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コレも日立!?あばれる君が最先端の買い物スタイルを身近なお店で体験
日立の見習い社員に任命され、意気揚々と特注タンクトップに身を包んだあばれる君。さっそくスーパーマーケットの東武ストア越谷店へと研修にやってきた。先輩社員・清藤大介さんに促され、セルフレジをのぞいてみると…?買い物客が自分の指を機械にかざして、あっという間に決済完了!
「どうなってるの?」とびっくり顔のあばれる君に、清藤さんは「財布もスマホもカードもなしで、手ぶらで買い物ができる時代なんです」とニヤリ。
このサービスは、日立と東武鉄道が共同で提供している、指の静脈パターンを読み取ることで、決済やポイント獲得などが手ぶらでできる生体認証サービス「SAKULaLa(サクララ)」。年齢確認やポイント獲得も可能で、会計スピードは大幅に短縮される。利用するには、指静脈とクレジットカード、ポイント情報などを事前に登録するだけ。
あばれる君も興味津々で指をかざしてSAKULaLaを体験、その便利さを体感した。
サービスの要は強固なセキュリティだ。「生体情報は、パスワードのように再設定できないため、万が一漏えいすると取り返しがつきません。そのため、日立では、PBIと呼ばれる特殊な暗号化の技術を用いて、生体情報に復元できないような形で保管しています。買い物客もお店も安心してご利用いただけます」と清藤さんは強調する。
SAKULaLaは東武ストアの都内1店舗、埼玉県内4店舗で利用可能で約5,000人が登録(2024年10月現在)。東武ストアの担当者も「帰宅ラッシュ時など混雑する時間帯でも、小銭やスマホも要らずに手軽に買い物ができると評判で、導入後はセルフレジの利用率が増加しています」と手応えは上々のよう。
今後の展望も「今後はコンビニ、家電量販店、ホテル、鉄道などに順次導入予定で、サービスはますます広がっていきます」(清藤さん)というから楽しみだ。
続いての研修現場、デジタル家電専門店のノジマ新宿タカシマヤタイムズスクエア店で出迎えてくれたのは、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める先輩社員の後藤恵美さんだ。
「ノジマのアプリに登録すると、今までとはちょっと違った買い物体験が楽しめるんです」という後藤さんの案内で、スマホ片手に広々としたフロアをチェックすると、商品タグの横に二次元コードを発見。読み取ると、アプリ上に商品情報が表示され、すぐに注文できるという。
「欲しいものがいっぱいあるぞ!」と、次々に商品を注文するあばれる君。
レジに向かうとすでに全部の商品が用意されていて、思わず「早っ!」。
「これは、日立グループのGlobalLogic(グローバルロジック)とノジマが取り組むDXプロジェクトの一つです」と後藤さん。
他にもプロジェクトでは、自分の位置情報や欲しい商品の売り場が一目で分かるデジタルフロアマップ、詳しい説明を聞きたいときに便利な店員呼び出しボタン、使用中の家電製品を登録することで、次の買い替え時の商品選びを手助けするMY家電登録など新機能をノジマのスマホアプリに搭載。日立のデジタルエンジニアリングによって買い物客の需要を的確に捉え、ノジマとの協創でDXを迅速に進めて、新たな買い物体験を提供している。
「スタッフ全員がお客さまの状況を一目で把握できるようになり、リアル店舗での接客品質の向上にもつながっています。実物に触れながらご自身のペースでお買い物したいというお客さまに好評です」(ノジマ店長)と好反応。業務プロセスの改善と新たな顧客獲得に効果を発揮しているようだ。
「現場の声を集めてトライ&エラーを繰り返して形にしてきました。今後もノジマがめざす“感動接客”の実現のため、二人三脚でサービスをこれからも拡大していきます」(後藤さん)
最初の研修を終えた、あばれる君。「日立が、買い物をこんなに楽しく進化させていたなんて、びっくり!DXがさらに進むとどうなっちゃうんだろう?未来がますます楽しみです。これからもいろんな現場で勉強しながらガンバリマス!」