
死は確かに怖い。けれど、年齢とともにその恐怖は小さくなるものです。最初、経典の内容が理屈の状態ですが、様々な経験から確信に近くなるのです。私の父は、死の間際、「死ぬことなんか、ちっとも怖くないぞ」と言っていました。そうだろうと思います。
さて、前原国交相の奥方、そうなんですか?
まあ、そういうケースはあるでしょう。自民にも民主にも、きっとそういう関係者いると思います。
どんな職種にも、日本中、どこの土地にもいますし。凄い時代になりましたよね。^^
死は確かに怖い。けれど、年齢とともにその恐怖は小さくなるものです。最初、経典の内容が理屈の状態ですが、様々な経験から確信に近くなるのです。私の父は、死の間際、「死ぬことなんか、ちっとも怖くないぞ」と言っていました。そうだろうと思います。
さて、前原国交相の奥方、そうなんですか?
まあ、そういうケースはあるでしょう。自民にも民主にも、きっとそういう関係者いると思います。
どんな職種にも、日本中、どこの土地にもいますし。凄い時代になりましたよね。^^
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ノンシュガー
at 2011-03-14 01:36
x
初めまして、とても古い記事にコメントするようですいません。
私にとって死とは自分を認識できなくなることです。
人間は自分を通してしか考える事ができません。
次に、自分の記憶がなければそれが自分だと認識することもできません。
なので死により自分が認識できなくなり考えることができなくなる。それが私の考える死なのです。
仏教では(間違った見解かもしれません)三世というものがあり現世で宿業を変えていかなければ来世で苦労することになるようです。
ですが現世の私が過去世の私を認識できないのであれば、つまり過去世の私は存在しないのと同じで来世の私が現世の私を認識できないのであれば、現世の私の死ということになります。なので現世の私は無に帰したことになります。無とは何も考えることができない世界だと思っています。
私は現世の私が消え無の世界に帰ることが恐ろしいです。
余談ではありますが、私はまだ高校生で家族全員学会員という創価家族に生まれました。父にこの事を話しても「いづれわかる時が来る」としか言ってくれません。
だけど私にはわかる時が来るとは思えません。あたふたしている間に死が訪れてしまいそうで怖いです。
答えが欲しいです。
私にとって死とは自分を認識できなくなることです。
人間は自分を通してしか考える事ができません。
次に、自分の記憶がなければそれが自分だと認識することもできません。
なので死により自分が認識できなくなり考えることができなくなる。それが私の考える死なのです。
仏教では(間違った見解かもしれません)三世というものがあり現世で宿業を変えていかなければ来世で苦労することになるようです。
ですが現世の私が過去世の私を認識できないのであれば、つまり過去世の私は存在しないのと同じで来世の私が現世の私を認識できないのであれば、現世の私の死ということになります。なので現世の私は無に帰したことになります。無とは何も考えることができない世界だと思っています。
私は現世の私が消え無の世界に帰ることが恐ろしいです。
余談ではありますが、私はまだ高校生で家族全員学会員という創価家族に生まれました。父にこの事を話しても「いづれわかる時が来る」としか言ってくれません。
だけど私にはわかる時が来るとは思えません。あたふたしている間に死が訪れてしまいそうで怖いです。
答えが欲しいです。
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sokanomori at 2011-03-14 05:16
ノンシュガーさん、おはようございます。
>とても古い記事にコメントするようですいません。
いいえ。大丈夫です。
>現世の私が過去世の私を認識できないのであれば、つまり過去世の私は存在しないのと同じ
意識できる、意識できないは、存在するしないにイコールではありません。
ノンシュガーさんが、ボーとしていても、寝ていて意識が無くても、ノンシュガーさんは存在している。
夜も昼も、暗くても明るくても、周囲が見えても見えなくても、そこにはノンシュガーさんも地球も太陽も月も存在している。
生きているというのは目が覚めているのと同じ。
死んでいるのは眠っているのと同じ。
そのように仏法は説いているのです。
★菊川広幸
>とても古い記事にコメントするようですいません。
いいえ。大丈夫です。
>現世の私が過去世の私を認識できないのであれば、つまり過去世の私は存在しないのと同じ
意識できる、意識できないは、存在するしないにイコールではありません。
ノンシュガーさんが、ボーとしていても、寝ていて意識が無くても、ノンシュガーさんは存在している。
夜も昼も、暗くても明るくても、周囲が見えても見えなくても、そこにはノンシュガーさんも地球も太陽も月も存在している。
生きているというのは目が覚めているのと同じ。
死んでいるのは眠っているのと同じ。
そのように仏法は説いているのです。
★菊川広幸
創価学会員としての日常生活を語ります。^^
by sokanomori
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