母乳代用品のマーケティングに関する国際規準について(続)
2013年 09月 23日
↑は先ほどの戸田のブログのhttp://smilehug.exblog.jp/19701591/に
対する1つの解決法のとらえかたとして、
瀬川裕史先生の案です。
問題と現実と解決策とがゴタゴタしているのも、
人工乳のマーケティングを見るときに
問題をややこしくしたり、分かりにくくしたりしているのを、
瀬川先生が、スッキリとまとめてくれています。
安全で信用出来るミルクを、ミルクを必要な赤ちゃんが飲めること。
、、、ここが抜けていると思うのです。
WHOの国際規準はとても大切な情報ですが、
ミルク会社に打ち出の小槌があるわけではありません。
少子化の時代に、ミルクの市場は確実に縮小しますが、
安全なミルクが必要な事、そして、
今のミルクはまだまだ完璧にはほど遠いことを考えていると、
乳業会社さんのもつ「安全なミルクを安定供給できる」機能を
守っていくのがどんどん難しくなっていく時代が
この先に控えている部分も光を当てていく必要があります。
今は日本など、国際規準が国内法制化されていない場所では、
営業マンの誤った営業姿勢の問題が表に出ても、
まだミルク会社さんの経営には若干のマイナス傾向が出ても、
企業の存続には直接心配がない状態でしょう。
でも、「この先」を考えたときに、
瀬川先生の視点も1つのヒントをくれるのではないでしょうか。
支援スタッフの皆様、是非、瀬川先生の
「母乳育児推進と乳業会社の溝をなくしたい!」
も、ご覧になって、安全な乳児栄養の未来を、
考えていただけたら、と思います。
もし、まだ、国際規準をご存じなく、
ミルクの不要な使用をお母さまたちに知らず知らずに勧めている
スタッフの皆様がいらっしゃいましたら、
母乳代用品のマーケティングに感刷る国際規準(全文翻訳)
(↑はPC, スマホのみです)がどのようなものか、
一度はご覧になっておいてください。