赤ちゃんに母乳をあげたいけど、大きな声では言えないけど、
「痛いのが辛くって」。。。
というお母さまは案外少なくありません。
それでも、赤ちゃんの健康に良いらしい母乳をあげようと
ネットを検索したり、
誰かにこの記事を教えてもらったりしたお母さまは
赤ちゃんのためにとても頑張っていらっしゃいます。
身体の仕組みとして、
痛くない方が沢山母乳も出るので、
痛みは我慢しな方が赤ちゃんのためにもなります。
つまり、痛みから逃れようとするのは
大切なことなのです。
ここの記事で以前に
授乳中に乳首が痛いときにしがちで、効果の薄いことというタイトルで、痛み対策について
結局は、赤ちゃんが飲むときの角度やタイミング、
その時のママの姿勢が1番効果的なのだということを
書いた事があります。
それでも痛い物は痛い、、、ということで、
そういう時に役立つ一つの方法をお友だちに聞いたので
ここにアップします。
みつまろさん、情報をありがとうございます。
みつまろさんのブログも、
おっぱいライフへのお役立ち情報満載です。
↑準備するのはガーゼのハンカチ
↑三角に折ってギュッとねじります
↑ドーナツ型にして痛いところに当たらないようにあてます
↑乳首のサイズによっては2枚使うほうが良いことも
そして、普通にブラジャーを使います。
痛いところが当たらないようにするという仕組みです。
授乳の痛みに関する記事はMoreの後ろにまとめました。
上のドーナツガーゼは緊急避難的な方法です。
痛みに対してどうすれば良いか、
根っこから問題を解決するための方法を
知りたい方は是非、More以降もご覧下さい。
More
授乳に苦労しているときに、
IBCLCをはじめ、ラ・レーチェ・リーグのボランティアさんや、
最近では授乳姿勢について研鑽を積んでいる人が増えましたが、
そういう人が一緒に工夫する方法を考えていても、
姿勢やタイミングを身につけるには若干の時間が
必要な事も少なくありません。
インターネットの検索などで、このブログにいらした方では、
の記事を見つけて試してみている方もいらっしゃるかと思います。
もしもご自身の授乳中の写真を見ながら
工夫しているはずなのに
痛みが取れないことも珍しくありません。
その時の理由としては、、、
◇授乳姿勢についての思い込みもあって
自分の赤ちゃんの授乳の時の写真と見較べても
授乳が痛くない姿勢と、
痛い姿勢の差を見つけにくい可能性
◇ごく一部の方では、さらにもう少し工夫が必要なのですが、
そういう+αが必要なとき
◇傷が深くて治るのに時間が必要な時
等が考えられます。
そのような時には
という記事もヒントになるかもしれません。
(文字での説明の方が分かりやすい方では、写真の情報だと
難しく感じる事もあるようです。
文字の説明の方が分かりやすい方には
の記事などいかがでしょう。)
それでも、キズが出来ている時や、
赤ちゃんが飲みやすい姿勢を見つけるのを待っているとき、
緊急に痛み対策が必要な事もあることでしょう。
そのような時
で、飲みやすいように準備してから授乳する
◇授乳姿勢に詳しい人と一緒に工夫する
◇うんと痛い時で、
アレルギーや喘息など鎮痛剤を飲めない事情がないならば
市販のイブやロキソニンなど母乳に出にくい鎮痛剤を併用する
◇使い捨ての母乳パッドをガーゼのハンカチや、
洗える母乳パッド(ガーゼ、ネル、パイル地などいろいろあり)に
換えてみる
などの方法があります。
ラップ療法はキズを乾燥させない事が主な目的ですから
キズが出来てすぐ数回使うなら問題になることは少ないです。
ただ、いつまでも使っているとカンジダ(カビの仲間)に
感染するなどの理由で余計に痛くなることもあります。
なので、治るのに時間がかかっているときの
一つの方法として、冒頭のドーナツガーゼを
使ってみると楽になることもあることでしょう。
でも、目標は、
痛みのない授乳姿勢やタイミングを見つける事です。
そうすればドーナツガーゼもラップ療法も
不要になります。
それだけは覚えておいてくださいませ。
上に紹介した記事にもありますが
お母さんなんだから痛くても我慢。。。というのは、
授乳の仕組みが理解されていなかった頃に
止む無く選択していた方法と考えて良いかと思います。
より痛みが少なく、
赤ちゃんがより沢山飲むための授乳の方法は、
現在の母乳育児研究の最前線の一つです。
つまり、どんどん新しい事が解明されてきているので、
数年先にはもっと簡単な授乳方法が
見つかっているかもしれないくらいです。
それに、授乳には決まりはありません。
姿勢も自由です。例えば、、、
↑の記事にもそのヒントがあります。
赤ちゃんと工夫して、
ゆるりと過ごせるおっぱいタイムに少しでも早く、
辿り着けますように。