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格安SIM「IIJmio」のイチオシ特徴を紹介

 ドコモ回線のMVNOであるIIJmioのSIMカードを契約しています。MVNOの代名詞のような存在ですが、その特徴を解説します。

IIJmioの特徴

技術力に裏打ちされた信頼

 インターネットイニシアティブは、1990年代からISP事業を展開している通信事業者。2012年にはNTTドコモのサービスでMVNOを開始しました。お得に使える格安SIMの老舗というわけ。

 最近ではフルMVNOとして加入者管理機能(HLR/HSS)を使い、加入者情報を遠隔で書き込むeSIMデータ通信サービスを展開。eSIMは国内大手三社が他社流出をおそれて積極展開できない新世代の技術であり、これを先んじて展開することで、業界をリードしています。

 そうした長年の経験と技術力に基づき、知見を共有。ギークなユーザーや報道関係者向けのIIJmioミーティングを開催したり、一般ユーザーにも技術的知識を解説するIIJ公式ブログ「てくろぐ」を更新するなども展開。

 まさに技術と信頼で選ぶならこのMVNO、といったところ。

高速通信を翌月繰り越し、節約も楽しい

 毎月の高速データ容量(バンドルクーポン)は、「みおぽん(IIJmioクーポンスイッチ)」アプリから閲覧可能。

 高速モードのスイッチをオン/オフ切り替えすることにより、SIMカードごとにデータ容量の消費を停止できます。高速モードをオフにした回線は、最大200kbpsの通信速度となります。

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(みおぽんAPIを用いた有志による非公式アプリも存在)

 200kbpsというのは相当に低速な回線ですが、データの読み込みが始まった最初の3秒間だけ高速通信する「バースト転送」があるため、TwitterやLINEなどテキストメッセージ主体のアプリならばそれなりに快適に利用できます。(3日間の通信量が合計366MBを超えた場合、通信速度が制限される場合はあります)

 さらに使い切れなかったデータ通信容量は、翌月に繰越に。楽しく節約できますね。

“容量共有”も可能なので複数台持ちにもおすすめ

 全プラン(eSIM以外)でSIMカード複数枚(最大10枚)で容量共有が可能。夫婦や家族での利用はもちろん、一人で複数台の端末を使うヘビーユーザーにもありがたい仕組みです。

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混雑時間は速度は遅め

 帯域を大手キャリアから借りているMVNOの性質上、ある程度仕方ありませんが、利用者が集中する混雑時間では、速度は低下しやすいです。特に12時台の昼休みにはその傾向があります。TwitterやLINEは使えますが、動画ストリーミングは明らかに厳しくなることも。

音声プランの解約もしやすい

 元々IIJは、解約金制度も良心的でした。「即解約は高いけど、解約金が毎月減少し、1年使うと以後の解約金はずっと0円」という素晴らしい仕組みでした。

 さらに電気通信事業法改正にあわせて、1年間の解約金は1000円、その後も0円という仕組みに変更。合わなかったら別の会社に変えやすいのもいいですね。

即日MNPもできる!

 電話番号そのまま乗り換えられるMNP。SIMカードが届くまでに使えない期間が発生して困った経験をお持ちの方もいるでしょう。

 IIJmioの「おうちでナンバーポータビリティ」なら、SIMカードが届いてから、開通センターに電話をすれば、数時間で開通が完了。不通期間をほぼナシにできます。

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