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中国の赤い舌


☆抗争が激化する南シナ海.

以下に、読売新聞(5月27日)の新聞記事写真を添付します。
中国の赤い舌_b0312424_21455677.jpg

ユーラシア大陸での領土拡大がほぼ限界まで達した中国。
経済大国へと成長したその中国が、次に目指したのは海洋支配でした。
現在、中国は海面下の岩礁を埋め立て、人工島を各所に建造しています。
この異常な行動に周辺国は声を荒げて批判していますが、強大な軍事力を背景にした中国は、接近する飛行機や艦船の排除に余念がありません。
このほど米国の偵察機、軍艦にまで排除行動をとるに至り、さすがに米国政府も強く反発しました。中国は米国への挑発をこれからも続けるのでしょうか?
南シナ海は、北に中国、南にマレーシア、東にフィリピン、西にベトナムが取りまいています。この共有すべき海を中国は領海だと主張しています。
これを「中国の赤い舌」と呼びます。
今後、多数の人工島が完成すれば中国軍の中間基地となるし、これを足掛かりに太平洋進出も視野に入るだけに、米国は無視できないでしょう。
事態の収拾は、2つのシナリオが考えられます。
1つは、早期に米国が中国と対峙し、人工島構築を無力化する方法。2つに、あえて東シナ海を中国にとらせて、世界的世論を味方につけて太平洋進出を阻止する方法。
後者は、中国の支配が確定するので最終手段でしょうから、やはり、米国は早期に動くのではないでしょうか。
ロシアによるウクライナ侵略、中東のイスラム国問題、そして中国の海洋支配で、動乱の様相を帯びている世界情勢の中、日本は備えをしっかり固める必要があります。
今、日本政府は、集団的自衛権と安全保障関連法案の構築に急速に舵を切っています。これは中国の異常な海洋支配行為に対抗するためのものでしょう。
日本政府は国民に対する十分な説明と共に、公明党が主張した安全装置をしっかり組み込んだ法案の成立を早期実現してほしいです。
過去の関連記事は、→ここをクリック!




追記:南シナ海ニュースの記事写真を以下に添付します。

中国の赤い舌_b0312424_21292461.jpg

この写真は、毎日新聞(5月29日夕刊)の記事です。
「南シナ海 中国、人工島に兵器」と題され、次のように報道されていました。
「南シナ海で、中国が埋め立てて造成した人工島に兵器を設置したとオーストラリアのメディアが報じた。豪州当局者は今後、長距離レーダーや対空砲などが配置され、主要海運路が中国の軍事的な影響範囲に入ることを懸念しているという。(中略)米国は、水面下の岩礁を埋め立てた人工島には国際法上、領有権は認められないと主張している」
南シナ海の問題は解決されなければなりません。
現在、国会では集団的自衛権に対し野党が強く反発していますが、この中国の異常な膨張政策を正しく認識し、適切な立法化に向けて力を合わせて頂きたいと思います。
単なる「反戦、平和」の連呼では具体性がありません。
対案なき「反戦」の連呼では、国民は納得しないでしょう。
次の記事は、→ここをクリック!

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by sokanomori3 | 2015-05-28 06:51 | 紛争・災害ニュース | Comments(2)
Commented by いつも at 2015-05-30 00:23 x
菊川さん、こんばんは。
「南シナ海 中国、人工島に兵器」
元はと言えば、フィリピンの米軍基地撤退が原因です。
覇権国家中国にすれば天の恵みだったでしょう。
近所の病院の院長と黄砂やPM2.5について話ししてたら、
阪大にいる頃、中・韓から医学留学でくる人達と仲良くなって、
本音の話が出来るようになると、
あぁ、やっぱりなぁと思ったそうです。
インテリジェンスのある中国人も韓国人も、
尖閣が日本の領土であると分かっているし、
竹島が日本の領土であると知っている。
それにも拘らず、日本は今までそれらについて、
何にも云わなかったのが不思議だったと言われたそうです。

日本は言うべきことは言い、やるべき事はやらなければ、
50年先、100年先、日本自治区、日本族になっていることだってあり得ます。





Commented by sokanomori3 at 2015-05-30 06:06
いつもさん、おはようございます。
私自身、戦後生まれで、戦争や紛争を知らないで育ちました。
中国からパンダがやってきて、日中の友好がスタートし、韓国とも仲良くやってきて、とても良い印象がありました。
また、池田先生から、中国、韓国から様々な文化、工業を日本は学んできたし、「大恩の国」と教えられ育ちました。
ですから好印象の国でした。
しかし、日本の外交、あるいは対話の問題もあったと思いますが、この数年、急速に二国との関係が悪化しました。
現在の海上支配行為は、明らかに覇権主義の暴走であり、解決されなければならない重要な国際問題です。
いつもさんがおっしゃられるように、このような異常な行為を傍観していると中国の自治区になる国も生まれる可能性がありますよね。
悪徳行為には周辺諸国はきちんと団結し、全員で「ノー」と言うべきだし、初動段階でしっかり阻止する行動が重要だと感じます。
経済的なメリット、デメリットで片目をつむるというあやふやな対応でなく、覇権行為は絶対に許さないというしっかりした態度が求められるでしょうね。
★菊川広幸


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