☆基盤を作るプロセスを楽しむ。
随分、いろいろと語ってきましたね。
まさか、こんなに深く掘り下げてお話するとは思いませんでした。
過去を振り返りつつ書いているので、当時のことが思い出され止めどもなくなるのです。場合によっては、30編以上の長篇シリーズなるかも知れません。
まず、湧き上がる私の思いのまま、さらに語りたいと思います。
○中間のまとめ。
さて、今までの話をまとめてみましょう。
最初に、仕事をするには、仕事以前の準備(身だしなみなど)がある。
次にその仕事に適応するために、仕事に集中してリズムを作る。
(この時、プライベートの内容はかなり犠牲にすることがある)
仕事では信用が大事で、その信用の基盤は「約束を守ること」にある。
けれど、そのことができたとしても褒められたものではなく、当たり前のことのなで評価に値する活躍とはいえない。
仕事を成功させ、認められる地位に就くには、仕事を好きになることである。
仕事を好きになるとは、商品、利用者、会社、会社関係者などを好きになるということであり、その好きになる行為にも相応の努力が必要である。
そして、「人に好かれる」ということを身につける必要がある.
このように連載で申し上げました。
言葉でいうのは簡単ですが、実際にできるようになるためには一朝一夕にはできません。不断の努力以外にありません。
大事なことは焦らないこと。希望を捨てないこと。
「必ずやるんだ。絶対にやるんだ!」と心に秘め、「じっと堪えて今に見よ」です。
私たちには信心があります。御本尊がある。
わがままで、愚鈍な人(私のこと)も、必ず人間革命できます。
○挫けない。
さて、ここで若い人たちに知ってもらいたいのは「先行している人たち」がいつまでも先行しないということ。
ビリでも、必ず追い付けるし、追い抜くことができるということ。
先行する人もかならず限界が来て、辛い時期が来るからです。
人は、無限に成長し続けるということはできません。
どこかで成長は鈍り、止まり、老化します。
巨木も、500mになるような木はありません。
だから、伸びるのが遅い、速いの差であって、焦る必要はありません。
石の上にも3年といいますが、どんな仕事も3年はかかります。
その間、逃げないで頑張る。そうすれば芽が出てきます。
いろいろと劣ってても、もし、仕事を好きになれたなら、10年のうちに先行する有能な人たちと肩を並べられる日が来ます。
そのことは絶対に間違いありません。
○劣っていることの価値。
池田先生が「苦労した人ほど幸福になれる」と言われますが、その通りで、出来のわるい私が苦労して仕事ができるようになったとき、苦労しないで仕事ができた人より、格段に仕事の幅、深みで勝るようになりました。
たとえば、出来のいい人は出来の悪い人の気持ちが分からないという欠点があります。私は出来が悪かったから、出来の悪い人の気持ちが分かります。
だから、励ましたり、教育したりするということは得意になりました。
(ただし、経験のない心の病の分野は不得意です)
私は、マニュアルなどの編集責任者になることがあります。
出来の悪い生徒に分かるようなマニュアルを作ることができます。
出来が悪いということが、今は武器となっているのです。(^^)
先日も「宿命が使命を作る」という記事を書きました。
その記事は、→
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さらに、全盲の科学者の記事も書きました。
その記事は、→
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そう。個々の劣等は、実は偉大な使命を秘めた種子になります。
すなわち、願兼於業(がんけんおごう)です。
願兼於業の記事は、→
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苦悩を避けて、逃げてばかりいたら「普通の生活」は作ることはできません。
今日の明日と、短気に悩まないことです。
そして、出来の悪い自分が、成長していくプロセスを楽しむことです。
人生、最初から出来が良かったら、面白くないのでは?
そんなことを考えながら、じっくりと取り組むことです。
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