☆世界は島国化している.
失速している経済事情を述べる記事写真を添付します。
先日「島国化する世界経済」と題される記事を読んだ。
リーマンショック以降、貿易も投資も失速し、グローバルスタンダードという言葉が使われなくなっているとのこと。
インターネットで世界とつながっても各国の習慣は変わらない。
中国人はアメリカ人ではなく、日本人はロシア人ではない。
しかも経済は低迷し、保護主義が台頭している。
このとを「島国化」と呼ぶ人がいる。
グローバル化が進んでも、国という山が点在し、そこに保護主義という水が押し寄せ、山は島となり、往来が難しくなった。
インドにはインドの、ヨーロッパにはヨーロッパの、あらゆる文化の地域格差の違いが、居心地の良さの違い、楽しみの違い、喜びの違いとなっていることを、今さら世界は知りつつあるのだろうか。
個々人の好みも違うし、使い勝手も違う。まして気候風土、言語、習慣が違う国が1つのカタチに満足するはずもないということか。
世界基準、されどその国々の基準も必要だったのだ。
暑い国と寒い国では建物も服装も違うように。
私はグローバルスタンダード絶対主義の時代に生きた。その時代を生き、今を見るなら、その主義主張はいささか単純すぎたと思う。
基盤はグローバル、されどローカルをより大事にする。
このようにどちらも大事だとしみじみ思う。
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