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Windows搭載DS!2画面携帯ゲーミングPC「AYANEO Flip DS」国内発売へ

 株式会社天空は、Ryzen 7 7840U搭載の携帯ゲーミングPC「AYANEO Flip DS」「AYANEO Flip KB」の2機種を日本国内で販売すると発表しました。5月下旬発売予定。色展開はシャドウブラック/ミルキーホワイトの2色。

 まるで任天堂の「ニンテンドーDS」かのような見た目をしている「AYANEO Flip DS」。AYANEO的にDSは「デュアル スクリーン」の意。「AYANEO Flip KB」のKBはキーボードです。どちらも同じクラムシェル筐体で、重量は約650g程度。搭載しているのがサブ画面か、物理キーボードかが差異です。

 メインディスプレイは7型IPS液晶。120Hz駆動。画面が開く角度は120度、150度、180度。

 サブディスプレイは、アスペクト比3:2の3.5型(960×640)で60Hz駆動。下部ボタンは、AYA Spaceまたはセカンドモニターとして機能。切り替えはワンボタンで適宜。

 これにより、メイン画面でゲームをプレイ中にフレームレートや電池残量、TDP管理等をサブ画面に表示したり、ゲームをしながら攻略サイトをサブ画面で開いたり、マッチング待ちの時間にYouTubeを視聴したりといったことが可能に。

 ホール効果ジョイスティックやホール効果トリガー、指紋認証機能付き電源ボタン、光学フィンガーマウスも搭載。このほかPDや4K/144Hz映像出力に対応したUSB4 Type-C端子、3.5mmイヤホンジャック、OcuLink端子も備えます。

 

 高TDPの携帯ゲーミングPCといえば発熱が気になるところですが、アルミ製ベイパーチャンバーと放熱フィンで放熱対策をかなり強化しているとのこと。

 Flip KBは、ちょうどサイズ感の近いGPD WIN Miniがライバルだと思います。打鍵感はプチプチとしたKBに軍配が上がるかと思いますが、より文字入力を優先した配置としては、ゲームパッドを上に押しやって幅も狭いGPD WIN Miniの方ですね。

左:GPD WIN Mini, 右:AYANEO Flip KB

 国内正規版の価格はAYANEO FLIP DS(7840U/32GB/2TB)が18万6780円、早割価格で16万9800円。KB(7840U/32GB/2TB)が17万9300円、早割で16万3000円。

 なお先行内覧会では、遠隔でAYANEOのアーサーCEOが質疑応答に答える場面もありました。

 GPDやOne-Netbookが出しているようなeGPUについては「クールなものを開発中」、DSとKBの注文比率については「中国では半々、海外では『DSはKBの4倍』」、ニンテンドーDSのようなスタイラスを搭載していない理由は「任天堂はタッチペン用ゲームを想定していたが、Flip DSのサブ画面はAYASPACE用として開発したから」、普段CEOがプレイしてるゲームは「アクションやレトロゲームなど」とのこと。

 5月には来日して新製品発表会を開催する意向を示しました。楽しみにしておきたいところです。

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